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こんな日があるから

  出かける支度をしていると、電話が鳴った。市内からだが見覚えのない番号で、出るか出まいか迷っていたら留守番電話に切り替わってしまった。訝しみながらメッセージを聞くと、時々買い物に行く店からで「また改めてお電話いたします」とのことだった。まさか、とは思ったけれど急いで掛け直す。「有名テーマパークのペアチケットが当選しました!」応える声が思わず上ずってしまう。二ヶ月前、確かにレジで応募用紙を渡されて、記入したのだった。

  同じ日、メールをチェックをしているとnoteから〝マガジン追加のおしらせ〟が着ていた。開いてみると、好きだな、心地いいな、思う素敵なnoteを書いている方が、わたしの記事をマガジンに追加してくれたようだった。それも〝何度でも読み返したいnote〟という名のマガジン。小躍りしてしまいそうなくらい嬉しかった。この場を借りてありがとうございます。

  生きていると、ごく稀にこんな日がある。心にぽっと明かりが灯るような、いいことがある日。だから生きることはやめられない。

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