なぜVR/ARではなくMR(Mixed Reality)が未来をつくるのか?

今回はVR/AR、そしてその先の未来についてです。
VR/ARってたまに聞きますが、その定義や違い、これからの私たちの生活をどう変えていくのか?意外と理解してないなー。と。
今回は、Digital Devotion Group(DDG)のファウンダーの一人であるKai S. Utzingerさんにお話伺ってきました。

Digital Devotion Group:
VR/ARに関連した事業を自社で運営しながら、同じ分野のスタートアップのアクセレレータープログラムを提供したり、エージェントとしても事業を行っている会社です。http://www.digitaldevotion.com/

さて、Kaiさんのお話では、VR/ARが向かう先の未来は MR (Mixed Reality:複合現実) が作るとの事でした。はて、MRって何なんでしょうか?

その前にまず、ARとかVRってなんでしたっけ?というおさらいです。

AR:
Augmented Reality (拡張現実)の略で、現実に見えている世界の視覚情報にコンピューターを使って情報を追加する技術の事を指します。
有名な例としては、ポケモンGO!が挙げられますね。アプリを起動してスマホをかざすと、スマホの画面上に現実世界の映像の中にポケモンが見えるやつです。(例:https://www.youtube.com/watch?v=8hJk63e5TeY
VR:
Virtual Reality (仮想現実)の略で、実物ではないけれども、あたかも実物かの様な体験を五感に訴えて再現する技術と再現された空間の事を指します。この世界では、仮想の空間にもかかわらず、その世界で物に触れたり感じたりする事が可能です。

例えばこういう360°見せるVRビデオがあったりします。(https://www.youtube.com/watch?v=QKm-SOOMC4c)

また、五感なので、視覚だけではなく装置を頭に装着して動き回れる体験型のVR設備もあります。恐竜の世界にワープしちゃえます。(https://www.youtube.com/watch?v=knBxsGavs54)

では、冒頭キーワードとして伝えたMixed Reality(複合現実)って何なんでしょうか?

まだ、発展途中の概念なので、統一された定義ではない様なのですが、お話伺ったKaiさんの定義は

Mixed Reality(複合現実)とは、Virtual Reality (VR)Augmented Reality (AR)の間に位置するもので、目の前に見えている現実世界に仮想世界が入り込んでいる状態を作る技術と、その世界のこと。

現実の世界に、仮想現実が重なった世界。
歩きながらすれ違った人がツイッターでつぶやいたコメントが見えたり、道端にいるポケモンをなでなでして、触って一緒にじゃれたりできる世界。

と言っても、どういう世界かイメージつかないと思うので、MRの世界ってこんな感じかも?というYoutubeビデオを紹介させて頂きます。

・・・いやなんか、絶句。目が回る。

・あらゆる空間が広告媒体。てか、広告多すぎ。
・電話をとると、目の前に上司が現れる(ヤダー汗)。
 (しかも同時通訳で「遅い」と詰められる)
・音声でGoogle検索。しかも結果は手の平に表示。
・バスの降り際に運転手を★★★で評価。
・道行く人の頭の上に出てる紫のポチを指でピってやったらスペックとか出てきそう笑。
・ヨーグルトの蓋からCMが飛び出てくる

何より統一した仕組みで人生管理されてる感がゾクっとします。

ビデオでは、彼女のアカウントが何者かにハッキングされて、生体認証が求められた結果?手を切られて(汗)、認証完了し、もうこんなの嫌だ。って人生をリセットしたところで物語が終わっています。
映画のマトリックス的な?世界観ですね。


いやいや、こんなの妄想でしょ、と思ったあなた。
Googleが以前発表したGoogleグラスや、マイクロソフトのホロレンズというのがARを実現する為のツールとして発売されています…。
GoogleグラスはMBAのマーケティングの授業で失敗例として取り上げられるほど商品リリースで派手に失敗しましたが、マイクロソフトのホロレンズは色々と批判をされながらも頑張っている様です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens

そして、このトレンドを大きく加速させるだろうと言われているのが、Appleが作っていると噂されているAppleグラス。
謎に包まれた製品ですが、Appleが昔発表したコンセプトや、2014年以降申請している特許の公開情報から色々な憶測が飛び交っています。
業界内では、今後1~2年以内に消費者向けAR製品が出されるだろうと言われています。

Kaiさんは、Appleグラスの様な製品が広く普及してくれると、業界全体が活性化する起爆剤になる。と、前向きに捉えていました。

Appleグラスのデザインは諸説あり、「Apple AR Glasses」でGoogle検索すると色んなパターンが出てきます。

もし、この製品がスマホの様に広く普及すると、普通に一般人がMR世界を生きる日が来るかもしれません。

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