見出し画像

認知を上げるためのケアまとめ

ここのところうちの子供の調子が良いです。朝起きてすぐに言葉が正しく出ているし、筋肉の様子も良いです。

舌のえぐれもないです。
舌の苔の状態も良いということは脳の髄鞘の状態も良いということです。

実は薬やブドウ糖の補給のやり方を完全に変えてみました。2週間ほどこれを続けてみて効果があったという実感があったのでまとめてみます。


まず寝る前に私はブドウ糖水溶液のセットを作ります。

1本目の哺乳瓶:ギャバ水
GABA水:ギャバを小さじ1/21杯と少量の水で溶いたものを哺乳瓶に入れて寝る前に飲ませる
これを飲ませた後は、リファンピシンを1カプセルの1/2量を少量の水で溶いてから飲ませる

ここまでが寝る前の準備です。

エタノールで髪と頭皮の除菌をしたいのですが起きているときは嫌がってさせてくれないので寝付いたら行います。口周り、背骨からお尻にかけては脱脂綿にひたしたもので拭いて、頭などはスプレーをします。


寝ている間に飲ませるものは次の通り。

2本目、3本目哺乳瓶:ブドウ糖水溶液
ブドウ糖を3g×7個(合計21g)と少量の塩を250ccの水に溶かしておいて、寝ている間に1時間ごとに飲ませる

4本目の哺乳瓶:糖鎖水
シアル酸サプリメントカプセルとナチュラルプロテオグリカンを専用のさじ1杯とブドウ糖を3g×7個(合計21g)と微量の塩、を250ccの水に溶かしておいて、寝ている間具合が悪そうなときと朝方に飲ませる

寝る前は合計4本の哺乳瓶を用意しておいてこれを順番に飲ませます。

寝てすぐは状態がさほど悪くはないので普通のブドウ糖水溶液を飲ませますが、寝息がおかしかったり無呼吸っぽい挙動を見せたり背中を反らせていたり、三角筋を触って柔らかいと感じたりヒラメ筋が冷えていたらすぐに糖鎖水を飲ませます。糖鎖水は飲ませすぎると良くないので1本を的確に与えます。問題がなければ与える必要はありませんがそのようなことはないのでコンスタントに消費します。余ったら朝方与えるので良いと思います。

1本目はすぐに飲ませてしまって空になるので、1本目を飲ませ切ったところでブドウ糖水溶液を補充します。

5本目、6本目を作っておいて、足りなければ夜中に飲ませて朝起きてからおなかがすいたと言えばこれを飲ませてから食事を取らせます。

結局は3g×7個=21gを5本飲ませている計算です。3gでうちの子供は10の血糖値が上がります。ということは1晩で350程度は必要としているということ。

ブドウ糖の補給を3g×4個で1番に2本しか飲ませていなかったときは、24時間血糖値を測ってみると40~LOWの表示が出てしまって測定不能になります。今くらい飲ませてちょうどいいのだと思います。

それでも目が覚めた瞬間から「お母さんおなかすいた!シーチキン食べたい!」と言っておかゆとシーチキンをガツガツ食べます。おかゆは1日に1.5合分を電気圧力なべで炊いておくのですが朝食べた分と夕方帰ってきたときのおやつで食べきってしまうので夜食べる分はまた別に炊きます。それ以外にもおにぎりなどを別に食べています。炊飯器2個と電気圧力なべがフル稼働しているのですが、もうちょっと大きい炊飯器が欲しい…。

朝起きて食事を取った後は、

タモキシフェン(抗エストロゲン薬)1錠の1/2~1/3量を砕いて少量の水に溶かして飲ませる。その後ブドウ糖水溶液の余ったものを飲ませ切る。この時の量の調整は三角筋の硬さを見て決める。通常は1/2量で良い。腕の筋肉が落ちていない時でも、浮腫んでいるときは多くてよいが顔などが浮腫んでいないなら少量でもよい。

・言葉が出にくい時
・グニャグニャとして下半身が揺れるとき
・ぐったりしていて意欲がない時

こういう時は「プリズマホルモン軟膏」を少量塗ってテストステロンを補給します。

朝起きたときに鼻や髪の毛の匂いを嗅いで獣臭かったらリファンピシンをよると同じ分量飲ませます。

起きてから同じ言葉を繰り返すような感じで喋りまくったりして暴走していると感じたときは朝でもGABA水を飲ませます。


つまり

①脳内で血糖値が下がらないようにブドウ糖を補給する
②脳内のグルタミン酸が多くなりすぎないようにGABAで調整をする
③脳のダメージ部分を糖鎖サプリメントで修復していく
④コリネバクテリウムの除菌のためにリファンピシンを使うと同時にCYP3A4の量を調整することによってコルチゾールとテストステロンの量を安定させる
⑤抗エストロゲン薬とテストステロン軟膏で成長因子を誘導して脳細胞の再生を図る

