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生体異物除去食Cタイプ男性の解説

今日は日本人男性の16%、世界の人口の中では98%を占める生体異物除去食Cタイプの体質について解説していきます。

簡単に言うと、Cタイプの男性は「病気になりやすい体質」の人です。

対応する部位が肝臓と脳と心臓なので基本的には「血の病気」になりやすく、高血圧や高血糖、高脂血症などの数値が悪くなります。糖尿病や心臓病、脳疾患など生活習慣病と言われる病気になりやすいです。血液検査などで体調の悪さがわかります。普通に病院に行って検査をしてもらって判明する病気の殆どがCDタイプの病気です。漢方薬もCDタイプの体質の人に対して作られているので種類は沢山ありますが薬物代謝酵素が多い体質なので薬が効きにくく手術が必要になることも多いです。

Cタイプが1つ後ろに下がれば消化器系に症状が出ます。うちのシッターさんは典型的なCタイプ+Bタイプ逆流型で「肝臓が悪くて血液検査をすると肝臓の数値が軒並み悪く胆嚢結石で全摘済、高血圧で糖尿病で心肥大していて、脳梗塞で何度も倒れていて、胃潰瘍、胃の静脈瘤、十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、食道のポリープの手術、脊柱管狭窄症、大動脈解離、花粉症、冬の酷いあかぎれ、若い頃の仕事によるPTSD、不眠症、てんかん発作、喘息、薬やカビなどのアレルギー」といった症状が出ています。周囲からは病気のデパートと揶揄されますが、悪運が強いのか生き延びています。

免疫は過剰になりやすく子供の頃は特にアトピーや喘息、花粉症などの各種アレルギー症状が出やすいです。性格は明るくて活発ですがすぐにキレたり怒りっぽい面もあります。夜寝れなくなるとすぐにメンタルをやられます。骨や筋肉を作るためのコラーゲンの生成量が多いので骨太でがっしりした印象の顔や体格になりやすいです。ちょっと筋トレをするだけですぐに筋肉がつく人もいて運動が得意です。若い頃は肌がツルツルしがちで髪の毛は剛毛、目玉は大きめで丸顔になりがちですが年を取ったらハゲてブルドックのように頬っぺたが垂れ下がったりする見た目の人が多いです。

Cタイプの男性は「元々持って生まれた酵素が多い人」と考えるとわかりやすいです。これは「アルコールを分解する酵素」であるとか「糖質を分解して脳のエネルギーとして使うための酵素」が多いということ。この糖鎖分解酵素や二糖類分解酵素が多いということは「食べなくても自分の体にため込んだ細胞を分解して糖を作ることができる」ということ。

この酵素のせいで高血糖になりやすいので、時々短期間の断食を行うことで体調がよくなることもあるでしょう。イスラム教徒のラマダンという風習はこの体質の人には合理的な健康法だと思います。仮にBタイプの男性が断食をすると絶望的に糖が足りず脳に悪い影響が出ます。筋肉や肝臓に蓄えた糖を脳のエネルギーにすることが上手くできない場合は脳細胞自体を溶かして糖を生成しようとするからです。脳細胞を破壊されれば認知は下がります。糖質オフダイエットはBタイプの人はしてはいけませんが、糖鎖のリングの偏りの大きいCタイプの人ほど「効果がある」と感じやすいはずです。

熱が体にたまりやすく、風邪をひくと高熱が長く続いて寒気と頭痛がして「葛根湯」が風邪のひき始めに効果があります。熱がこもりやすいのでちょっとのぼせるとすぐに鼻血が出ます。

油と塩の代謝が下手なので、アイスクリームも生クリームなどを使っていないかき氷などが好きでガリガリ君のようなサッパリとしたアイスを好みます。

亜鉛を多く必要とする体質なので牡蠣が好きです。

具合が悪いと次のような違和感を感じ始めます。

何かあればすぐ眠れなくなる人です。それはホルモンからくる影響です。

身体の仕組み上重要なポイントだけを簡単にまとめると、

①糖鎖分解酵素、二糖類分解酵素が多いせいで何を食べても血糖値が上がり、何も食べなくても人体を分解して血糖値を上げてくる体質

②コラーゲンを作るのが上手い体質なので、骨や筋肉や皮膚を作るのが活発だけどガレクチンを摂取して適度にコラーゲンを減らしておかないと病気になりやすくなる体質(脊柱管狭窄症のように骨が盛る病気や筋肉の中に骨ができてしまう難病やムコ多糖症のようにコラーゲンが溜まりすぎる病気になります)

