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生体異物除去食Aタイプの痰を切る方法

最近私の体調はものすごく悪くて、年末あたりからお尻の穴から鮮血がブシャーと吹き出したり、せっかく取れていた胸の石灰化が復活してしこりがゴリゴリと増えてみたり、子宮全摘済みにも関わらず生理痛のような痛みで下腹に鈍痛があったり、視力低下がはなはだしく生活しづらさを感じていました。何より先月の半ばから風邪をひいてしまい、いまだに寝込んでいて仕事がままなりません。

調子が悪い。

その一言で済ませたくないいろいろな不具合が続いています。これを糖鎖のリングを元に考えてみたいと思います。


まず、去年の10月ごろに玉川温泉で無謀な湯治を行い、鉄の塊のようなしこりが完全に取れました。帰宅してから歯がボロボロになり、治療の甲斐なく神経が膿んだので抜歯しました。

それまでの不具合の出方はこのタイプでした。

「重い病気ではないけどちょっとした違和感」がどの部位で出ていたのかというのが重要です。今回ちょっと分布に変更があります。本当はもっと沢山いろいろな症状があるのですが今後もこの図式は変更をかける予定でいます。「D-3でありA-1」のように「B-3でありC-1」を入れる可能性があります。ただ「B-3でありC-1」は「D-3でありA-1」と違って出てくる症状が上部全て一度に出るようなところがあるのでどうしたものかと迷っています。

これを踏まえて考えていきます。

歯痛の時に飲んだ抗生物質が良く効いて体調はいったんよくなりましたが、その後風邪をひきました。

この時の症状はこのような出方がありました。

その時の風邪の直りが悪く、1か月ごとに2週間以上寝込むような風邪を繰り返している状態です。もう死にそう。嫌、こんな人生嫌!!

そこで糖鎖のリングを私にとって正常なAタイプの位置に戻すために漢方薬をいくつか使いました。

桃核承気湯という「駆瘀血剤」を使いました。
この時酷く出ていた症状がこちら。完全にBタイプの症状です。

・痰
・下痢
・腹痛
・関節の痛み(特に膝と指)
・ゲップ
・下血
・食欲不振
・強い倦怠感
・尿漏れ、夜間頻尿

そこで漢方薬局の先生はこのような考え方をされていました。

「膝が痛くなるならそれは腎が弱くなっているから八味地黄丸でいいはずだ」

これは確かでしたし、1回飲むだけで膝の痛みは改善しましたが胸にしこりがボンボンできました。男性ホルモンを増やすと女性ホルモンが結果的に増えて膝の痛みが改善した後に後追いをするように石灰化しているのがわかりました。そしてそれは胸だけではなく下腹にもありました。子宮全摘しているにも関わらず生理痛のような痛みが始まりました。これは子宮腺筋症になった時も体験した強い痛み。卵巣は残っていますし、大腸の外側に子宮内膜と石灰化が発生している予感。

「強い下痢とお尻から出る鮮血と意味不明な生理痛に似た痛みに関しては瘀血なので桃核承気湯を使いましょう」

ということになりこれは大成功でした。下血がピタリと止まりました。ただし続けて飲むとしんどくなりました。おそらくこれはCYPを増やす薬なのです。投薬期と休薬期を必要とするはず。ただ休薬するとてきめんに膝の痛みが復活して辛いことこの上ないです。まるで高齢者のように1歩歩くのにイテテテテテと言いながら蟹股で歩かなければいけないほどに辛いのです。

下腹が真横に一文字の方向で腹痛があり、排便前と後は左下腹にピンポイントに痛みがありました。大腸がんになったことのあるお友達が大勢いるのでそれを言うと「すぐに病院いけ!内視鏡検査しろ!ポリープ絶対あるからすぐ取ってもらえ!」と全員から言われたのですが検査の結果は問題なしでした。桃核承気湯が本当に良く効いたのだと思います。

