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犬に信頼される人になる

前回の記事でケアをするには、わんこにとって安心できる人になろうと書きましたが安心できる人ってどんな人ってことですよね。
まずは、自分が安心できる人ってどんな人か考えてみてください。
どんな人だったら安心できますか?信頼できますか?背中を預けられますか?ってことです。

この子は私のこと好きなの~っていうのは簡単です。
しかし、本当にその子はあなたのこと好きですか?ってことなんです。
とはいえ、わんこは、どんなことをされても飼い主さんのことが好きなんですよね。
健気だなぁって本当に思います。
嫌なことをしているにもかかわらず飼い主さんのもとに行くんです。
なので、その気持ちに胡坐をかかずにちゃんと好きになってもらって安心感を与えられる飼い主になりましょうね。

どうやったら安心感を与えられる?

わんこにとって害のない飼い主になることで安心感を与えられるようになります。
「害」って何?ってことですが、わんこが嫌なことをしないということです。
また、わんこにとって選択肢があることも大切です。
やるかやらないかはわんこが決める。
やりたくないならその意思を尊重しましょう。
私たちがいくらやりたくても相手がやりたくないならやめる自制心を持ちましょう。
無理強いをしないことが大切なんですよね。
それが信頼にもつながります。
嫌なことをしないといけない場合は、嫌だと思うことを最小限にしてわんこを励ましながらサポートしながら手早くすることが大事ですよね。
手早くするためには私たちの練習も必要です。
いきなりわんこたちにするのではなく手順を確認・イメージしながらやってみましょう。

何からやっていく?

まずは、今やらなくてもいい嫌がることはまずやめましょう。
そして、わんこが自ら寄ってきてくれるのを待ちましょう。
何でもない当たり前のことをほめて、愛情をこめて優しく名前を呼んでただおやつをあげる。
お座りとかフセとかさせる必要はありませんよ~
ただただ名前の後におやつを上げるだけです。その繰り返し。
名前を呼ばなくてもこちらを見てくれたら「かわいいね~」「いいこだね~」と言えばいいし、近くにおやつがあれば、何もしていなくてもあげればいい。
赤ちゃんとのコミュニケーションをイメージしてくれたらいいと思います。
してほしくない行動以外すべてに対していい子だねって声をかけてみてください。
叱ったり罰したりするよりお互い穏やかに過ごすことができますよ。

それでも犬との暮らしがしんどい

それでも犬のとの暮らしの中で悩むこともありますよね。
そんな時は、ご相談くださいね。
見てみないとわからないことも多いけど考え方についてはお伝えできると思うので。
まじめな方であるほど「しんどい」と思うことも多いと思います。
それが悪いのではなくて、負のスパイラルにはまっちゃうとしんどいのでここでいったん全く別のアプローチをしてみると見え方も変わると思います。
犬を知ること。そして、安直な方法に流されないことが大切です。
どうしても簡単に犬を変える方法を求めがちですが、もし犬を変える方法を入手したら自分がやられたらどう思うかを考えてみてくださいね。
そして、自分がその方法を実践するときに心が痛むのであればそれは間違いなく間違った方法なのでいったん立ち止まって考えてみてください。
犬の行動にどんな意味があるかも考えてくださいね。
私たち含め、動物がする「その行動」には必ず理由・意味があるんです。
それを知る努力もしてくださいね。

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