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33カ国120都市以上旅した、ソロ旅オタクの私がnoteで情報発信する理由

ひとり旅の素晴らしさをまだ見ぬ多くの人に届けたい。

私が旅を通して感じたこと、エピソードや情景を写真とともに伝えて、これから旅に出られる読者の方の背中を押したり、旅のエッセンスを疑似体験してもらいたい。

そして、そこから少しでも次の旅につながるヒントや生き方のヒントを見つけてもらえたら、嬉しい。

そんな想いで、2023年6月からnoteでひとり旅に関する情報発信をはじめました。

人生が開けていく瞬間は、いつも旅とともにあった

北インド・ハリドワール最大の祭典(何のお祭りかは不明)

側から見たら何不自由なく働けていたはずの超絶ホワイト企業をあっけなく辞めてしまうなんて、おそらくはインドを旅していなかったらしていなかったであろう決断のひとつです。

もちろん後悔はしておらず、今となっては寧ろ英断だったと思っています。

はじめての海外ひとり旅で訪れたイタリアは、ソロ旅オタクになるには十分すぎるほどのワクワク感ときっかけを与えてくれた場所でした。

会社を辞めた直後に行った3ヶ月間のヨーロッパ周遊ひとり旅の間に、現在の事業につながる自身のコアが見つかったのも、まさに旅に出た恩恵でした。

世界一美しい街、チェコ・プラハにて(いちおう左が私です。言わなくても判るか)

それから、コロナ禍になる直前に独立してフリーランスとしてやっていこう、と決断する頃には、周囲の反対を押し切ってベトナムへ行きました。

日の入り前のベトナム・ホーチミン(Photo by Ann)

その時、偶然(というには出来すぎている)出会いを果たした現地の同年代の女性がいます。

ベトナム・ホイアンの田舎
壊れかけの自転車で街から街へ、田舎から海へと縦横無尽にかけ回った。

彼女は独立して自分のビジネスと拠点を持っていて、同年代とは思えぬほど精神的にも経済的にも自立して暮らしている姿に感化されて、

私も彼女のようにフリーランスとして独立して、必ずまたここに戻ってきたい

そんな風に決意を固めたことを昨日のように覚えています。

あの時、あのタイミングで行くことを決めて行動したからこそ、今がある。

ポーランド・アウシュビッツ(ビルケナウ)
西回りでのヨーロッパ周遊のきっかけをくれた場所

旅に出ると不思議と答えが見つかる感覚が常にあり、人生のターニングポイントはいつも「旅」とセットで歩んできました。

今でも当時の旅とこれからの旅のことを考えている瞬間は、他のどんな瞬間にも増して体温が上昇していくのが分かります。

そう、私にとって「旅」はかけがえのないライフワークのひとつなんです。

申し遅れました、【なつかしくて、あたらしい自分に出逢うソロ旅】プロデューサーのかほと申します。

「ひとり旅」をして、あたらしい自分に出逢う。

北欧のヴェネツィアとの異名を持つ、大好きなスウェーデン・ストックホルム

私のひとり旅のテーマには、いつも『自身の解放』というキーワードが存在しています。

旅中、常に内なる自分と対話する中で、普段は感じえない感情に触れ、新しい自分を発見していく。

その過程を享受できるのは、他者との旅行では味わえないソロ旅の醍醐味だと思っています。

自分らしく自在に生きる人を増やしたい≒過去の自分に向けたメッセージでもある

2019年ヨーロッパ周遊時に訪れたデンマーク・コペンハーゲン(Nyhavn)

私自身、ひとり旅に出る前の自分と30ヶ国以上ひとり旅をしてみた「今」の自分との間には、とても同じ人間とは思えないほど大きな差があります。

極度な内向的人間の引っ込み思案なタイプで、常に他人の顔色を窺うように生きてきた幼少期、そして大人になっても嫌われることを恐れるあまり、No.が言えない性格が邪魔をして、本当の自分の気持ちに蓋をして生きてきた時間が長いです。

