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金を栄養に増える古細菌

筋肉を作る古細菌がいるならば、きっとアレの関連に違いない。


アレとはもちろん。

尿素回路です。

アルギニンやオルニチンに関係したものだろうと予測はついていました。

が、この本に思いっきり答えが書いてあったのです。

リジンとオルニチンとアルギニンは古細菌が作っていました。しかもその代謝経路がすべて解明されていたんです。

これらをさらに代謝する古細菌が体内に取り込めれば私の子供の病気は治るかも?!とにかくその経路を順を追ってみてみるしかありません。

(石野 良純 (著), 跡見 晴幸 (著), 日本Archaea研究会 (監修)アーキア生物学から引用させていただきました)

オルニチンとアルギニンに関係する古細菌がどんなものなのでしょうか?どんな環境で生育し、何を食べて生きているのかわかればヒントが見つかるかもしれないと思いました。

すると海外の生物学のサイトでは「金を栄養に生きている」と紹介されていました。そして彼らは温泉にいて、乳白色の水色のお湯の写真がいくつもUPされていました。


「ごはん+栄養➡うんこ」

ものすごく雑な言い方をするならば。

どうも古細菌は「ごはんと栄養を食べたらうんこが出て、違う古細菌にとってはそのうんこがごはんになり栄養があるとうんこが出る。また違う古細菌にとってはそのうんこがごはんになる」という図式が延々と続いていろいろな物質を代謝していくものだと私は認識しました。

ごはんだけではなく栄養も必要とする感じです。

この時にこの古細菌は「24金が栄養」となるらしいのです。

そこで貴金属店に行って24金のネックレスを触らせてもらいました。

まずグリコーゲン合成酵素キナーゼ阻害作用のあるタングステンのブレスレットを1日つけると、次の日の朝には私の手はパンパンに膨れ上がりました。これが悪いということはわかっています。

そのパンパンの手で貴金属店の24金のネックレスを1時間半握らせてもらいました。こんなわがままに付き合ってくれるだなんて、なんて親切な店員さん。「もし金に効果があったら買おう」と言って握らせてもらっていたんです。

その間に金についての話をずっとしていました。

金を人工的に作る研究はかなり前から進んでいて、もうすでに「鉄と硫黄を原料に3つのバクテリアと2つのアーキアで作られる」ということはわかっているようです。ただその時に必要な別の要素が確実ではないので、実験はなかなか成功しない。金が実際に産出される環境を再現することは難しいのだろう。

というような話をしながら待っていたんです。

貴金属店の店長さんは「合成の金が作られるようになったら工業用の金はこういう使われ方をするだろうから、金の値段はこのように推移していくと思う。それはダイアモンドが参考になると思う。値動きはこのような流れが予測できるからその時は…」と、金にまつわるいろんなお話が尽きないようでした。面白い。


店員さん:もういいんじゃないですかね、1時間とっくに経ちましたね?
店長さん:そうね
わたし:そうだった、忘れてた。話が面白かったから
店長さん:あはは

そーっと手のひらを開いてみると…

店長さん:ぎゃああああああ!
わたし:あ~!細くなってる~!
店長さん:きてええええ!みてえええええ!
わたし:浮腫んでたのが一気に取れた!握ってただけなのに!
店員さん:ほんとだ~~~~~!こんなことがあるなんて~~~!

なんと、24金を握っていたほうの手だけがむくみが取れてシュっと細くなっていたんです。左手で握っていたので左手だけが細く、右手はタングステン効果でパンパンなままでした。

あまりの衝撃で写真を撮影するのを忘れるほどでした。その場にいた全員が部屋の中を意味不明に歩きまわっていました。


お店の中では「こんな不思議なことがあるなんて!」と店員さん総出で大騒ぎをしていたのですがとりあえず人数分のネックレスを購入して帰りました。一晩中首につけていると両手の浮腫みはきれいに取れていました。

そのすぐ後に小児科でそれを言うと、「そんなことあるわけないでしょ?(笑」と言われたので試しに外してみたのですが1週間後に低緊張で発作を起こして救急車で運び込まれひどい姿を晒しました。

その先生はそれ以来何も言わなくなりました。この頃特に体調が悪かったです。


24金は古細菌に影響を与えて、何らかの作用でむくみが取れた。一度金を身に着けるようになると必要不可欠なレベルになってしまう。

でもそれがなぜかなのかはよくわからない。

よくわからないから、水色の乳白色の源泉の温泉を探してみよう。それはきっと金鉱山の近くにあるはず。そして鉄と硫黄と塩を含み、高圧、高温、強酸性の温泉のはず!金を餌に増える古細菌は金が産出する環境の温泉の近くにいるはずだから!この古細菌はそういう場所に生息するならお湯の色は硫黄で濁っていて味はしょっぱいはず!高温の温泉で火山が近くにあるかも!

ということで調べてみると、この種類の古細菌を研究していたフランス人の研究者のサイトに「日本には3か所で見つけた。別府温泉、塩原温泉、玉川温泉で」と書いてあったので行ってみることにしました。

別府も塩原も温泉がたくさんありすぎてどこのお風呂に入ればいいのかよくわかりません。唯一玉川温泉は1か所だけです。三朝温泉でもさんざん玉川に行くべきだとおばあちゃんたちから言われていたことだし、玉川温泉に行くことにしました。





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