③ガレクチンを排出するためのシトクロムの量が多いのでセレクチンやガレクチンを含む食品を多く食べることができる

④肝臓の酵素が元々多いので免疫力が高くなりすぎる傾向がある

⑤ビタミンB1を体内で作る仕組みが活発であるため、アブラナ科の植物を食べるだけでビタミンB1が増える。そして単子葉植物のアリシンを食べるだけで肝臓の酵素が増えて免疫力が上がってしまう。「ビタミンB1+アリシン」の組み合わせで体調が悪くなりがち。ということはビタミンB1が多い豚肉やネギ、玉ねぎ、にんにくなどを食べないほうが体に良い体質と言える

⑥「男性ホルモンが多くて女性ホルモンが少ない」という特徴があるのでこのバランスが崩れると病気になる。女性ホルモンは簡単に増えるので「ガレクチンを多く含む野菜を食べてコラーゲンを適度に減らさなければならないけれど、食べすぎるとバランスが崩れて病気になりやすくなる」体質。


これを踏まえて食べられないメニューについて考えていきましょう。

アリシンとビタミンB1の組み合わせというとひき肉料理です。肉と薬味を生で混ぜ合わせて加熱する料理は全て食べれません。そして豚肉はビタミンB1が多いのでこれに薬味を加えた料理は食べられません。

・ハンバーグ
・餃子
・肉団子、つくね、肉詰め
・肉まん
・豚の生姜焼き

などです。ハンバーガーが体に悪いタイプです。Aタイプの人がひき肉料理を食べると免疫が上がって良いですがCタイプの人が食べると上がりすぎてアレルギー症状が出ます。そうすると不眠症状がでます。酷い時はてんかん発作などにもつながります。

知り合いの自閉症の男の子はアレルギーが凄くてほとんどの食べ物が食べられません。食べられるのはハンバーグと餃子だけ。私はその時「ひき肉料理がアレルギーの原因になっている」と伝えたのですが「唯一食べられているものがそれだからそれを辞めることはできない」と言われました。多動が激しく暴力的でその子供のお母さんは咬まれたり殴られた傷を隠すために真夏でも長袖でハイネックでした。Cタイプの男性がひき肉料理が好きな理由は気持ちが活発になるからです。興奮するからです。それは行き過ぎると暴力性という形になります。ちょっとした音に拒否反応を示したり寝なくなったり過敏な反応を見せます。これらは肝臓の酵素が多くなりすぎるCタイプの症状です。この酵素の量を減らすのに薬は必要ありません。アリシンを食べなければいいだけです。

認知症の人ならばこの酵素を減らす薬を飲むことができます。この酵素の量が多いと脳内にたんぱく質が沈着して認知が低下することがわかっていて認知症の薬として流通しています。「Cタイプの認知症の男性はひき肉料理を食べなくすることで症状が改善するのではないか?」と考えられますが、ひき肉料理が大好物のCタイプの人にそれを辞めろと言うことはとても難しいことです。

食べ物以外ですがGSK-3β阻害剤も存在します。

・ベリリウムを含む石(緑柱石:ベリル)
・銅、リチウム、水銀、タングステン、亜鉛
・ステンレス、チタン

以前私はGSK-3β阻害剤の実験のためにタングステンのブレスレットをつけて実験してみたところ手がパンパンに腫れて具合が悪くなったことがあります。たかがアクセサリーとは侮れないほどの威力でした。シッターさんはパワーストーンが好きで水晶のブレスレットをつけていますがつけているときのほうが調子がいいと言います。私は水晶は好きではないし効果を感じることはありません。ベリリウムを含むパワーストーンは結構沢山あって、水晶のほかにもアクアマリン、エメラルド、ベリル、モルガナイト、レッドベリル、金緑石などがそうです。

私は生化学を勉強するまではパワーストーンは眉唾だろうと思ってきました。でも実際に試してみるとこれらはCタイプの人には大きな効果があります。チタンテープなども私には全く効いた感じがありませんでしたが好きな人は沢山いますよね。それは体質によっては効果を感じやすいということだと思います。効果のある人は上手く活用すべきだと思います。

私が実験した結果ではタングステンが一番威力がありました。安いアクセサリーで健康になれる体質の人がいるというのも面白いことだと思います。

CDタイプの人はケイ素が毒にならない体質なのでシリカ水などを飲むことができます。

「適度にコラーゲンを減らすためにガレクチンを摂取しなければならないけれども、食べすぎるとそれはそれで病気になるからバランスを取りながら調整しないといけない体質」と言われても、「そんなんわかるか!!」と誰もが思うと思います。