そんな自分を変えたい、これまでの自分の殻を破りたい、と生き急ぐように旅」に出て自身と向き合い、自己解放の機会を重ねていくたび、少しずつではありますが、思い描く理想の自分に近づけている実感が持てるようになりました。

クロアチア・ドゥブロヴニク旧市街(前日の深夜、胃腸炎で救急に運ばれました)

それ以来、きっと過去の自分と同じような感覚で悩んでいたり苦しんでいたりする人がいるのではないか、そんな風に思うようになりました。

それと同時に、過去の自分と同じように思う人が旅に出て、自己解放する過程で本当の自分を見つけていき、もっと自分らしく、自由自在にのびのびと人生を生きられる選択肢が増えれば、この世界は「今」よりもっと寛容で柔軟で生きやすくなるのではないか、とも考えるようになりました。

私が語っていることは一部の人には夢物語に聞こえるかもしれませんし、全く関心を持たれない人がいることも承知です。だからこそ、全ての人にこの生き方を推奨したい訳ではありません。

ただ心のどこかで、本当の自分を生きることを願っていたり、自分らしく生きたいと夢を持っていながらも、自分で自分を押さえつけて、誰かが勝手に決めた枠におさまろうとしているなら、定期的に自分を見つめ直す「旅」に出てみてほしいのです。

そうすれば、今は信じられないかもしれませんが、ひとり旅を終えて帰ってくる頃には、嘘みたいに想像しえなかった視点や気づき、発見が次の進む道を提示してくれる、と信じてやまないのです。

私は、そんな誰かのたった一人でもいいから、背中を押せるような発信をしたいと考えています。

つまりこのnoteは、ひとり旅の楽しみや魅力を伝える一方で、本当はもっと自分らしく生きたいのに心の声に蓋をして、満たされない想いを抱きながらくすぶっていたあの頃の自分に向けて、書いています。

自分をここまで連れてきてくれた全ての人に恩返ししたい

フィンランド(ヘルシンキ)〜スウェーデン(ストックホルム)までの船旅で見た夕焼け

自分の人生に何らかのかたちで関わってくれた人がいるからこそ、今の自分がいる。

ひとりでここまで来れた訳じゃ決してない。

月並みな表現ではありますが、フリーランスとして独立してから、その想いがより一層強く感じられるようになってきました。

異国を旅すれば誰もが『赤ちゃん』に戻る

モンテネグロ・オストログ断崖絶壁に建つ奇跡の白亜の修道院(こんな標高の高いところにどうやって建てたのか、本当に謎…)

日本で何不自由なく生きていると、一人前の大人になれば何でも出来るような気になってしまう時があります。

少なくとも今よりももっと若かったハタチくらいの自分は、そのように考えていました。

でもそれが異国となれば話は別で、日本で当たり前に出来たことが突然出来なくなったりします。

バスの乗り方ひとつとっても、食事をオーダーする時も、横断歩道のない道路を渡らねばならない時だって、日本では簡単なことが海外では一筋縄では行かなくなり、海外に行き始めて間もない頃の外国人である自分はどうしていいか分からず立ち尽くした経験をしたことがこれまで何度もありました。

その度に、日本でしか暮らしたことのなかった自分は、井の中の蛙だったなと恥ずかしい気持ちになってきました。

そして、些細なことから大きなことまで現地や旅人、あらゆる人に助けの手を差し伸べてもらいました。

黄昏時のシンガポール、リバークルーズからの眺め

だからこそ、今度は私が関わってくれた人に恩返しをするような気持ちで誰かの力になれたらと思います。

「ひとり旅」の魅力やきっかけとなれるようなコンテンツを伝えて、そこから実際に旅に出て、自分らしく生きるきっかけを掴む人を一人でも多く増やしたい。

そういう未来が、私の思い描く理想の未来であり、情報発信のモチベーションです。

はじめましての方、ここまでお読みくださりありがとうございます。

そしてフォローしてくださっている方、いつもありがとうございます。あなたのいいねにこれまでどれだけ心が救われたか分かりません。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

かほ|旅とエッセイ。
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