その頃にはそれ以外の症状も減ってきたのですが痰だけがしつこく残りました。

中医学で痰というのは大きな病気の陰に隠れた厄介なものだそうです。私は駆瘀血剤の面白さにハマり、自分の身体を使って人体実験したのですがそれは漢方の先生からすると「セオリーに全く反していて意味が分からない」というものでした。漢方の世界の常識が通用しないというのは糖鎖のリングからすると当たり前のことです。漢方の理論は糖鎖のリングのCDタイプの人向けのものですから、Aタイプの私に効果のある生薬の組み合わせはとても少ないです。

最近の風邪は特に高熱とのどの痛みが酷く大変でした。長い間高熱が下がらず、酷い咳で苦しんでいた時に、山ぶどうの葡萄液を注文して飲んでみたところ咳が止まりました。まるで喘息の発作のように立て続けに咳が出て喉がひっくりかえりそうでしたが、スッと綺麗に落ち着くのです。

これは古事記の中に出てくる「黄泉の国から逃げかえってくるときに山ぶどうを使った」というくだりが気になっていたので試してみたところ効果があったんです。それをSNSでつぶやいてみたところ「桃とタケノコもいるね」と言われ、「桃は桃核承気湯で、タケノコが竹筎温胆湯だとしたら…」と考えて、すぐに竹筎温胆湯を飲みました。すると1週間以上39度の熱が続いていたのですがすぐに37度台に下がって次のひには平熱になっていました。

私は昔の物語というものはたいていが難しい病気などの治し方を子供でも分かるような簡単なストーリーにねじ込んでくれている知恵の塊だと思っています。日本人の体質に合ったものは日本の古伝に必ずヒントがあると思っています。そこで漢方の世界に山ぶどうはないのでこれは「山ぶどうの葡萄液」で代用し、「桃核承気湯」と「竹筎温胆湯」を順番に飲むようにしました。

すると少しずつ体調が変わってきました。

・膝の痛みが改善する
・食欲が戻ってきた
・尿漏れや夜間頻尿が落ち着いた

という時点で、飲む薬を次のように替えました。

・八味地黄丸とタモキシフェンの併用

この時に感じたことがあります。

男性ホルモンが多い
女性ホルモンが多い
男性ホルモンが少ない
女性ホルモンが少ない

という4つの要素は「男性ホルモンはそののちに必ず女性ホルモンに変化する」というルールに基づいて考えるならばそれは糖鎖のリングが表面なら左回りに進行するということにつながります。

こういうことですよ↓

しかもそれは平面で行われるのではなく、グルグル回っていくにつれて量が徐々に増えて

こういう感じでどんどんサイズが大きくなるのではなかろうか。

手書きの図が汚くてごめんなさい

男性ホルモンが増えてもそれは女性ホルモンになります。量は常にネガティブフィードバックで調整されて一定になるようにされていますが、八味地黄丸で男性ホルモンを増やしてタモキシフェンで女性ホルモンを減らすと次に作られる男性ホルモンは増えるのでこの図のようにトルネード上にどんどんホルモンの総量が増えていきます。男性ホルモンの量が増えるということはIGFも増えるので成長因子のおかげで「体は大きく頭は賢く」なるわけです。つまり発達するということ。性格の明るさを決めるのも男性ホルモンの量なので「元気で活発な性格」になるはずです。

ここで重要なのが「男性ホルモンを増やす」「男性ホルモンを減らす」「女性ホルモンを増やす」「女性ホルモンを減らす」という4つの方向性に引っ張ってくれる薬が沢山あるということ。

単に「八味地黄丸で男性ホルモンを増やしてタモキシフェンで女性ホルモンを減らす」ということだけでは結果的にはダメなんです。どこかで制御が働いてしまう。

この時重要なのは何回かに1回は「テストステロン軟膏で直接的に男性ホルモンを増やしてやる」とか「タモキシフェンを2回量飲んで大幅に減らす」という作業を入れないでいると、トルネードの幅は小さく均一になり、本来必要なはずの休薬期に入った時に反動でものすごく悪くなるんですよ。


