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うつのため仕事をやめて、また新しく仕事を始めた話


今の仕事を始めたとき、状況的には半年病院と友人とのご飯、家の家事以外はほぼ何もしていない状況でした。それで、いきなり週4日勤務をするということは正直不安の方が大きかったです。ただ、自分の気持ちとしてはこれ以上働きもせず何もしないでいるわけにはいかないという焦りの中で決めたものでした。

体調のせいとはいっても、うつで今までできていたことができなくなると、周りと比較してなんでできないんだろうと落ち込んだり、なにもしないのは置いて行かれるようで焦るという気持ちになることが一般的に多いようです。多分に漏れず私も焦っていて、一年前同級生が就職するのに合わせ置いて行かれまいと就職した会社を辞めてしまって、はあもうどうしたらいいんだろ。。。と暗い気持ちでした。



最初に就職したところを休職したのは、うつによる気力と体力不足でした。最初はなんとか必死に通っていました。しかし、体力的にきつくなってきた半年後くらいにいきなりもう通う気力が出ない。。。もう無理。。。となってしまいました。でも行かなきゃと会社の最寄まではいくのですがそこから一歩も足が動かない(甘えとかじゃなくてほんとに)となり、泣きながら帰るを繰り返し、最終的に休職しました。


その後、会社の担当者(ありがたいことにいい会社だった)とやりとりをし、早期復職も検討したのですが、休みつつアルバイトか何かでまずは働くことに慣れたいという自分の気持ちを優先しそこはやめることにしました。それから数か月、まずは短期登録バイトを少しやり、年末には普通のアルバイトに応募したのですが、どうしても元気がなくてそもそも通えない日があって雇用とはなりませんでした。


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そんなんで社会復帰は目指せるのかと結構泣いてばかりいましたが、とりあえず休もうやすんで気力を回復しようと方針転換しました(というかもうせざるを得なかった)。そのころ、やっぱりどうしてもこの病気をよくしたいと病院の変更をしました。

薬の変更のため、合わない薬にうなされながら多方面での就職の方法を探ることにしました。やったこととしては、

1普通のマイナビてきな転職サイトに登録
2就労移行支援サービスの活用を検討
3うつをオープンでの雇用を検討

(アルバイトでまずは続けるより就職したい気持ちが私はありました)

1はとりあえず楽にできることなのでたまに様子を見るようにしていました。2は平たく言うと障がい者の就労訓練→就職をフォローしてくれるサービスです。私の場合、この時点では手帳はなかったけれど活用が検討できるかと思いました。(収入にはほぼならないのでそこが難点)働き続けるためにまず通い作業をする練習になるかと思いました。3は手帳が必要となりますが、現在障がい者雇用が国で進められているので雇用枠が多くあり、体調に関してより配慮が期待できます。

まあこういう選択肢をとるようになる以前に、”障がい者”という言葉に(もちろん差別する気はないのですが)反応してしまい、非常に悩んだというかそこまでではないと思いたい気持ち、反発感というか、気持ちはあったのですが、苦しいながらも手帳は返したいときには返せる、とその選択をしました。取りに行った日はガン泣きでしたが。


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体調が少しずつ落ち着いてくるか来ないくらいから、2の就労支援に行ってみました。一定時間通ってその間、パソコン作業をしてみたり勉強したり、話し合いをしたり。そのころ幸い体調がよくなってきて移行支援までは必要ないと考えて、そのあと去年の2月くらいに登録した3の就職サイトで登録したところに応募しました。

細かく言うと決まる前に他のところの面接を受けたりして失敗もありましたが、なんとかまた働くところを見つけられたのでとにかく良かったと思いました。

現在、今の仕事を始めて一年たち、変わらず働きに出られていることはほんとに嬉しいことだなと思っています。






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