新月

弁護士、ときどき写真家。その実体は、ただのオタク。いろんな職場を放浪しています。

物語をありがとう

今日、京都アニメーションというアニメ製作会社が放火される事件があったそうだ。既に従業員30人以上の死亡が確認されており、平成以降最悪の放火事件となった。

放火した犯人は「パクりやがって!」と叫んでいたそうなので、著作権上のトラブルがあったのか、被害妄想だったのか。

犯人に関する情報がほとんど入ってこないせいか、犯人に対する怒りはあまり湧かず、ただただ、とても悲しい。

なぜ、『ヴァイオレット・

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
11

「進撃の巨人展 FINAL」

森アーツセンターギャラリーで行われている「進撃の巨人展 FINAL」を見に行った。

言うまでもないかもしれないけど、ぜひツアー音声ガイドは借りた方がいいです。12人の声優を使っているのでお高め(800円)だけど、聞きながら進んだ方が絶対面白い。



さて、壁に造られた門を抜けると、短い映像を見せられる。

『100年前、大多数の人間は巨人に補食されて殺された。なんとか生き延びた人間は、巨大

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
7

金魚を忘れる

桜庭一樹が書いた、映画「嵐電」の映画評を読んで驚いた。私もほぼ同じ夢を見たことがあるからだ。

これまで見た中で最も恐ろしかったのは、「亀を飼ったことを忘れる」という夢だった。自宅でくつろいでいて、ふと思い出すのだ。半年前に亀を飼い始め、すぐに忘れたことを……。水槽はすぐ後ろの棚に乗っている。わたしは、ゆっくり、振り…返り……。ギャーー!?

怖すぎて、意思の力で起きてしまった。

私の場合、飼っ

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
15

格差をなくすには

たまたま見たYahoo!ニュースの記事で、少し前に不思議に思った弁護士の行動に合点がいった。

『「貧しいのは本人のせい? エリート階級に広がる「自己責任論」、乗り越えるには。格差問題の専門家に聞く』という、こちらの記事↓。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000001-withnews-soci

社会学者の橋本教授は、「世の中に貧困

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
13

君の書く言葉が好きだった

プライムビデオで劇場版アニメ「屍者の帝国」を観た(本当は「虐殺器官」が見たくて検索したんだけど、プライムビデオにはなかったので)。

小説『屍者の帝国』は伊藤計劃の遺作で、試し書きとして編集者に渡された30枚ほどのプロローグが、彼の最後の作品になった。その後、彼の後を継いだ円城塔が、『屍者の帝国』を完成させた。

映画版と小説版はかなりストーリーが違うらしいけど、映画版のあらすじはこんな感じ。

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
12

【ネタバレあり】伊藤計劃『虐殺器官』(と年金問題)

久しぶりに伊藤計劃の『虐殺器官』を読み直してみた。

カバー写真は、内戦地を飛び回るこの物語に合うと思い、使わせていただいた。壁が崩れ落ちた建物と少女。どうやってこんな写真を撮ったんだろう。凄い。

(こちら↑が再読した『虐殺器官』。気に入った言葉のところに付箋を貼っていたら、なかなかの数になってしまった)

さて、怒濤のネタバレ。『虐殺器官』のストーリーについて。

主人公のクラヴィス・シェパー

もっとみる
ありがとうございます! 気に入ってもらえて嬉しいです😆
8