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今から飛べるか飛べないか〜肩を張らずにフランス117

時勢が時勢だけに飛行機が離陸するまで不安が拭えない。無事に飛んでくれることを祈るしかない。

« Plan Vigipirate - alerte attentat » テロ警戒ヴィジピラートが敷かれた。現段階では学校関係の安全確保が優先ということだが、恐らく交通関係、特に飛行場は監視の目が厳しくなるだろう。空港内ロビーに軍から派遣された兵士たちが機関銃を持って徘徊する。 « Opération Sentinelle »。大きな駅の構内も同じ。警察 « Police »憲兵 « Gendarme » だけで人手が足りなくなると軍 « Armée » から駆り出されてくる。物々しい空気が漂う…

この週末ルーブル美術館とヴェルサイユ宮殿を1日閉鎖することになったニュースは日本にも届いていることだろう。実際に爆弾が見つかったわけではなさそうだが、匿名で怪しいメッセージが届いた限りはやむを得ない処置だった。

詳しい情報は日本のマスコミでも多く報道されていると思うので検索されるのをお勧めする。ここは今日の出発の話に留めておきたいので。

かつてこの警戒が敷かれた時に日本に立ったことがあった。この時のコントロールが基本になって今も残っているんじゃないだろうか。チェックイン・バゲージは手を離れてしまうので別に審査されるはず。検査の厳しいのが機内持ち込み手荷物。「液体」や「練り物?」の形をしたもの、「金属類」は取り上げられる。ジュースやお茶、チョコレート、ガムのようなお菓子類はその場でゴミ箱行き。口紅などは小さなビニール袋に入れて検査官に提示することが義務付けられた。バッテリーも考えてみると怪しいので要注意かも?あまり気にせずカバンやハンドバッグに入れてしまっていると大変なことになりかねない。そういう時はチェックイン・バゲージに入れた方がいい。

今回の持ち物検査でここまでやるかは知らない。日本到着後に報告できたらしてみようと思う。

飛行機以前にTGVがある。こちらも監視の目が光っているはずだが、それ以前に時刻通りに発車してくれればいいんだが… 実は先日13日の金曜日にストをやっていた。今のこの空気で給料上げろもないだろうに。ただここで引っ掛かると飛行機に乗れなくなる。全部御破算で泣き寝入り。生きているだけマシと考えるのはちょっと重いだろうか?

出国手続きを終え、いよいよ搭乗口にたどり着けたら、その時につぶやきで投稿でもするかな?

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