「八味地黄丸+タモキシフェン」のあとは「テストステロン軟膏+タモキシフェン2回量」+休薬期を1セットとして考えるとホルモンの量の絶対数は上がっていきます。しかしこれをするとどこかで瘀血を抜くという作業が必要になります。これをしなければ逆回転が起こってこうなってしまう。

下向きに縮小するということ。

やっぱり図描くのが下手くそ。

上方に拡大していたものが下方に拡大するようになるといわゆる老化現象のようなことが起こります。

・目が良く見えなくなる
・足腰が弱くなって関節が痛くなる
・食欲がなくご飯が食べられない
・意欲がなくて倦怠感が強く起きられない

そしてこの逆回転を起こす犯人こそが「瘀血」です。

ただ単にホルモンの量を増やすことをしてもその過程で瘀血が溜まると逆回転が始まってしまう。

瘀血が溜まった時は必ず「痰」が生まれます。

この痰を排出する薬をどのように選択するのかが問題になってきます。

私は桃核承気湯が効果がありましたが、これは続けて飲むことが難しいお薬です。何もなければ飲めますが途中で風邪をひいてしまうと風邪薬が効果がなくなってしまうので問題です。

そこで竹筎温胆湯も効果がありました。これはベースになっているのが二陳湯というお薬です。二陳湯は瘀血を流す薬のベースとされています。これは下痢をしている人向けのものです。水を排出させる働きがあります。

  • 半夏(ハンゲ)

  • 生姜(ショウキョウ)

  • 茯苓(ブクリョウ)

  • 陳皮(チンピ)

  • 甘草(カンゾウ)

しかし私が飲んだところ下痢が酷くなって膝の痛みも増しました。これはCDタイプの中国人のために考えられた薬だということですね。となると、むしろ「水を抜くのではなく乾かすタイプの薬が良いのでは?」と思ったのですが漢方の先生は「宿題にさせてください!考えさせてこれは!」と迷っていました。そのかわり半夏厚朴湯を出されました。

二陳湯<半夏厚朴湯<竹筎温胆湯

という形で使われるお薬の用です。飲んでみた時の印象は

二陳湯:悪化する
半夏厚朴湯:全く違いは判らない
竹筎温胆湯:良くなるが続けて飲むと効果がなくなる

ということになるので。

温胆湯以上に進化した薬が必要な気がします。
適当に図にしたらこんな感じ。

青い部分がAタイプの私にとって飲めない生薬で赤い部分が飲める生薬です。黄色いものは長期間大量に飲めないものです。

漢方の生薬の面白いところは、明らかに飲めない生薬が沢山入っている竹茹温胆湯が飲めて二陳湯が飲めないことです。私の子供も六味丸が飲めなくて八味地黄丸が飲めます。おそらく足された部分が必要なものを補っているのだと思います。

この4つのうち効果があった2つの薬はある意味対極にあるものだと思います。桃核承気湯はAタイプの私が飲めない生薬を含まない素材で構成されていて、竹筎温胆湯は飲めない生薬も沢山含んでいる薬です。

桃核承気湯は本来大黄が入っているので便秘の時にのむと便の硬さが取れると言われていますがAタイプの私が下痢の時の飲むと丁度良くなりました。竹筎温胆湯は下痢の時に飲む薬ですがむしろ便秘の時にそれが改善しますし下痢の時にのむと酷くなります。

この2つは水分代謝に関わる薬であることは間違いありません。水の代謝と脂肪の代謝がわかるともっと理解が進むのでしょうね。

これが「痰」につながっているし、痰は石灰化につながっていてその先には癌があります。すべての人間にとって無視できない存在なんです。

それってとっても面白いですね。


私が考えた糖鎖のリングの理論を人に言うと「大学にちゃんと行ってお医者さんになったほうがいいんじゃないの?」などと言われるのですが、私が考えている理論は医学ではないんです。だから大学で習えることは生物学に近いですが、まだこの世で認められていない新しい学問だと思います。この理論に対して「生体異物除去食」という食養生の方法は「栄養学」のように思われがちですが実際は「反栄養学」であるし、漢方薬を上手く使いこなして糖鎖のリングを正常に回すというやり方は「薬学」に間違いありませんが、現代の薬学の理論とは大きくズレています。