先ほど「悪い症状が出た時は過敏になる」と言いましたが、症状が出ていないときは感覚は鈍いのです。例えばAタイプの私は薬を飲めば1包飲むだけで「これは効いている、これは効いていない、これは良くないやつ!」のように判断ができます。体調の変化を細かく察知する能力がAタイプは高いからすぐにわかるのです。それに比べてCDタイプの人は本当に何に関しても感覚が鈍くて「自覚がない」ので、「働きすぎて急に倒れた。そんなひどい状態になるまでわからなかった」とか「癌がわかった時はいきなりステージ4だと言われた」ということになりがち。これは我慢強いと思われていますが鈍いだけです。

この「鈍さ」がCタイプの体調不良の改善の鍵になります。

ここで必要となってくるのが「亜鉛」です。感覚を鈍化にする犯人が亜鉛不足からくるので、亜鉛の多い食品を普段から好きで取っている人が多いはずです。サプリメントも良いと思います。ビタミンやミネラルを多く必要としているのはCタイプの人ですが、マルチビタミンなどのサプリメントを飲んでしまうとビタミンB1が入っているので逆効果です。

この体質の人は単子葉植物とアブラナ科の植物は食べることができません。双子葉合弁花類と離弁花の植物を食べることは可能です。これは「トマトやジャガイモは食べられる。リンゴも食べられる。しかしネギと玉ねぎと白菜は食べられない」ということになります。ひき肉料理と同じくCタイプの人は玉ねぎが大好きです。辞めるのは大変です。生体異物除去食的には「毒ほど美味しい」というルールがありますが、Cタイプの人にとっての美味しい毒は玉ねぎです。

インドのバラモンというカースト上位の人達は「ネギや玉ねぎを食べない食生活」をしていて、「肉を食べないベジタリアン」です。彼らの体質はまさしくCタイプです。ということは伝統的なインドのカレーは食べられるはずです。ただ日本のカレーは玉ねぎを入れる場合が多いのでちょっとカレーに対するイメージを変えて、そういったものは入れずに作る必要があります。

