新たな時代の契約手段の実現。平成の時代にクラウドサインが取り組んだこと -テクニカルイノベーションと普及活動 -

新たな元号の発表とともに、3月決算である企業は新たな期を迎え、新鮮な気持ちで4月が始まりました。2015年にリリースしたクラウドサイン当時は、電子契約という手段が流通するそぶりも見せず、企業たちは印章を用いた合意以外の手段の検討はほとんど行われていませんでした。

クラウドサインがリリースしてから、様々な事業活動を通して、その変化を徐々に感じることができつつあります。以下のクラウドサイン導入企業一覧はロゴ掲載許諾をいただいた一部の企業ですが、徐々に業種業態を問わず、浸透してきたことがわかります。

2019年期に取り組んだこと

私たちが2019年期に取り組んだことは、まずは顧客が電子契約を用いる上で利便性を感じることができるプロダクト作りです。クラウドサインでは常にプロダクトロードマップを開示しています。ご興味ある方はご覧ください(詳細は、こちら)。

2019年期に最も取り組んだことは、契約締結SaaSから、契約管理SaaSにも進化を遂げることです。クラウドサインでの契約量も増加していき、締結した契約書を効率的に管理したいという声に応えるために契約管理機能を重点的に開発してきました。

契約管理といっても単純ではなく、過去の契約書データをスキャン保存し、クラウドサインに格納/ストレージ保存し、いつでも検索可能にすることです。または、テクノロジーを活用した、契約の終了期限が近づいたらアラート通知が飛ぶ仕様もすでにリリースいたしました。これからの契約締結をクラウドサインで行う以外にも、過去の契約書を効率的に管理するためにクラウドサインを活用する事例が増加しています。

大量の契約書を処理するテクニカルイノベーション

そして強化しているのが、大量の契約書を処理するような製品開発です。従来まで数万枚の契約書を作成、印刷、稟議申請、押印、郵送といった一連のプロセスを行うのは本当に大変でした。

例えば、アルバイト社員が数千人、数万人いるような企業では、契約条件は基本的に同一でも、氏名、住所などの変数が異なるため、人力で契約書を数万枚作成していました。数万枚印刷し、数万枚押印し、数万枚郵送するような業務をオペレーションを構築していました。

クラウドサインは、これらの業務を現代の技術を用いて解決するための最適な製品開発、UXの実現を志向してきました。一括作成/送信機能とWeb APIの活用です。クラウドサインのWebブラウザ上でも一括作成/送信が行える処理とともに、Web APIを戦略的に開発しています。

SalesforceやkintoneのPaaSで構築された帳票作成サービスと組み込むことによって、一括して帳票作成から契約合意までを行うことができたり、クラウドサインで締結した書類の情報をSalesforceなどのCRMに転記するような作業が自動化することができます。RPAを用いることも手段ですが、クラウドサイン Web APIを活用した業務の自動化を積極的に提案するようにしています。

そのため、クラウドサインを積極的に販売する以外の戦略として、Web APIを活用してもらい「黒子」としての機能を強化しています。皆様が普段利用するプロダクトの裏側にクラウドサインが潜んでいて、知らず知らずのうちにクラウドサインを利用しているような体験です。例えば、マッチングプラットフォームを利用するときにサービス上で合意できるような機能がある時、実は裏側でクラウドサインが動いているような体験です。これらの戦略を「Connected Everything」と呼び、2019年期の基軸戦略としています。

そして同日発表したのは皆様大好きなSlack社との提携で、プライベートカンファレンスの「CloudsignDay」では、Slack Japan代表の佐々木様と対談する機会に恵まれました。

その結果、2019年期は様々な受賞にも恵まれました。グッドデザイン賞TOP100選出、ASPICアワード支援業務分野準グランプリ、BOXIL SaaSアワード受賞など、数多くの受賞を受けることができました。

最大のカスタマーサクセス

今後も多くのテクニカルイノベーションを実現するとともに、顧客からの最大の声に応えたいと考えています。クラウドサインを普及させてほしいとの声です。せっかく導入したクラウドサインも、取引の相手方が紙を要求してきたら意味がありません。

ようやく普及させられる下地ができてきました。

2019年4月から労働条件通知書の電子化解禁が行われ、2019年5月からは賃貸借契約の電子化社会実験が開始されます。一般消費者が日常の場面で触れることとなる契約文書の法改正などが検討され、ようやく我が国においてもブレイクスルーとなりそうです。

ようやくクラウドサインの普及本格期がこれから迎えられることとなります。少しだけでも応援いただければ幸いです。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

お読みいただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ

(´ー`)ノ⌒θ
13

橘大地

Inside CloudSign

クラウドサインの中の人の記事です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。