🇲🇽古代メキシコへタイムスリップ🇲🇽💫💫💫~vol.2 ティオティワカン文明~
前回の続き👇
今回は長いです(^_-)-☆
もう一度、関連年表と地図をおさらい😊👇
🌈テオティワカン～神々の都🌈
前100年頃、メキシコ中央高原の海抜2300ｍほどの盆地に興り、後550年頃まで栄えたティオティワカン文明。約25㎢の都市空間に、最大10万人ほどが住んでいたとされています。その民族、使われた言語や文字などはわかっておらず、謎の多い文明です。
ティオティワカンは、当時の人々が信じていた世界観にのっとって建物の配置が定められた、一大宗教都市だったとされます。中心地区には「死者の大通り」を中心に、ピラミッドや儀礼場、宮殿などの建造物が整然と並んでいます。近年の調査により、最盛期にはメソアメリカのほぼ全域に影響力を持った国際都市であり、各地から人や物が集まる、活発な多民族国家の都であったことが明らかになりつつあります。
🌈太陽のピラミッド🌈
☀️太陽のピラミッド
死者の大通りに面し、日没の方向を向いて建てられた、高さ64ｍを誇るティオティワカンで最大の建造物です。西暦200年頃に建造され、その後の増築で現在の規模になりました。地下にはトンネルがあり、その最奥には王墓があったとみられます。王墓の上に建てられた神殿だったのでしょう。
ピラミッド西の広場からは、死のディスク石彫が、頂上からは火の老神石彫が、内部からは幼児の生贄のほか生贄儀礼にかかわる遺物が出土しました。こうした証拠から、このピラミッドは太陽や火などを象徴し、暦にかかわる儀礼が行われていたと考えられます。
テオティワカン文明：300～550年：テオティワカン・太陽のピラミッド・太陽の広場出土：
舌を出す頭蓋骨の周囲に、放射状のモティーフを配する。鼻には穴が開き、ナイフを差したとみられる。メソアメリカでは日没は死、日の出は再生を意味するとされた。西に沈んだ（死んだ）太陽を表すものか。
（ボケちゃった🙏 後ろに少年が、、、）
テオティワカン文明：450～550年：テオティワカン・太陽のピラミッド出土：
頭の上に火鉢を載せ、火を焚くために用いられた石像。太陽のピラミッド頂上部より出土し、そこでの火や太陽に関わる儀式の為のものとみられる。
テオティワカン文明：150～250年：ティオティワカン・太陽のピラミッド出土：
ピラミッドの中心付近で出土。地下に存在したであろう王墓に捧げられた奉納品か。ティオティワカンで現在確認されている最古のマスク。
テオティワカン文明：太陽のピラミッド出土：ピラミッドの中心付近で出土。実在の高貴な人物、あるいは生贄となった人物を表すものか。かつては耳飾りもつけていたとみられる。
テオティワカン文明：太陽のピラミッド出土：
ピラミッドの中心付近で出土。実在の高貴な人物、あるいは生贄となった人物を表すものか。
🌈月のピラミッド🌈
🌕月のピラミッド
死者の大通りの最奥にある、ティオティワカンで2番目に大きな建造物です。正面には中小の神殿に囲まれた月の広場があり、背後には聖なる山がそびえます。
発掘調査により、このピラミッドは西暦1000年頃に建設され、その後約50年おきに、一回り大きなものへと、6回の増築が行われたことが明らかになっています。増築時には生贄が豪華な副葬品と共に捧げられていて、その総数は37人におよびます。
付近で出土した水の女神石彫などの遺物から、このピラミッドは月や水などを象徴していたと考えられます。
これ以上は登れない。
ティオティワカン文明：250～300年：ティオティワカン・月のピラミッド・埋葬墓３出土：
ピラミッドの中心部で発見された埋葬墓３の主要な副葬品のひとつ。胡坐は高貴な人物にのみゆるされたことから生贄に関わる王族を示すものか。
テオティワカン文明：300～350年：ティオティワカン・月のピラミッド・埋葬墓５出土：
埋葬墓５から胡坐の姿勢で見つかった生贄3体のうち、中央の人物が身に着けていた装飾品。いずれもマヤ様式のもので、3人の被葬者はティオティワカン拡張期に争ったマヤの生贄だった可能性がある。
🌈羽毛の蛇ピラミッド🌈
🪽羽毛の蛇ピラミッド