でもCタイプは食べられる食品数はとても多いです。具体的に見てみましょう。


高ガレクチン食品 【Cタイプは食べられる】
アマランサス・あわ・オートミール・おおむぎ・押麦・麦こがし・きび・こむぎ・パン・食パン・ライ麦パン・コッペパン・イングリッシュマフィン・フランスパン・ナン・ベーグル・うどん・そうめん・ひやむぎ・沖縄そば・マカロニ・スパゲッティ・麩・車ふ・焼きふ・小麦はいが・小麦たんぱく・ぎょうざの皮・しゅうまいの皮・ピザ生地・パン粉・玄米・うるち米・インディカ米・発芽玄米・上新粉・玄米粉・米粉パン・赤飯・米ぬか・そば粉・そば・とうもろこし・コーンミール・コーングリッツ・コーンフラワー・ポップコーン・コーンフレーク・はとむぎ・ひえ・もろこし・ライむぎ・きくいも・こんにゃく・さつまいも・むらさきいも・さといも・セレベス・みずいも・やつがしら・じゃがいも・ヤーコン・ながいも・やまといも・じねんじょ・かたくり粉・キャッサバでん粉・タピオカ・くずきり・黒砂糖・三温糖・和三盆糖・中ざら糖・グラニュー糖・粉糖・水あめ・黒蜜・はちみつ・メープルシロップ・あずき・つぶあん・いんげんまめ・さやいんげん・えんどう・うぐいす豆・そらまめ・ささげ・だいず・えだまめ・もやし・豆腐・がんもどき・凍り豆腐・おから・豆乳・大豆たんぱく・湯葉・ひよこまめ・らっかせい・りょくとう・レンズまめ・アーモンド・あさ・あまに・えごま・カシューナッツ・かぼちゃ・ぎんなん・くり・ごま・しい・すいか・とち・ピスタチオ・ひまわり・ブラジルナッツ・ヘーゼルナッツ・ペカン・マカダミアナッツ・まつのみ・アーティチョーク・あしたば・アスパラガス・アロエ・うど・エンダイブ・トウミョウ・スナップえんどう・グリンピース・おかひじき・オクラ・かぼちゃ・そうめんかぼちゃ・カリフラワー・かんぴょう・きく・きゅうり・くわい・ごぼう・こまつな・ザーサイ・しかくまめ・ししとう・しそ・しゅんぎく・じゅんさい・うり・ずいき・スイートコーン・ズッキーニ・せり・セロリ・ぜんまい・タアサイ・切干しだいこん・ぬかみそ漬・たくあん漬・福神漬・つくし・つるな・つるむらさき・つわぶき・とうがらし・とうがん・スイートコーン・ヤングコーン・トマト・ミニトマト・トレビス・とんぶり・なす・べいなす・にがうり・にんじん・ミニキャロット・たらのめ・チコリ・バジル・はやとうり・ビーツ・ピーマン・ふき・ブロッコリー・へちま・ほうれんそう・切りみつば・みぶな・モロヘイヤ・やまごぼう・ゆりね・ようさい・よもぎ・レタス・サラダな・リーフレタス・サニーレタス・サンチュ・わらび・あけび・アセロラ・アテモヤ・アボカド・いちご・いちじく・みかん・オリーブ・柿・かぼす・かりん・いよかん・オレンジ・ネーブル・かぼす・きんかん・グレープフルーツ・シークヮーサー・すだち・だいだい・はっさく・ぽんかん・ゆず・ライム・レモン・キウイフルーツ・キワノ・グァバ・ざくろ・スイーティー・チェリモヤ・ドラゴンフルーツ・ドリアン・なし・パインアップル・パッションフルーツ・バナナ・パパイア・びわ・ブルーベリー・マンゴー・マンゴスチン・ライチー・ラズベリー・えのきたけ・きくらげ・しいたけ・しめじ・ぶなしめじ・ほんしめじ・たもぎたけ・なめこ・ひらたけ・まいたけ・マッシュルーム・ま つ た け・のびる・にら・花にら・あまに油・えごま油・オリーブ油・ごま油・米ぬか油・サフラワー油・とうもろこし油・大豆油・ひまわり油・バター・マーガリン・かしわもち・きんつば・草もち・みたらし団子・くずきり・くずもち・桜もち・ちまき・ねりきり・生八つ橋・くるみゆべし・ようかん・芋かりんとう・かりんとう・磯部せんべい・南部せんべい・そばボーロ・たまごボーロ・らくがん・カレーパン・チーズケーキ・ホットケーキ・牛乳寒天・ゼリー・ウエハース・クラッカー・サブレ・プレッツェル・ビスケット・しろあん・ココア・チョコレート・ミルクチョコレート・ポテトチップス・ゼリービーンズ・マシュマロ・ラムネ・ガム・ホイップクリーム・アルコール飲料・みりん・緑茶・ウーロン茶・紅茶・コーヒー・青汁・コーラ・サイダー・ウスターソース・濃厚ソース・お好み焼きソース・トウバンジャン・チリペッパーソース・ラー油・しいたけだし・鳥がらだし・固形ブイヨン・エビチリの素・オイスターソース・ごまだれ・デミグラスソース・テンメンジャン・ナンプラー・ホワイトソース・マーボー豆腐の素・ミートソース・焼き鳥のたれ・焼き肉のたれ・みたらしのたれ・ゆずこしょう・トマトピューレー・トマトペースト・トマトケチャップ・トマトソース・ごまドレッシング・カレールウ・オールスパイス・クローブ・こしょう・さんしょう・シナモン・セージ・タイム・とうがらし・ナツメグ・パプリカ・パン酵母・羅漢果・ウコン・大葉・しそ・たばこ・高麗人参・各種カレーに入れるようなスパイスやハーブでキク科とセリ科のもの

低ガレクチン食品【Cタイプは多くは食べられない】
クロワッサン・ぶどうパン・中華めん・精白米・もち米・ビーフン・アルファ化米・もち米・白玉粉・道明寺粉・上白糖・角砂糖・氷砂糖・ぶどう糖・果糖・ぶどう糖果糖液糖・こしあん・きな粉・油揚げ・納豆・ココナッツ・みそ漬・ルバーブ・あんず・うめ・なつめ・ぶどう・干しぶどう・プルーン・エリンギ・なたね油・やし油・牛脂・ラード・ういろう・カステラ・かるかん・ぎゅうひ・大福もち・どら焼・もなか・あめ玉・おこし・ひなあられ・揚げせんべい・揚げパン・あんパン・シュークリーム・スポンジケーキ・デニッシュペストリー・ドーナッツ・パイ・ワッフル・カスタードプリン・リーフパイ・キャラメル・カスタードクリーム・しょうゆ・食塩・酢・かつおだし・昆布だし・煮干しだし・すし酢・冷やし中華のたれ・ぽん酢しょうゆ・マヨネーズ・みそ・ベーキングパウダー・かんすい

