lediostereo

とある広告代理店コピーライター。 ノンフィクションでお送りしています。

父になって、ニュースの見方が変わった話。

子どもが産まれて早5ヶ月。
なんというか、ゆっくりと、でもしっかりと、心が奪われていくのを感じている。

育児も恋愛と同じで、いきなり好きになるわけじゃなく、
だんだんと好きになっていくものだったとは知らなかった。

正直、昔は自分の人生を誰かに捧げることに抵抗があった。
俺の人生は俺のものだと。
だから「父親になること」に、もっと具体的に言うと、
「子どもを中心に考える人間」にはなりたくないと思

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新しい命

命を授かった。
結婚して3年とちょっと。予定日は10月。
病院にも通い、妻は持病の手術も受けた。
親からのプレッシャーに耐えながら、
ようやく第一子を授かることができた。
まだ油断はできないんだけど。

僕らはもともと子どもをつくることを考えていて、
埼玉に小さなマンションも買った。
それは僕らよりも子どもを中心に考えた立地で、
幼稚園や小学校、公園からとても近い。
公園なんて目の前にあり、
毎日

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夫婦円満に必要なのは◯◯◯。

夫婦生活を続けていく上で、心がけていることがある。
それは、「妻は他人である」という事実を忘れないことだ。

全く違う生き物である以上、100%理解し合えるなんてあり得ない。
どこかで必ずズレは生じる。当たり前のことだ。
そのときに、他人であることを忘れずにいれば、
ある程度のズレは受け入れられる。
何より他人のために料理を作り、
下着を洗い、掃除をしてくれたりすることが、
どれほど偉大なことか分

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『ポケットに後悔を。』

ある日、ふと思ったことがある。

「後悔」って、実はとんでもなく無駄なんじゃないかと。
いや、正確には、「後悔してくよくよ悩む時間」が無駄ということだ。

「後悔」そのものはいい。次に活かすことができる。
でも、本当はそれだけでいいのだ。
それだけで、後悔は十分に役割を果たしている。

それに比べ、くよくよと長い時間を、
暗く、重く過ごすことには、何の意味もない。
もう答えは出ているのだ。
原因も

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『あるはずのないお菓子』

冷蔵庫を開けると、見覚えのないお菓子があった。

いや、正確には見覚えがあるのだけれど、
数あるお菓子の、いずれ消えゆくであろう新商品の中の1つとして
認識していたものだった。

それがこうして突如として現れ、自分のテリトリーの中に
あっさりと入り込んでいる事実に驚き、思わずその姿勢のまま
ソファーにもたれスマホをいじっている妻に説明を求めた。

そして大方予想していた通り、
「美味しそうだったか

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