イニエスタ、フェルナンド・トーレス獲得効果から見る、今、Jリーグクラブは大型選手獲得に投資すべきかの分析。

先日Jリーグから「J.LEAGUE PUB REPORT 2018」という公式レポートが発表されました。様々興味深いレポートが盛りだくさんで、リンク先から現物をご覧いただければと思います。

今回着目したのは、大型外国籍選手を獲得した効果です。2018年のJリーグを象徴する出来事の1つとして、Jリーグに大型外国人選手が現れたことが挙げられます。タイトルの通りですが、ヴィッセル神戸にイニエスタ選手が、サガン鳥栖にフェルナンド・トーレス選手が今年加入いたしました。

以前にもイニエスタ選手加入のヴィッセル神戸の今後のPL予測を行いましたが、「J.LEAGUE PUB REPORT 2018」ではヒントとなる記載が見受けられましたのでご紹介いたします。

イニエスタ、トーレス選手の集客力

イニエスタ選手の影響で、ヴィッセル神戸ホームゲームが満員となる報道が加入当初なされました。

2018年シーズンが終わった今、データで振り返ってみましょう。

■ヴィッセル神戸の入場者数
 イニエスタ加入前の入場者数:17,170人
 イニエスタ加入後の入場者数:24,752人

これがイニエスタ選手加入前後の入場者数の数字です。実に約7500人ほどの増加で、増加率で140%しております。たった1人の選手の獲得で、です。ヴィッセル神戸の客単価が約2500円(※前年のファクトデータを元に筆者推測)ですので、1試合あたり約2000万円の収益となっています。これはあくまで入場料収入のみで、客が増加したことによるスポンサーからの収益などは別に発生致します。

そして、フェルナンド・トーレス選手の影響も見てみます。

■サガン鳥栖の入場者数
 フェルナンド・トーレス加入前の入場者数:12,452人
 フェルナンド・トーレス加入後の入場者数:17,265人

こちらも4800人増加で、増加率139%となっています。驚異的です。

それでは、その他にもイニエスタ、フェルナンド・トーレス選手がJリーグにきた効果があります。これらの数字を紹介した上で、タイトルの通り、「今、Jリーグクラブは大型選手獲得に投資すべきか」について分析・解説していきたいと思います。これはJリーグのみならず、その他のスポーツリーグにも平行展開できる考え方になるはずです。

記事を書いている途中で、ヴィッセル神戸のUSAツアーも発表されましたね。オーナーである楽天の国際戦略と合わせて解説していきたいと思います。

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・イニエスタ獲得によるポジティブデータ
  アウェイゲームでの貢献
  メディアでの報道
・楽天グループへの貢献
  楽天市場、楽天カード、楽天トラベルとのコラボレーション
  チケット、ファンクラブ会員費の値上げ
・今、Jリーグクラブは大型選手獲得に投資すべきか
  
理念強化分配金の使い道

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イニエスタ、フェルナンド・トーレス獲得効果から見る、今、Jリーグクラブは大型選手獲得に投資すべきかの分析。

橘大地

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橘大地

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