見出し画像

さおりんと、こうちゃんと、しょうじゅんの話

2019.6.10    Lemi

6/8〜6/9 に、【パワデコ】一泊二日の学び 第一回目がスタートしました。

以前私が書いた SDGsワークショップの記事を読んでくださった方は、覚えていますでしょうか。私が気になるキーワードとして「パーマカルチャー」を紹介し、「次の学びはこれだ!」と選択をした話です。

あれから早速、学びの場所を確保し、念願だった【Permaculture Awa Design College】(パワデコ)に参加してきました!

【Permaculture Awa Design College】は、パーマカルチャーを学びたい若者向けに作られた、Permaculture Awa のオリジナルコースです。
(短期間で沢山のことを学べますが、資格などが授与されることはありません。)

一泊二日が3回、二泊三日が1回、全4回のコースなのですが、6/8〜6/9 の第1回目から、体から羽が生えて空を飛んでいる感覚があったくらい(笑)、ものすごく濃い学びでした。

そこで出会った、ダイヤの原石のようにキラキラした仲間のうち、アウトプットを共有した人たちの話がとても印象的で、私の深い学びになり、私の中のエネルギーが溢れでたお話をシェアしたいと思います。(そのエネルギーで、羽が生えて飛んでいるような感覚になったんです。)笑

※この記事の内容は、本人には個別に許可をもらい、快く承諾していただきました。

さおりんの話

さおりんは、とても優しいお姉さんみたいな雰囲気があって、私が勇気を出してパワデコの皆んなにシェアした話に、後からそっと共感したことを伝えてきてくれた人。

さおりんとお話していて、私がとても感銘を受けたのは、さおりんが裸族であるということ。普段はもちろん洋服を着るけど、家の中にいるときは基本、必要最低限のものしか着ない。ほぼ全裸。

だけど、私が感銘したのはそこではなくて、さおりんにとって、それが本当に重要な意味を持っているということ。

私が何に対して感銘したかというと、

さおりんにとって、それは「世界平和の手段」であるということなんです。

私も世界平和を追いかけている身ですが、「そんな手段があったのか!」と衝撃的でした。今の私の想像力では、そのアプローチがあることに気づけなかった!

さおりんはもともと冷え性で、それを改善するために始めたそうなのですが、冷え性が治ったと言っていました。

ちなみに、私も冷え性なんです(笑)

さおりんはパワデコの就寝時も1人外のテントで裸になって寝ていたらしくて、後から「地球に抱かれているみたいだった」と素敵な感想をシェアしてくれました。

全身で自然を感じる、世界を感じる、それを遮断する衣服は必要ない。とメッセージが込められている気がして、すっごく素敵な発想だなと思います。

考えてみれば、私たちは普段、70%〜90% 衣服で覆われていて、「直接」身体的に自然を感じることがあまりできていないですよね。

前にユーチューブで、初対面の人と裸でハグをしたりすると、コミュニケーションが円滑になる、通じ合えるといったような動画を見たことがあります。

それを考えると、さおりんが言う 世界平和へのアプローチ方法は、理にかなっていると思いました。

私が「世界平和が目標なんだ」って言うと、さおりんが「私も世界平和を目指してる!」と嬉しい言葉をくれて、広がった話でした。


さおりん、素敵な話を一緒にしてくれて ありがとう。


また、さおりんは色々な活動をされていて、私はこれから彼女の活動をチェックしていきたいなと思っています。ブログやツイッターの掲載の許可をいただいたので、皆さんも是非覗いてみてください。

私も気になる裸族の話は、主にツイッターで発信しているそうです♩

【ツイッター】https://twitter.com/saori_ohkuni

【ブログ】http://delicious-life.com/


こうちゃんの話

こうちゃんは私と同い年なのですが、バックパックとかもしてる旅人で、『アルケミスト』(本)の話ですごく盛り上がった。(あんなに興奮したの、私だけかもしれないけど。(笑) )

