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てんかん

てんかん。

皆さまも、名前だけはきいたことがあるのでは?けいれんして、気絶してしまうような症状です。実はこれ、100種類近くの症状があるのです。例えばけいれん発作が想像として浮かびますが、ボーとしてしばらく反応がないこと、記憶がないこと、ふらふらして歩いていること、手だけが震えている、様々。

そして脳卒中、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、脳の障害を起こすとかなりの方が併発します。そして大人になっていきなりなる方もいるのです。私も、脳腫瘍で脳が傷ついたことによる「症候性てんかん」になりました。

実は、子供でもてんかんを起こすこともありますよね。小児性てんかんは大人になれば大抵は治るといわれています。反対に大人になってからは、治りません。抑えるのは薬のみ。

けれどこれ、脳の電気信号で勝手に起こるのです。眠っていても、笑っていても突然に。
抑えようはありません。
しかも、痛いのです。看護師の私も知らなかった!!
私の場合は意識消失はまだありません。けれど、一番ひどかった時は、足から始まり下半身全体、まるで箸で身体をかき回されているような痛みでした。もちろん、麻痺して動けません。

私は現在薬で抑えていますが、誰でも突然なることがあります。就職にも不利になるので、言わない方も多いでしょう。でも、けいれんしても周囲から危険物を取り除いて様子を見て、5分以上続けば救急車を呼んだ方がいいといわれています。

ただ、私は、薬の副作用が辛くて断薬したら、次の日の夜9時に発作を起こしました。救急車を呼んでかかりつけにいったら、君のは手術をしたばかりだから脳のその部位があらわれるのはわかる。反対の脳側はおこらない(後で他の先生にきいたらどこでもありえる)、だから入院して調べた方がいい、まあどんな検査したらいいかわからないけど(無責任)」と言われてよくわからないけど入院になりました。
(自分の担当患者じゃないから取り合えず入院させておきたかったのでしょうね)そして、薬が出たのが次の日の午前11時。運ばれた意味なし!!

どうか、もっと社会的に認知されますように。

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