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コロコロ変わる犬の気持ち

気質を知るセミナー終わってしまいました。
とっても有意義な時間で疑問にも丁寧に答えてくださって理解が深まりました。

海外からの講師のセミナーを受けることも多いですが言語に問題のある私の場合、通訳さんはとても重要。
その点、今回のセミナーは犬のことにも詳しい方の通訳なのでとても分かりやすかったです。

2日目の昨日は実際に犬が登場してテストが行われました。
もちろん模擬的でセミナー用のテストなので室内で行われましたが犬の感情や行動がコロコロと変わるのが見てとれました。

まぁ、一度で読み取れるほど犬の機微に達者ではないですけど…
動画で見返してみるとよくわかります。
文明の力は上手に使っていきたいですよね。

模擬テストは知らない人への反応、遊びの反応、食べ物への反応をそれぞれ別の犬にデモしてもらっての講義でした。

犬種特有の動きもあったけど若さゆえというのもたくさんでてました。
その行動がいいとか悪いとかではないのです。
そういう行動が出やすいからどう対処していくか?を知ることができるそういうテスト、ツールです。

多くの人がこういうテストで犬の良し悪しを決めてしまいがちですが、その子の得意不得意を知るものです。
不得意なものに出会ったときにどんなリアクションをするのか?それを知るためのもの。

人間も同じビックリ箱でビックリしたときの反応って違いますよね。
ビックリして怒り出す人、おちゃらける人、フリーズする人などなど…
犬も同じ。ビックリして怒り出してあっち行け~という反応を示したり、逃げるけど少し落ち着いて私はまだ赤ちゃんなんだからっておちゃらけた反応をする犬もいる。

そんな動画も見せてくれて本当に色々だなぁと感じたしそれが興味深くも感じた。
そして、数分のうちに感情は入れ替わり好奇心が勝る犬、でもやっぱり怖い犬…

犬を知るからこそサポートできるし対処もできる。
目の前の犬がどんな犬なのかフラットな気持ちで観察していけるといいですよね。

犬を知ることが一般的になれば、気質の安定した飼いやすいワンコたちが増えるはず。
見た目や珍しさではなく犬を犬として受け入れられたらいいですね。

最後に…
今回のセミナーで好ましい行動の定義が日本とはちょっと違うなと感じました。
飛び付いたりすることは犬にとっては嬉しかったり挨拶だったりするのだけど日本では結構お行儀の悪い行動と言われます。
でも、好ましい行動の中にくくられていました。

日本ではやってほしくない行動だけど、犬の性質という点で考えたら社交性の一部とか遊びの一部との判断なんでしょうね。
人にとってどうか?ではなく、犬としてどうか?と見ているところがやっぱり違うなと感じたのでした。

本当に素晴らしいセミナーでした。
これ、普通の飼い主さんにも受けてほしかったなぁ~
よりうちの子ってどう?と愛情をもって受けられたと思う。
そうでもないかな?😁

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