Cタイプはガレクチンを含まない食べ物を食べられないわけではないけど、そういう食材は糖質が多いので血糖値が上がります。だから完全に除去する必要はないけど食べすぎると良くないです。


アリシン含有食品【Cタイプは絶対に食べられない】
あさつき・らっきょう・エシャレット・しょうが・たまねぎ・ねぎ・みょうが・わけぎ・ニンニク、茎ニンニク


イソチオシアネート含有食品【Cタイプは食べられない】

キャベツ・グリーンボール・大根・わさび・ホースラディシュ・かぶ・はくさい・クレソン・ルッコラ・からしな・チンゲンサイ・ひろしまな・みずな・はつかだいこん・めキャベツ・リーキ・プチヴェール・葉だいこん・ケール・たかな・からし・コールラビ・かいわれ大根

特に大根おろしとワサビは糖鎖分解酵素を増やす傾向があるので発症した後はしんどくなることがあるでしょう。加熱してから食べれば問題ないことが多いです。



食べられない食材を並べても具体的に食べられるメニューが想像つきにくいですね。

インド料理、トルコ料理、韓国料理、中華料理、タイ料理、ブラジル料理、ロシア料理などはCご飯です。

・唐辛子を使った料理(キムチとかラー油とか、辛子明太子とか)
・穀物(パン、蕎麦、うどん、パスタなど)
・夏野菜、イモ、豆、ナッツ、キノコ

こういうものが食べられるので、居酒屋のメニューなどは大体いけます。

お肉は完全に私が確定できていないのであやふやですが、

・鶏肉の内臓、ささみ、胸肉は食べられます
・豚肉は全部食べられません
・牛肉の筋肉は食べられるけど量は少ない方がいいです
・卵は食べられますが量は少ない方がいいです
・牛乳は飲めます
・ヨーグルトは発症時と未発症時で異なります(※要検証)

いわゆる「四つ足の肉を避けたほうがいい」という食養生の理論はCタイプの人には当てはまりますが、牛肉の内臓以外なら食べても大丈夫だと思います。内臓はビタミンB1が多いけど肉の部分はそこまでではないし、例えばトマトソースで煮込むようにしてレクチンを増やしてやればいいんです。

卵に関しては「カラザ」という白い紐状のものを除去して食べればいいのかもしれないです。カラザにはシアル酸というものが沢山含まれています。卵黄膜にも多く含まれています。シアル酸が増えるとCタイプからBタイプに移行してしまうので、Cタイプの人はあまり多く食べすぎないほうがいいです。よくアスリートが全卵を食べずに卵白だけを食べたりしますが、卵黄膜の除去には成功してもカラザもきちんと分離できなければあまり意味がないです。

コレステロールを体内で使うための酵素に関してはCタイプの人はあまり多く持っていません。ですから卵を食べすぎるとコレステロール値が上がる人が多いです。でもコレステロールはいろいろなホルモンの元になるものなので食べないよりは食べたほうがいい。だけど酵素を増やしてちゃんと体内で使えるようにしていかないといけないです。ただこの酵素の増やし方は難しくてまだ私には解説ができません。Cタイプの人を健康にするためには考えないといけない部分だとは思います。

高濃度の苦いチョコレートが薬になるタイプで、無塩のトマトジュースなんかもこの体質の人にはいいと思います。

コラーゲンは沢山食べないほうがいいです。豚肉がだめなのもコラーゲンが増えすぎてしまうからです。

魚はかなり沢山食べられますが魚は何でも食べられるというわけではなくこれも細かい分類があります。マグロやカツオ、ハマチなども食べられると思います。ただどのくらいの量を食べられるかは、糖鎖のリングの偏りのバランス次第なので一人ひとり違うと思います。


Cタイプの難しいところは、「発症前に食べると病気にならない食べ物」と「発症後に病気を治すための食べ物」というのが違うという部分です。そしてC-1とC-2とC-3でも厳密には食べられるものが異なるはずです。

