『ポケットに後悔を。』

ある日、ふと思ったことがある。

「後悔」って、実はとんでもなく無駄なんじゃないかと。
いや、正確には、「後悔してくよくよ悩む時間」が無駄ということだ。

「後悔」そのものはいい。次に活かすことができる。
でも、本当はそれだけでいいのだ。
それだけで、後悔は十分に役割を果たしている。

それに比べ、くよくよと長い時間を、
暗く、重く過ごすことには、何の意味もない。
もう答えは出ているのだ。
原因も、対策も、すでに痛いくらい分かっている。
あとはそれを今後実行すればいいだけなのだ。

そう。くよくよタイムからは、何も生まれない。
それどころか、自分の限られた人生をネガティブに浪費することになる。
たった一度きりの人生の時間をそんなカタチで無駄にしてしまうなんて、
これほど虚しいことはないだろう。

その事実に気づいてから、もう無駄に引きずるのはやめた。
いや、やめるように努力していこうと決めた。

後悔とはズルズルと引きずって歩くものじゃなく、
ポケットにしまっておいて、必要なときに取り出すものなのだ。

それはきっと、自分が、自分の道を歩んでいくための
何よりの道標になるはずだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?