今週のアイデア10個 2020/11/29

 毎週日曜夜にアップしています。
 私が思いついたところで、私には実現できないことばかりなので、公開しています。

01 水墨画にAIで着色する
 AIに水墨画と水墨画っぽいカラー写真を学習させる。
 カラー写真は水墨画のモチーフになった場所でもよいし、巣僕が出描かれてそうな場所でもよい。
 カラー写真をもとにして、水墨画にAIで着色させる。
 オリジナルである水墨画と、存在する風景の色と、どちらが本当でどちらが空想なのか主客転倒、主従逆転の構図が生まれる。
(よく似たことは福田美蘭が石膏の鏡像を使ってすでにやってる。福田美蘭やっぱすごいです)

02 コンビニのホットスナックコーナーで焼きトウモロコシを売る
 冬になると気になるコンビニのホットスナックコーナー。
 肉まん、焼き鳥、揚げ物、焼き芋、おでん。大体の商品は出尽くしたが、焼きトウモロコシを売ってるところはまだ見たことがない。
 半分にカットして、しょうゆダレで焼けば、店内に香ばしい香りが広がって、客はつい買ってしまうはず。

03 逆プレミアム商品券
 市町村が発行している、プレミアム地域商品券というのがある。
 例えば額面13,000円の商品券を10,000円で購入することができて、その市町村内だけでしか利用できないが、お得に買い物ができるようになる。
 つまり、3,000円分のプレミアが付いているということである。
 逆のプレミアを付けた商品券を市町村が発行するとどうなるか。
 額面5,000円の地域商品券を10,000円で市町村が発行する。その代わり、その代金、10,000円分は住民税の控除対象となる。
 と、ここまで書いて、これってふるさと納税の事だと気付いた。

04 同一労働同一賃金の名称を変更する
 同一労働同一賃金というのは、同じ仕事したのならば、正社員でも派遣でもパートでも全員同じだけの給料を支払うべきだという考えの事。
 でも、労働っていったい何を指しているのか。例えばプロ野球選手が1シーズンフル出場すれば、三冠王を取っても打率1割台でも、同一労働なのか。何も事件が起きずぼーっと過ごした日の警察署の署長とヒラ署員は同一労働なのか。
 労働という言葉を使うから訳が分からなくなるので、同一成果同一賃金に変更すればよいのではないか。

05 ギャンブラーに掛けるギャンブル
 例えば競馬は走る馬の順位を当てると、当てた人に掛け金が何倍かになって返ってくる。馬の能力や馬場のコンディションをうまく見抜ける力を持ったギャンブラーがより高い確率で当てることができる。
 ということは、ギャンブラー間にも能力の差があり、誰が的中させるかということを予想の対象にすることができる。メタギャンブルである。
 ギャンブラーは自分の金をかけて自分のためにギャンブルをやっているのだから、負けるわけにはいかないし、競馬や競輪などはギャンブラー同士の勝負ではないから、ギャンブラーの勝敗をの対象にしても八百長は発生しない(全員外すという買い方をできる場合は別)。
 俺はこのレース絶対に当てて見せる、絶対に。という自信があり、人生賭けてみせます、というギャンブラーは馬に賭けたうえで、さらに自分にも賭けることでダブルでお金ゲットだぜ。

06 節約した電気代で下着を編む
 人間が生きていくうえで下着は必須である。
 下着を作るにはまず、パンツであれば、シャツであれ、靴下であれば、生地を編む必要がある。
 生地を編んだ後はミシンで縫製する必要がある。靴下などは編むだけで完結するのかもしれない。その辺はよく知らないけど。
 編むにも縫製するにも電気の力が必要である。
 そこで、自分が普段の生活の中で節電に協力したら、アプリにそれを節電量として蓄積していく。あるいはアプリの節電自体をアプリに記録していく。
 節電できた電気の量が一定量を越えたら、つまり、パンツや靴下を編めるだけの電気がたまったら、下着を購入することができるようになる。
 そうやって購入した下着には節電マークが入っている。

07 カルテを共有できる美容院とサブスク
 美容院は一度通い始めるとだいたい同じ店に通い続けることになることが多い。支払いの際に次回の予約を入れると特典があったり、同じ美容師が毎回担当してくれれば自分の好みやニュアンスを理解してくれやすい。さらには前回までのカルテがあれば、「この前と同じ感じで」というだけで伝わる。
 しかし、世の中には多すぎるぐらい多くの美容院があって、もしかすると今通っている美容院より良い店があるかもしれない。しかし、今の美容院との関係を絶ってまで新しい店に切り替えるのは精神的障壁が高いし、もし新しい店がイマイチだったときにまた元の店に戻るのもなんか戻りにくい。ましてや二つの店を交互に行くのも変だ。
 なので、美容院が手を取りあり、複数の店舗で顧客のカルテを共有できる仕組みを導入すればよいのではないか。そうすれば、他の店や他の美容師を試してみるハードルも下がるし、ちょっと短くするぐらいなら近くの安い店を試してみたり、こだわりのある施術やイメチェンをしたい時は一番信用している美容院を高くても利用してみたりできる。そして、どんなことをしたのかということは共通のカルテがあるので、どの店、美容師も把握しやすい。
 美容師にしてみれば、他の店の美容師がどのようなことをやっているのかがわかるわけで、それはノウハウの流出にもつながる可能性はあるが、お互いに切磋琢磨することでそれぞれの店の技術力アップにも貢献するのではないか。
 さらには、そうやって手を組んだ美容院が増えていけば、月額制で様々な店の施術を好きなだけ受けれるサブスクにも発展させられる可能性もある。

08 ポテトチップス ミックス味
 うすしおにするか、のりしおにするか、コンソメにするか、それとも新発売のフレーヴァーにするか。迷ってしまう人のために、全部が入った、『ポテトチップス ミックス味』を販売するというのはどうか。
 全部の味を付けるのではなくて、それぞれの味が付いたチップスが混ざっている。

09 フォントを選べるオーダーメイドの将棋の駒
 将棋の駒には歩とか金とか王とか、毛筆風の書体で文字が書かれている。
 それを、毛筆風以外の書体のフォントを選らんで将棋の駒を作れるオーダーメイドのサービスを作るというのはどうか。
 フォントは、新ゴとか小塚明朝とか。
 DTPとかを生業にするフォントオタクが喜ぶはず。

10 どこに何を置いたか覚えておいてくれるアプリ
 家の中のどこかに何かを置いて、いざ使おうと思ったときに置いた場所を思い出せないことがよくある。
 そこで、物を置いた時に、スマホに向かって、「夏のパジャマ 箪笥の下から二段目」とか「巻き尺 机の上」とかいうだけで、物と場所の関係を覚えておいてくれる。
 どこに置いたか分からなくなったときはスマホに向かって「〇〇はどこにありますか?」と聞けば教えてくれる。
 いろんな物の置き場を登録しておくことで、その人の癖や習慣も学習してくれて、「△△がどこにあるか分かりますか?」とスマホに聞けば、置いてありそうな場所の候補を教えてくれる。

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