相続は誰もが経験するものですが、手続きや税金の処理など非常に面倒でわかり難いものです。

ですが、相続が難しい、分からないといって、放っておくと大変なことになってしまうかもしれません。

そこで、相続に関する手続きや基本知識ついて、誰でもわかるように、簡単な言葉でお伝えしようと思います。

相続とは人が死んだとき、相続人にすべてを受け継がせること

今回は、まず相続が何かについて説明をします。

相続とは、人が死んだときに、財産的な権利や義務など一切を、相続人に受け継がせることをいいます。

ここで注目すべきなのは、

権利だけでなく義務も対象であること

です。

権利だけでなく借金やローンなど義務（債務）も相続の対象

相続の対象になるのは、土地や財産といった権利だけではありません。

借金や、ローン、売掛金や、保証債務など債務も相続の対象になるのです。

そのため、場合によっては、相続の対象が債務しかないということもありえます。

ただ、その場合は、相続自体を放棄することができるので、放棄してしまえば、相続人が借金を背負うことはありません。

その他、相続に関する基本知識は、次の機会で。