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集中力を発揮して仕事の効率を上げるために必要なこと

大阪〜神戸で活動して25年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

皆様、集中力は高い方ですか?

スポーツでも勉強でも「集中力」の高さは成果に直結します。

また、量子力学的な観点からも集中力が高いほど時間を有効に使えるようです。あっという間に時間が過ぎていた、退屈でなかなか時間が過ぎないとかいう現象は集中力と関係がありそうです。

1日は24時間である


これは万人共通です。常に時間がないと感じている人は、物事の優先順位を上手に選択することや、物事に取り組むさいの集中が十分でないかもしれません。

集中力を欠いてしまう要因

・結果を意識しすぎてしまう(出来なかったらどうしよう)
・今やっているタスクと違うことを考える(心ここにあらず)
・他人と比べる(あの人はあんなにできるのに私はなんで…)

思い当たる節はありませんか?

できなかったらどうしようという思考は、自己肯定感の低い方に多く見られます。自分なんて無理だと思っていることが多いため、いざ、やろうと思ってもそれは自分には無理なんじゃないかとブレーキを踏んでしまいます。また、過去に人前で恥をかいたなどの経験がある場合にも、思い切って行動できない要因となります。
他者と比べる思考も過去に親や先生などに比べられ嫌な思いをした経験がある人に見られるものです。
心ここに在らずという場合は、単に行程スケジュールが決まっていない場合によく起きがちです。思いつきで始めた場合になりやすいパターンです。

このような思考に陥らないようにするにはどうしたら良いでしょうか?

それはズバリ!目標と計画です。

目標は「自分のやりたいこと」に具体性をもたせ、期日を決めてしまうことです。
願望レベルだったそれを、現実世界のタスクに落とし込むことです。

ふわっとした願望(こうなったらいいなぁ)が具体的目標(いつまでにこうする)になれば、あとはそれを行動に移すのみです。

行動に移す際に必要になるのが計画性です。
せっかく目標を立てても行動が行き当たりばったりではパフォーマンスにムラが生じてしまいます。
1ヶ月の計画、一週間の計画、日々のタスクと自分の行動を可視化し、それにしたがって動けばやるべきことに集中できます。

計画して行動したことがない人や、目標を設定して物事に取り組んだ経験に乏しいひとはひとまず…

・ルーティン目標を決めとにかくそれをやり続ける
・1日のTO DOリストを作成し、それを一つ一つ消化していく
・2週間単位の目標設定をする

このあたりから始めてみることをお勧めいたします。
また、他者比較が強い人や、できなかった時のことにフォーカスしがちな人には、第三者(メンター)に相談し、目標を設定していくのが良いと思います。
※パーソナルトレーナーの寺子屋では標準サービスとして、月一の個別面談をもうけております

24時間という限りある時間を有効に使うため計画的に集中して物事に取り組んでいきましょう。(まあ、行き当たりばったりの人生も楽しいのですが…)

計画性を持って行動し、習慣化する

ここまで集中と目標設定が成果を出す上で大切というお話をしましたが、目標は立てただけでダメで、計画を立てて実行しなければなりません。

この計画的に事を進めるのが苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
かく言う私も、割と直感で行動したり思いつきで何かを始める傾向にあります。

計画的に物事を進めるために

限りある時間の中で生産性を上げるにはまず、作業の優先順位を決める必要があります。
優先順位の決め方としてよく挙げられるのが

1)緊急かつ重要度が高い
2)緊急だが重要度は低い
3)緊急ではないが重要度が高い
4)緊急でも重要でもない
のマトリックスです。

当然、重要で緊急性が高いものが優先順位が高くなります。

次に、その取り組みに要する時間の算出です。ある作業にかかる時間がどれくらいであるかの目安がわかれば、今やるか後やるかの判断材料になります。例えば、スライド一枚の作成に10分かかるとして、30枚のスライドを作る場合、計5時間必要です。目安時間がわかればいつやるか計画しやすいでしょう。

具体的にいつどれくらいの分量で取り組むかを計画表に落とし込む

例えば1年に100記事ブログを書きたいという目標があったとします。ということは週に2回のペースで書けば達成できます。100記事と聞くと、「多い!無理だ」と感じるかもしれませんが、週に2回と聞くとそれほどでもないのではないでしょうか?

ブログ1記事にどれくらいの時間が必要かの目安がわかれば、例えば月曜の朝と木曜の夜に記事を投稿する!と決めておけば、仮に目標達成率が8割だったとしても1年で80記事は書ける事になります。
1番ダメなパターンは、時間があるときに書こう、なんかあったら書こうという決め方で、書くとは決めていても具体的でないため、10個も書けずに終わるのではないでしょうか。

習慣になれば難しくない

ご飯を毎日食べたり、歯を磨いたり…いちいち計画を立てていなくても行動していることは山ほどあります。
つまり、最初のうちは強制的に、「いつ、何を、どうする」と決めたことを意識してやりますが、そのうち当たり前になり、とくに計画しなくともできるようになっているものです。

一方、一旦途切れた習慣をまた取り戻すには労力が入ります。また、悪しき習慣と呼ばれる、よくないルーティンを良いルーティンに変えるにもかなりの労力が必要です。

決めたことを紙に書いて見えるようにする

頭で考えたことと行動が一致する人はいいですが、人は常に色々な情報を脳に入れているため、さっき思いついたことを5分後には忘れていたりします。思いついた時にメモを取るのがいいのはそのためにです。
計画についても同様で、頭に思い描いたことを紙に記録しておくと良いでしょう。

レッスンや講演、YouTube等の収録であれば、必要な時間を見積もり、その中で話すことややることなどを時系列に計画を立ててから話したり、収録すると成功率が上がります。
時間のかかってしまう人や、人前でうまく話せないという人ほど、何もプランを立てずにいきなりやろうとする傾向になります。

現状を変え、行動を変えていきたいなら手帳やTO DOリストなどを活用し見える形で習慣化を計りましょう。

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