私は自分の理論はゴルジ体病のほとんどを治療することが可能だと思いますが、大勢の協力とAIなどを使ってやっても私が生きている間に理論がすべて解明されて完成することはないのではないかと予想しています。そして一番重要な「薬」に関してですが、中国人の専門家の協力が必要不可欠だと思います。100年200年と時間をかけて最終的に完成し、それには新しい漢方薬の処方が開発される必要があるはずです。きっとすごく時間のかかることだと思います。

今まだない生薬の組み合わせが完成したとき、人類はすべての感染症に対して糖鎖のリングのバランスを整える漢方薬によって打ち勝つことができると信じています。

日本人の特殊な体質を理解できれば、それ以外のほとんどの体質を理解することができて結果的に地球上全ての人の病気を救うことができるのではないかと思います。そしてそれは生体異物除去食が必要不可欠で、今は4つのタイプを解説していますが実際には16個あるはずです。そしてそれは血液検査で確実に判別できるものです。

私は子供の病気を治したかった。
でも子供のことだけを考えていた時は何もわからなかった。
世界中の人の病気を治したいと思ったときはじめて答えにたどり着きました。癌の人を助けたい。名前のついていない病気の人を助けたい。その気持ちはこの理論を導いてくれました。


基礎になるのはN型とO型の糖鎖によってABCD4つのブースに分かれますがそれぞれに3つずつに分割されて発症する部位が決まります。

そして重なる部分が4つあります。これによって体質は12+4で合計16個になります。

重なる部分に関しては「D-3の部位で発症するが食事はAと同じものを食べなければならない」というものです。膠原病の人はここに当たります。ですが「C-1でありB-3」の場合は「B-3の症状が出ていても食べ物はCと同じものを食べるべき」という特徴もあります。この4つの重なりこそが水分代謝と脂肪の代謝に関わっているのでしょう。ただまだ私の理解が進んでおらずうまく解説することができません。実験の最中です。

脂肪を含んだ漢方薬というのがなかなかないので、それこそが新たに開発すべき薬がある分野だと思います。それは薬ではなく「パピコ」のようなアイスクリームの形状をしているかもしれません。実際に私は風邪をひいたときにパピコを大量に食べて治しました。乳脂肪とガレクチンの組み合わせで生じる新たなジャンルの薬だなんて私はとても興味深いと思います。なんて面白いの。

いつかこれをすべて解明してくれる人がいたら、私はとても嬉しいです。

私は人体実験のし過ぎでもうあまり長くないかもしれません。

もし興味を持ってくださる方がいらっしゃったらこの続きを考えてみてください。これは既存の学問ではないので誰でも参加できるものです。主婦でもおじいちゃんでも子供でも。興味を持った人なら誰が考えてもいいことです。ただ「人類の細胞の作られ方の仕組み」を考えているだけのことですから。病気のない世界を作るために、食べ物とその代謝の仕組みについて考えると発達と老化の仕組みが見えてきます。

私のような普通のお母さんが見つけたように。
本当は誰だって考えればたどり着けることだと思います。
ただみんな「難しいことを考えるのは自分ではなく専門家なのだろう」と、自分で考えない癖がついているだけ。
この理論を解明するために必要なことは難しい専門用語などではありません。自分が何を食べ、どのように身体が変化したのかに気づけるかどうかです。

離乳食を食べることができない我が子を見て「人間は何を食べて生きていくべき動物なのか?」私は知りたかった。

はじまりはただそれだけでした。

でもそれはきっと人類を救う新たな学問になると、信じています。



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