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ANDROID UI & GUI DESIGN 輪読会 - 3

*この本を元にした輪読会のまとめと感想です。3.10まで。

3.6 スクロール

iOS と Android 問わず、数の多いコンテンツのあるアプリならリストが存在すると思います
リストは多くのコンテンツが見れる手段でもあるのでスクロールすることでユーザーが不便を感じてはいけないです(カクカクするとか読み込みの表示がでずに、それに気づかず不具合と思うとか)
Android にはそういうリストに対して、あれば便利と言えるいくつかの UIが存在しますので紹介します

その1. FastScroll

右のスクロールバーに出ている「か」と「G」のような Index が表示されることを意味してて
1、2回スクロールしても欲しい情報が見つからない場合ユーザーは速くスクロールしてしまいますね
そういう時役に立つ機能だと言えます

その2. SwipeRefresh

リストをタップしたまま、下の方に swipe すると画像のようにぐるぐるの矢印が出てリストが更新されるものです
主にリストを更新させたいとき使われます

その3. Swipe

リストの一個のアイテムを横に swipe して、消したりできる機能で
Android だと Gmailアプリで簡単に確認できます
古くから削除するためには長押しをしたり、削除アイコンをタップしてまたアイテムをタップして…みたいな段階が必要でしたが
swipe で削除できるとすごく便利!って感じですね

3.7 スピナー

Spinners は dropdown menu と同じ概念の機能で三角アイコンが置かれていることで存在がわかります
三角アイコンを押すとメニューが開かれる機能ですね
(そのまま過ぎて説明することがない…)
メビューを常に開いておくより、レイアウト領域の保護もできるし
ユーザーのアクションを誘導することもできるので機能に合わし、適切に使うことをお勧めします

3.8 ボタン

ボタンのことは本当に Material Design ガイドラインに乗せているよりわかりやすいのはない気が…

ボタンは、ボタン自体のデザインも様々で、使われる画面によってテキストにするかアイコンをつけるかなど考慮しないといけない要素がたくさんあるレイアウトになります
その中でも UX に関わるところはボタンを押したときの効果になると思います 

ボタンが現在押される状態なのか、押してもいいのかなど状態をユーザーに伝えるためには必ず必要な機能だと思います

まあ、最近の高いバージョンの端末だと DISABLED(非活性)以外は自動にアニメーションなどが着くのでデザイナーとエンジニアがだいぶ楽になりましたね

ボタン以外もレイアウトの状態(States)は大事な要素なので一度読んでみるの楽しいと思います

3.9 テキスト領域

本にはテキスト領域に対して、
線だけで構成されているテキスト領域よりボックスで出来ているテキスト領域の方がわかりやすくてユーザーの入力への誘導も強いと書いています
ふむ…

どっちを選択するかはアプリの機能やブランドイメージとかで変わってくるのでよく考えてください…ということですかね

3.10 タイポグラフィ

テキストは大きさ、フォント、幅などスタイルが存在し、それを変更することでイメージ(デザイン)も変わってきます

3.10.1 テキストスタイル

Android のテキストは何が変更できて何が変更できないのか?

できること
・フォント
・大きさ
・色
・影
・太さ
・傾き
・文字幅

できないこと
・影の重複指定

なので、開発でテキストデザインの変更が必要なとき参考にしてエンジニアさんに伝えましょう!
(影の重複指定って CSS ではできるらしい)

3.10.2 テキストサイズ

Android は端末でフォントサイズの変更ができるのでテキストのサイズが大きくなってレイアウトが崩れる場合が発生します
それを防ぐためには全てのテキストサイズに対応できるようにレイアウトを考えるか、テキストサイズを最初から決めといて変更できないようにするかです

また、言語ごとにお勧めするテキストサイズが違うので(英語より日本語の方が1サイズ大きい)多言語を提供しているアプリなら対応しないとユーザーがテキストを読むとき不便を感じるかも知れません

3.10.3 sp と dp

sp ってなに?というと
Scale independent Pixels のことを略して sp 
簡単にいうとテキストサイズを決めるときの単位ですね(Android) 
文字は sp 文字以外(画像とか)は dp を使います
前に話したように Android って端末の画面サイズがそれぞれなので画像とテキストなど、画面に合うように表示できないといけません
それをいい感じにしてくれるのが dp と sp(spはテキスト限定)という…… 
もしテキストで sp を使わないと、ユーザーがテキストサイズを大きくしても反映されない…かな?

基本 sp はテキスト限定でエンジニアがつけるものなのでデザイナーが設定したりする必要はありません

3.10.4 Font Family

Android では固有のフォントを使うことができます
また Default になるフォントは端末のバージョンや作った会社によって変わったりするのでとても制御し切れない領域となります
なので Default フォントやユーザーの Custom フォントを表示させたくない場合は決めたフォントを入れてそれだけを表示させるように開発するか、文字を画像にする…という方法を使うことができます