motto

  辛いニュースばかり我慢できないー!JUDY AND MARYのmottoのこのフレーズを叫びたくなるくらい、ほんとうに悲しいニュースが後を絶たない。親の再婚相手に子どもが殺されたなんて、もう、哀しみの行き場がなくなってしまう。「この子の親がこの人にさえ出会わなければ」「父親と暮らしていたら」(父親がどんな人かはわからないので一概には言えないが)失った命は戻らないとわかっていても、つい考えてしまう。

  親友が離婚に向けて動き出した。彼女には三歳と一歳の子どもがいる。「幼稚園は?」聞かずにはいられなかった。プレに入るため、彼女が早朝から並んだことも知っていたし、子どもだって当然その幼稚園に通うものと思っているだろう。「幼稚園は互いにフォローしながら予定通り入園するつもり」ほっとした。

  正直なことを言うと、最初は「離婚するのに!?」と驚いた。恐らく世間一般の反応と同じように。しかし、海外ドラマなんかを見ていると、離婚しても平日はママと、週末はパパの家で子どもが過ごすなんていうのはごく普通のこととして描かれている。「明日の〇時に迎えに来るわね」元夫に向かって、冷静に伝える姿はかっこいいとさえ思う。勿論、ドラマの中の話ではあるのだけれど。親同士が夫婦でなくなったからといって、子どものパパとママであることには変わりはない。

  日本では、子どもは個人としてではなく、親の付属品として扱われているような節がある。親が再婚したから、その再婚相手を親だと思いなさいだなんて、親のエゴでしかない。決めるのは子どもだ。親友と、彼女の子どもたちが幸せに暮らせることを心から願っている。きっと、彼女なら大丈夫だろう。

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