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それでさ、ボルダリングって何が楽しいの?

ボルダリング何が楽しいのか、何でハマってしまうのか、そこを少し書きます。

子供の頃木登りは好きでしたか?

私は田舎育ちなので子供の頃よく木登りをしてました。あんまり高い木には登れなかったのですが、登れば登るほどぐいぐい視点が上がって見える世界が広がっていくのは、何とも言えない気持ち良さがあったのをうっすら覚えています。クライミング = 壁登りなので、私は木登り好きだったから好きになりそうくらいの気持ちで始めました。

え、簡単じゃん!

梯子が登れない人はいないと思います(たぶん) ボルダリングの課題にはグレードと呼ばれる難しさがあって、一番簡単なグレードは、ほんとに梯子登りと変わらない簡単さです。「なんだこれならいけるじゃん」と油断していると、グレードがひとつ上がる毎に難しさがぐんと上がります。

懸垂は辛い、だから頭を使わないと!

グレードが上がると、持ち手と足の置き場が悪くなって梯子のように登れなくなります。順番を間違えるとそれだけで腕が体重を支えきれなくなってギブアップです。公園などにあったうんていをしたことありますか?子供の頃は体重も軽くてすいすい出来ちゃうものですが、大人になるとそうはいきません。すいすい出来るのはSASUKEに出てる選手くらいです。だから、そんなことを出来るだけしなくて済むように頭を使います。どんな順番で登ればいいのか考えて、それを試してみて、違ったらまた違う登り方を考えて試す、その繰り返しです。そして上手くいったときは、問題を苦労して解けたような楽しさを感じることができます。

答えはひとそれぞれ、マイペースにやりましょう!

面白いところは答えの登り方がみんなそれぞれなところです。身長、体重、ジャンプ力、みんな違うので長所を生かした登り方、苦手を避けた登り方がいろいろ出来ます!ゴールさえしてしまえばどんな登り方も正解なのです。また、立ち向かうのは壁の課題なので、ボルダリングには敵も競争相手もいません。自分のペースで課題と向き合ってゆっくり考えることが出来ます。

グレードが上がるほどカッコいい!!

上級グレードの登り方を見るとあっと驚くような登り方が色々あります。遠くまで飛んだり、指1本だけで支えたり、見ているだけでもワクワクドキドキして面白いです。あんな風に登れたら楽しいだろうなと憧れてしまいます。最初はとてもとてもあんなこと出来るわけないと思ってしまうのですが、続けて行くと少しずつ近づけて行きます。いつか上級グレードを登れるのも夢ではありません。

ハマったらその瞬間からクライマー

簡単な課題は登れてもそんなに楽しさは感じないかもしれません。でも、出来るかな?出来ないかな?そんな課題が登れたとき、きっと大きな楽しさが心から湧き上がってくると思います。そうなればあなたも立派なクライマーです。より面白くてよりカッコ良い高みの世界まで一緒に頑張っていきましょう。

少しでも楽しさが伝わったら幸いです。

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