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観劇逍遥

JACROW
『キョウカイセン』
2022.11.17 19:00公演

なんとなく下北を降りて看板を眺めていると
40割なるものが!
ちょっと曖昧ですけど1年かけて関係を…とかいてあったような…
開場されるとお客さん同士の知り合いも多いようで、そこらで挨拶が飛び交っていたり、これは見知らぬギョウカイの方々なのかな

とある事故で病院に運ばれた男女とその家族ら、死のカタチを前にした、それぞれの思いと葛藤を、タイトル通りのあれを詰め込んだ至極ストレートな物語

中途半端に姉妹のシーンに方言を使わせた意図はなんだろう

呼吸あってますよ、こんな演出もできますよっていうエゴのように感じてしまうし
飲み物のフリもビニール薄いから、あぁ笑わしたいんだろうなって

臓器提供という内容がら、どうも啓発演劇のようにも感じたのと、本筋を何処に置きたいのか、どう持っていきたいのか今ひとつつかめない、たぶん伏線回収されてないし、わりと残念な思いは正直あります

またあの障害名を出したことにはわりと?というか不快感があったりします

専門家ではないのであれですが、あの障害名を出しておけば、それを知らない人でも「あー」って信じてしまう恐れがあるから
インパクトを与えるだけに使われたような気がしてならないです

作者さんがそれに関して詳しくって、めちゃくちゃ調べたならあれですが、そこまで盛り込まなくても良かったのかなと感じた次第

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