ABタイプは食べられないものはいつでも食べられないですがCタイプは病気になったら食べたほうがいいものとそうでないものが一部分だけ逆転します。全部ではありません。

普段は「野菜を食べていないと病気になる」タイプですが、一度病気になったらおそらく乳製品の取り扱いが一部変更になるのだと思います。ひき肉料理がダメなのは変わらないと思います。

ただしCタイプの人がBタイプの病気を発症したときは「明らかにガレクチンを取りすぎ=夏野菜を食べすぎ」ということなのでガレクチンを多く含む夏野菜などを減らしたほうが良いです。これは調整が難しそうですね。

Bタイプの男性などは毎日同じメニューでもさしさわりがありませんが、Cタイプの人はいろんなものを少しずつ食べていたほうがリスクを分散できるのでしょう。

Cタイプの癌患者さんの間では発酵玄米が人気ですね。ぬかの部分にガレクチンが多いので増えすぎた細胞を体外排出できるのでしょう。お茶や紅茶を好む人が多いのも同じ理由です。


普段は暑がりで汗っかきですが、何らかの病気を発症した後は足だけ冷えているということが多いです。足が冷えている自覚があれば温めたりもできますがこの体質の人は普段暑がりなのでいざ冷えた時にどのように温めたらいいかわからない人が多いです。はだしで床をぺたぺたと歩いたりしていると、足が冷えて男性ホルモンが減って女性ホルモンが増えすぎてしまい具合が悪くなるルートに入ってしまうので、足を冷やさないということはとても大事です。靴下やスリッパを上手く活用し長い間座っている場所があるなら下に小さめのカーペットでも敷いて冷えが足から上がってこないようにすることが大事です。

足が冷えてくると夜寝ているときに足がつったりします。この体質の人は「男性ホルモンが多くて女性ホルモンが少ない」という特徴があったのですが、これは言い換えると「男性ホルモンが減るようなことをしてはならないし、女性ホルモンを増やしてしまうと病気になってしまう」ということです。冷えは男性ホルモンの減少につながるのでこの体質の人は特に注意が必要です。

ジョギングや筋トレのように体を動かすことで体調がよくなるタイプの人です。体を動かせば自然と男性ホルモンが増えるからです。でも入院を必要とするような手術を受けたり骨折で身動きが取れない期間が長かったりすると一気に体が悪くなります。運動は特に大事で動けるときにしっかり動いて「筋肉」という名前の貯金をしておきましょう。筋肉がつきやすい体質ではありますが、それは裏を返せば「筋肉が衰えてしまうと体を健康に維持できなくなる」ということです。年を取った時に急に小さくなるおじいちゃんっていますよね。未熟児で生まれてなかなか体が大きくならなかった男の子っていうのもこのタイプに多いです。元々は体が大きく育ちやすい体質で生まれているのにそうではないということは「食べてはならないものを食べている」ということと「動かすべき体を動かしていない」という2つの要素があるはずです。

ただしこの体質の人は発病後になると「アンドロゲンを補充すれば男性ホルモンが増えてくれるから健康になれる」とはいかないのです。アンドロゲンを増やすということはインシュリンの分泌が増えるということです。Cタイプは糖尿病の部位にあたるので急にインシュリンが増えると体がびっくりして運が悪ければ倒れます。アスリートの人が筋肉を増やすためにドーピングをして死にかけたりするのは、CタイプがC’タイプになってしまっているのにアンドロゲンを補充してしまったときだと思います。これはちょっと一口では説明できそうにないのですが、Cタイプに限っては裏に返っているときは代謝の流れは反転するので体調管理の難易度が上がります。

「毒さえ食べなければ病気にならないABタイプ」に比べて「毒を薬として使いながら毒が多くなりすぎないようにバランスを取らなければならないCDタイプ」というのは難しいと思います。

・乳製品の取り扱い
・男性ホルモンの代謝の経路

この2つが発症後は変化するのですがまだほかにも変化する要素があるかもしれません。

発病前と発病後で食べられるものが変わる点についてはもっと勉強をしていかないといけないと思います。Cタイプの方の情報をお待ちしています。


まとめ

「生体異物除去食Cタイプ」の特徴は、

・アブラナ科の植物と単子葉植物を食べられない
・豚肉、ひき肉料理が食べられない

ということ。

これに加えて油と塩を減らし、甘いものを避ける

牛乳とサラダが薬だけど、セレクチンとガレクチンを食べすぎると消化器系に症状が出ます。

食べられるものが沢山ある幸せな人達ですが調子に乗って沢山食べると具合が悪くなります。

グルメな人が多いので、食事制限は大変かもしれません。











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