という5つのことを夜間を中心に管理します。

ポイントは「室内温度と水分摂取量」です。乾燥していたりすると水分摂取は多いほうがいいです。当然たくさん飲んでたくさんおしっこをするのでおむつ替えのタイミングは増えます。介護する側の作業量は多くなりますが、実際の体感では「たくさん飲んでたくさんおしっこをした次の日は元気で、言葉が出やすく難しいことができるようになっている」と感じます。
無理にそうさせなくてもよいのだけれど、本人が乾燥しているなと感じるようなときは脳に新たなダメージがあったと思えるような調子の悪さがあるので、しっかり水は飲ませていくべきです。

部屋が暑いと当然水分の必要量は増えます。寒いと体温を上げるために必要とするブドウ糖の量も当然上がります。コルチゾールが上がるので低緊張は強く出るし、筋肉は衰え認知は下がります。

男性ホルモンが増えてきたと実感できることが2つありました。ばね指が以前に比べてかなり良くなってきているんです。

それと産毛が生えてきたことです。うちの子供は3か月前までほとんど産毛がありませんでした。肌はつるっつるだったんです。

毛が生えた



そして寝かしつけをするときは背骨からお尻の穴の横、そして太ももにかけてしっかりとマッサージしてやります。冷えている部分を順番に触って言ってやると気持ちよさそうな顔をします。

このマッサージをし始めてから立位の姿勢が明らかに変わりました。

この時反応があった場所にお灸をしたらとても喜びました。

この場所。

足の裏にお灸をした時も「もっとやって」と言って喜んでいました。

人形も一緒にお灸ごっこ

お灸をしなくても反応のある場所を指圧すると股関節や下半身の使い方に大きな変化があったので、鍼灸とは本当に具合が悪いひとにはてきめんに効くのだなと思いました。

背中が反っていないし、まっすぐ立てている。

奇穴のケアは本当に効果がありました。起きている時には動いてやりにくいので寝かしつけるときにやると良いです。



そしてもう一つ夜間の発作を防止しながら認知を上げる秘訣を。

先週うちの子供が絶食状態になりました。これは発作前の症状です。発作を起こして救急車を呼んで病院に担ぎ込まれて医療費や交通費がかかるくらいなら私は焼き肉屋に連れていきます。

その日「間違いなくこのまま行くと明日の朝は救急車に乗らなければならない」と思うほどの強い前兆が出ていました。

そこで地域一番の汚な旨い焼き肉屋に行きました。どのくらい汚いかというと歩くと床が脂っぽいので普通に滑ります。テーブルも椅子もどこを触ってもネチャネチャ。しかし肉は最高に上手いし、肉の質を考えると劇的に安い。店は狭く歩きづらいし、トイレは狭いにも程がある三角形。今時体を横向きにして入らないとトイレに入れない程狭い店なんてめったにないですよ。
当然お客はコロナで吹き飛んだらしくいつ行ってもガラガラ貸し切り状態です。スタッフも油断しまくっているので予約の電話を入れても誰も出ません。その店はおそらく30年くらい営業しているのだと思うけれど、多分一度も店の外装を掃除したことがないのだと思います。めちゃくちゃ汚い。だから知らない人は絶対に入らないと思います。駅前の一等地にあるのに。

写真を撮っても全然おいしそうに見えなかったけど、うちの子に「今までいろんな焼き肉屋さんに行ったけどどこが一番おいしかった?!」と聞いてみたら「ここ!コレ!」と言って薄切りカルビを3皿ぺろりと食べていました。赤身ロース、厚切りのカルビとハラミ2皿も。A5ランクの肉以外出さないので有名な店だもの。そりゃおいしいでしょうよ。

うちの近所にある内装が高級で雰囲気が良いだけの焼き肉屋は1回行ったきり盛大に拒絶して「まずい!いかない!」と言っていたし、コロナ前はコスパが良くてそこそこ食べれたチェーン店の食べ放題の焼き肉屋も肉の質を下げてしまったせいでうちの子は行くのを嫌がるようになりました。生体異物除去食をしていると肉の品質に敏感な舌が出来上がるのか、肉の目利きみたいな子供になっちゃったんです。

胡椒やゴマ油がレクチン高含有で食べられないとお店の人に伝えると、ポン酢と大根おろしを持ってきてくれました。「これならいけるでしょ?」と。肉と大根おろしの組み合わせを気に入ったようでうちの子は大量のお肉を食べきりました。

私はひたすら焼くだけ。子供にあるまじき量の肉を食べまくって帰ってきたら、食べすぎてちょっと吐いていました。でもその日の夜発作は起こしませんでした。私は一晩中見ていたけどおかしい所は全然なかったです。

焼肉はてんかん様発作の予防に対しては明らかに薬です。

脂がいいのだと思います。

多分、牛脂。

だから最近晩御飯に牛ひき肉を使うことが増えました。小さい頃は脂が多いと気持ち悪くなっていたので食べれませんでしたが最近は違います。普段の食事は「たんぱく質、炭水化物、脂質」を多く取るようにしていますが、魚よりもお肉の量が増えてきています。肉団子を作ってやると喜びます。ここに生姜のパウダーを入れます。

https://note.com/lectin/n/n3a27099696c3

結局のところ、牛肉に生姜を入れるのが一番よかったみたい。



今、子供の体調は以前に比べると格段にいいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?