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#せかい部×SDGs探究プロジェクトが示した若者の能力 最終回


ちわっち。やっと学年末考査が終わりました。るんるんです。

今回がいよいよ、#せかい部×SDGs探究プロジェクトのレポート掲載の最終回となります。私の想いとメッセージを詰め込みました。

それではどうぞ。



若者の持つ能力、その育て方


以上で示した通り、若者には時事的な運動や情報を素早くキャッチし反応する「参画力」、 適切なデバイスを自分で選択し発信に独創性を加える「技術活用力」、ユニークな企画を考案し実行する「企画・行動力」がある。


これらはペーパーテストはともかく実際に観察する方法でさえも測ることが難しい。自由性を持つプロジェクトを与えてみてはじめて発現するものだからだ。

若者の持つ能力を目の当たりにしたい、もしくは伸ばしたいのなら、学校や企業は生徒や人材について、目に見える成績や賞・資格だけで全てを判断することをやめ、「やらせてみる」ことが大切であると私は考える。



私ができなかったこと


最後に、私からのメッセージを添えてこのレポートを締めさせて頂く。なお、SDGsに関するものではない。


このレポートは12月20日に完成したものである。既にベストレポーターや特別賞受賞者の発表は終わっており、レポーターの方々は思い思いの活動をしている。彼らは10月も11月も、惜しむことなくプロジェクトに携わっていたのだろう。


私は10月こそ精力的に学習及び発信活動を行っていたが、11月は定期考査が近づいていたためそれらを全て停止した。おかげでほとんど全ての教科で9割以上を得点し、(正直いつものことだが)(偉そうとかそういうことじゃなくて) 学年順位1位を獲得した。しかし約1ヶ月に渡る活動のブランクは大きく、他のレポーターとは活動量に大きく差が出てしまった。考査終了後も行事や進路決定などに追われた結果、レポートを12月8日の最終締切に間に合わせることができなかった。


私がもし学力を最優先事項とするならこれは仕方がないことなのかもしれない。しかしこのプロジェクトには、学校の授業では教わらないこと、今の学校では実現しにくいことが凝縮されていた。毎日のように行われた講義はSDGsへのリアルな理解を促すものであったし、他のレポーターが協力して発信活動をする様子も素晴らしかった。私もその輪に少しでも入ればよかったと思う。


迷うあなたに伝えたい



学校の仕事は私たちの学力を上げて安全な将来を歩ませることであるから(少なくとも私がいる高校はそうだ)、このような活動はせいぜい推薦入試の材料程度にしか見られない。家族も同様、学校の勉強で結果を出して私たちが良い大学、良い企業に入ることを一番とするだろう。


このレポートを読んでいるあなた、特に似たようなプログラムに参加しようと思っているあなたがそう思うなら、学力向上に時間と力を注げばよい。しかしそれで少しでも後悔してしまいそうなら、勉強より熱を注げるものが存在するなら、家族や先生に何を言われても目の前にある熱中できることに全力投球すべきだ。なぜならそれはあなたを、より多面的な人格にする行動であるから。



あなたが私と同じ過ちを繰り返さないことを、心から願っている。



早稲田佐賀高等学校(佐賀) 古川 瑠璃
#せかい部 ×SDGs探究PJ高校生レポーター (生物多様性を守ろう)




という訳で、これにて#せかい部×SDGsのレポート掲載を終了させて頂きます。閲覧ありがとうございました!


#せかい部 ×SDGs探究プロジェクトのメンバーは、学生団体立ち上げ・超人気プログラムへの参加(定員30名に対し、#せかい部×SDGsメンバーより2人参加)・更なる情報発信など、今もなおそれぞれの道を走り続けています。


私も負けてられない。      ということで、

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新プロジェクト、開始します。




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