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強欲との対比

 強欲の対比、言葉として「足るを知る」。強欲は、どこまでも留まることが無い。足を知ると幸せが訪れると言う現実。

 しかし、強欲を止める力は、なかなか難しい。生きている生物であるので、欲があってしかり。その欲と上手く付き合う方法が、東洋的知恵・叡智なのかもしれない。足を知ると言う言葉は奥が深い。

 足を知るとは、勝ち負けで無い価値観が必要。人と比べない価値観、そして、腹八分目。清貧の哲学かもしれないが、世界を覆い尽くそうとしている強欲に対抗するにはこれしか無いような気がするのだが。

 今更、新たな宗教が出来て、清貧を唄っても、無理がある。宗教は哲学であり、幸福の追求なのだが、、、、、昔、エライ人の言った、あるいは書いた事を正しいとして、世界を捉える。世界には、進化論を否定する宗教は、当たり前である。そして、遺伝子や発生などの科学すら否定する集団がある。

 ホント難しい問題だ。地球温暖化が正しいのか、正しくないのかは、脇に置いておいて、実際、これだけの化石燃料を使うと、地球は変わるよね?と言うのは実感としてあるはず。CO2濃度が増して、植物にとっては光合成し易い環境とはなるが、残念ながらCO2排出スピードが大きく上回っているので、CO2濃度はドンドン高くなっていく。それが、地球温暖化なのか、単なる振れ幅なのか、氷河期前の前兆なのか、そんな議論は脇に置き、どう考えてもエネルギー使いすぎだろ?と言う感覚は、誰しも持っているのではないだろうか?

 そう、少しの足を知る事が、人類の延命に繋がると思うのだが、、、、、まあ、趣味で無農薬・無肥料農業をやる身としては、この程度を考えるのが限界で、人類の延命方法を思いつかないのが、残念ではあるのだが、、、。

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