帰りの電車でこうちゃんが話してたことが、すごく印象的だったので、シェアします。

どんな話の流れでそういう話になったのか、忘れてしまったのですが、こうちゃんは

『俺たちは選択しているように見えて、選択させられている』

と話してくれました。私はすぐにハッとして、確かにそうかもしれない。と思いました。

だって、私は平成生まれで、私が生まれた時はもう既に、「人間社会」と「自然」の分断が始まっていたから。生まれる前から、私のいた世界は自然と分断されたところでした。

どういうことかというと、自然と「共生」できていない生活。モノがどんどん増えて、便利になって、自然資源は消費しているのに、こっちは何も自然のことを考えない、「使ったら、次!」のような世界。私は祖父母から、「昔は子供のとき、遊ぶ道具なんてなかったから自然のもので遊んでたよ」って教えてもらっていたけど、今は遊ぶモノで溢れている。ゲーム、オモチャ。自然がなくても充分遊べる。

私は子どものころから、自然と触れる機会の価値がそこまで重要視できていなかった。あってもそれは表面的で、私の記憶にあまり残っていないくらい。

人は生きる場所を選んでいるのか分からないけど、選んでいるようで、その選択肢のほとんどが自然から「分断された社会」だと思います。

私たちが使うモノも、自ら選んでいるようで、企業が出す数あるモノの中から選ぶように仕組まれているように感じます。

でも本当は、自分でやってみたら自然のもので作れるかもしれない。本当はそのモノは必要ないかもしれない。

これはパワデコでも学んだことです。人間が必要なものは、全て自分たちで作れるということ。

こうちゃんは、そんな大事なことを思い出させてくれました。

こうちゃん、ありがとう。


しょうじゅんの話

しょうじゅんは、私が今まで見てきた人の中で、いちばん好奇心にあふれていて、「知りたい意欲」がある人。すごく物知りで、「どうしてそんなに色々知ってるの?」と聞いたら、「I don’t know で生きてるから。」と返ってきて、納得してしまった。

しょうじゅんは、自分が知らないことを知りたい、学びたい意欲が誰よりも強くて、それに触れるたびに自分で学びを深めてる、強いエネルギーを持った人です。好奇心のエネルギーがすごく溢れていた。

パワデコの学びをアウトプットする場で、私が苦手な虫と共生する方法を探っていた時、「じゃあ例えば、蚊 みたいな、人間の血を吸ったり、人間にとって害がある虫とはどうやって共生すれば良い? 私はいつも殺しちゃうんだけど、それは共生じゃないのかな?」と聞きました。

するとしょうじゅんから、「俺は蚊に血を吸わせる」と衝撃的な回答が返ってきました。さらに、なんと さおりんも血を吸わせるとのこと!

理由を聞いたら、さおりんが「蚊は、汚い血を吸ってくれるという説があって、自分の血が綺麗になる」と教えてくれました。

私が思ってた「害」が、本当は「害」ではなかった、衝撃的な学びでした。

さおりんによると、体の血液が酸性だと蚊に刺されやすいそうで、「じゃあどうやったらアルカリ性になれるの?」と聞いたら、野菜がベースの食事にすると、刺されにくくなると教えてくれました。甘いものとか、お肉とか食べ過ぎていると、蚊に刺されやすい。

「だからそれを食べ過ぎて蚊にさされてしまったら、『あ、食べ過ぎて血液が酸性になってしまったんなだな。』と気付けるから、私は無料の健康診断だと思ってる」とさおりんが素敵な考え方をシェアしてくれました。

するとしょうじゅんが、「蜂とかも、がん細胞を狙って指しているらしくて、蚊も血の不純物を出してくれてる。不純物を出し切ってないのに潰すから、痒くなって、またかくことで皮膚に穴が開いて、不純物を出している。そのためにかかせている」と面白いことを教えてくれました!

今まで害だと思っていた蚊が、自分の体の状態を教えてくれるメッセンジャーだったんです。自然からのメッセージ。

発想や視点を変えると、そんな優しい事実が見えてきて、自然と共生できる一歩を踏み出せる。

他にもたくさんあるけど、色々な引き出しから沢山のことを皆んなにシェアしてくれて、新たなものの見方を教えてくれたしょうじゅんでした。

しょうじゅん、ありがとう。


パワデコの学び

パワデコでは他にも沢山、濃い学びがありました。

またそれは、近いうちにシェアしたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

また、新たな学びをくれた さおりん、こうちゃん、しょうじゅん、そしてパワデコの素敵な講師の方やスタッフ、仲間。本当にありがとうございました。


環境問題と生物多様性のインタビュー記事II に関しましては、現在作成中で、公開する前に修正していただく(インタビュイーの方に)ので、もう少し時間がかかります。

気長に待っていただけると嬉しいです。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?