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突然凶暴になった?!

カウンセリングで飼い主さんが急に吠えるようになったとか犬向かっていくようになったとか凶暴になったのだけど…と聞きます。

飼い主さんの不安はとてつもないものでしょうね。

ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

成長に伴う変化

急に変わったのはいつ頃ですか?と聞くと大体1才から2才だったりします。
その時点で飼い主さんには申し訳ないのですが成長過程に伴う変化だなぁとほっこりします。

仔犬から大人になる前の若犬と呼ばれる時期は思春期にあたります。
個体差はありますが思春期では、人間にとって困った行動も多く現れて突然変わったと思う人も多いです。
しかし、これは普通の事なので対処を間違わなければ収まっていくものです。

そんな変化も攻撃的な行動に見えたらやっぱり不安はついて回ります。
そんな不安を煽るような言葉で営業しちゃう訓練士もいますので気を付けてくださいね~

成長に伴う行動の変化は、恐怖心の現れである可能性もあります。
また、男の子に多いのですけど自分の力を試したくなるやんちゃ期でもあるのです。

人間でもそうですけど…
思春期にやんちゃしちゃうのは仕方ないですよね。
それを頭から押さえつけても反発するだけです。
それならば人道的に悪いことでなければその行動を暖かく見守った方が案外良かったりします。
逆に干渉しすぎてうざがられることもありますのでここも気を付けたいところですけど…

何を言いたいかというと…
やんちゃをやっていても犬の場合1、2年もすれば案外落ち着きますよってこと。

その1、2年を穏やかな方法で導いてあげてください。

穏やかな方法って?!

まずは叱らないということです。
その行動は、警戒心からきていることが多いからです。
怖い気持ちを持っているのに叱ったり罰したりして怖い気持ちに恐怖を与えることになりかねないからです。
怖いなら離れたらいいよとか怖いなら私の後ろに隠れていなさいと教えたらいいんです。

すでに相手にたいして過剰反応しているのであれば、その場を離れて落ち着いたときに優しい言葉をかけてあげてください。
飼い主の存在をまずは優しい方法で知ってもらいましょう。

過剰反応していないけど気にしているなら声をかけてその場を離れる。
無理にならそうとして近づく必要はありません。
まずは、大丈夫だった経験と飼い主さんの優しい取り組みが必要なんですよね。

なにもしていなくてもおやつをもらえたり、いい子だね~可愛いね~と声をかけてもらえる。
そんな些細なことを取り組み続けることでいざというときにいい子だね~とか名前が力を発揮します。

褒め言葉は万能な言葉だけど万能な言葉にする取り組みは必要です。
その取り組みが、「名前を呼んでおやつ」です。
古典的条件づけをつかった強化子を作るメソッドです。

男の子に多い「俺って強いんだぞ~」行為(笑)は、そうだねと受け流しつつその場を離れてどんな行動を取れば良いかを教えます。
教えますといっても罰はいりません。

そんなときにとってもいい場所がお散歩トレーニングです。
犬同士が模倣しあえる場所があるとやんちゃ期にどのように振る舞えばいいが犬が学びます。
犬任せにせず、飼い主の適切な介入は必要です。

犬は良くも悪くも察してくれるので人間の介入がなくてもうまくいってしまうことが多いですが…
そこは、犬に甘えるのではなく人間が頑張りましょう😁

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お知らせ

4/21 小金井公園
でお散歩トレーニングやります。
初めて参加される方はメールにてお申し込みください。
smile2happiness@gmail.com

以前ご参加いただいたことある方は参加ボタンをぽちっとしていだければかまいません。
こちらからご確認の連絡をさせていただきます。

詳細はFacebookのイベントページにてご確認ください。

https://www.facebook.com/events/434840420593144/?ti=cl

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