死者の大通り南東に、都市住民10万人が収容可能な大儀式場があります。その中心神殿が、羽毛の蛇ピラミッドです。マヤ文明の「ククルカン」、アステカ文明の「ケツァルコアトル」と同じ特徴をもつ神の姿が彫られていますが、テオティワカンでの名前は知られておらず、「羽毛の蛇神」と呼んでいます。また、時（暦）の始まりを表すワニの姿の神（シパクトリ）をかたどった石彫も並びます。
内部からは、総数200体以上におよぶ戦士の集団生贄墓が大量の副葬品とともに発見されており、ピラミッドの建設時に捧げられたとみられます。
テオティワカン文明：200～250年：ティオティワカン・羽毛の蛇ピラミッド出土：
羽毛の蛇ピラミッドの壁面を飾った大石彫の一部。羽毛の蛇神の波打つ胴体に、創造神シパクトリ
の頭飾りを配するモティーフが繰り返し彫られる。羽毛の蛇神による戴冠式を表す。
テオティワカン文明：羽毛の蛇ピラミッド出土：
No.38はガラガラヘビの尻尾を象ったもので、高位の戦士か神官の象徴。No.39は羽毛の蛇ピラミッドにも彫られたシパクトリ神の頭飾りに付随するモティーフで、権力を象徴する。
テオティワカン文明：200～250年：
ティオティワカン・羽毛の蛇ピラミッド・地下トンネル出土：
地下トンネルの最奥部から出土した4体の石像のうちの2体。手前はスカート姿の女性。奥は荷物を背負う男性を表す。
テオティワカン文明：150～250年：
ティオティワカン・羽毛の蛇ピラミッド・地下トンネル出土：
巻貝の先端を切り取り、吹き口とした楽器。地下トンネル最奥部より多数出土。手前は投槍器をもった人物が、奥はワニに似た神が描かれる。共にマヤ様式の図像に類似し、遠隔地との交流の証拠といえる。
テオティワカン文明：150～250年：
ティオティワカン・羽毛の蛇ピラミッド・地下トンネル出土：
ティオティワカンで最も重要な神のひとつで、農業に欠かせない雨を司る嵐の神を表した水差し容器・地下トンネルからは多数の破片が出土している。
テオティワカン文明：350～550年：メキシコシティー・アスカポツァルコ地区出土：
ティオティワカンの香炉台を飾った型づくりのマスク。建築壁に似せた鼻飾りと円形耳飾りを装着した、神官か戦士を表している。
テオティワカン文明：200～250年：
ティオティワカン・羽毛の蛇ピラミッド・地下トンネル出土：
オレンジ色で表面がよく磨かれた薄い器壁を持つ椀。このような特徴をもつ土器は、ティオティワカン南のプエブラ地域で生産され、市場での交換の為に持ち込まれた。
テオティワカン文明：250～550年：
ティオティワカン・ラ・ベンティージャ出土：
発掘者により「奇抜なアヒル」（Pato Loco）と名付けられた、貝などの華美な装飾をもつ鳥の容器。メキシコ湾岸部との交易を担った貝商人にかかわる副葬品かもしれない。
テオティワカン文明：350～550年：
ティオティワカン・ラ・ベンティージャ出土：
香炉の多くは住居から出土し、祖先を祀る儀礼に用いられた。香炉を制作する工房跡が発見されており、国家が生産を管理していたとみられる。
テオティワカン文明：450～550年：ティオティワカン・テティトラ出土：
典型的なテオティワカン様式の三足土器。心臓を抉られた生贄と、その心臓を刺したナイフを手に持つ神官または戦士が描かれる。生贄儀礼は古代国家の最大の関心事であった。
テオティワカン文明：450～550年：ティオティワカン出土：
黄鉄鉱の鏡の裏に貼られた土製の装飾。羽を広げた鳥が、盾や投槍と共に描かれる。マヤのティカルには「投槍フクロウ」と彼らが呼んだテオティワカン王の軍事介入を示唆する記録がみられ、この王を描いた可能性がある。
サポテカ文明：450～550年：
ティオティワカン・オアハカ地区出土：
都市内のオアハカ移民地区内で出土。デザインはサポテカ族のもので、胎土の分析から、その故郷モンテ・アルバンで作られたとみられる。移民地区内のリーダー、もしくは先祖や神を表すものか。
テオティワカン文明はここまでです～＼(^o^)／
トランペットは修験道の「ホラ貝」にしか見えないですね。
こちらの動画も詳しく教えてくれます👇。
やっぱり宇宙人だと思う('ω')
次回「マヤ文明」最終回。
☀️🌕🪽今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます🪽🌕☀️
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