見出し画像

【段位別】次のステップに進むためのおすすめの練習曲【七段合格編】

はじめに

こんにちは、さとうと申します。
 以前の記事で申していた通り、この記事から、段位別の次のステップに進むためのオススメの練習方法、練習曲を紹介していければと思います。
この記事のシリーズは

  1. 目標の把握 (このシリーズでは、段位合格をメインにさせて頂きます)

  2. 現状の把握 (今、何ができて、何をできるようにすべきなのか)

  3. 課題設定  (1,2を踏まえたうえで、何が必要なのか)

の3つの項目を軸に書かせていただきます。
 とはいえ、各段位の皆さんの得意・不得意は千差万別ですので、避けては通れない、特に苦手としている人が多いであろう項目を中心に書いていこう、という方針です。すべての方に対して効果的な記事であることを保証することはできないということをお許しください。
 ただ、上記の想定とは少々別の立ち位置にいる方々(=個人差の強い譜面が得意、段位の対策が得意な方々)にも、3つのプロセスに沿って、上達法を確立するための一助となるような記事を書こうと思っていますので、参考にしていただけると幸いです。

 この記事は、「現在六段で、七段を目指している方」に向けたものとなっています。ご了承ください。

1.目標の把握

まず、IIDX30の七段の課題曲を確認しましょう

  1. BroGamer (hyper 9) 207bpm

  2. entelecheia (hyper 10) 185bpm

  3. Flash Back 90's (another 10) 155bpm

  4. THE SAFARI (hyper 10) 150bpm

 この段位は、レベル9、10の曲で構成されています。4曲目のTHE SAFARIは、どの作品でも変わることなく、長いことこの段位のボスとして居座り続けています。

個人的な見解ですが、七段合格は、level9の地力譜面をしっかりと認識することができ、level10をある程度余裕をもって遊ぶための基礎力が身についたということを意味するものだと思っています。
 私自身も、七段に合格してから、level10の版権曲のanother、有名だがむずかしい楽曲のhyperなどなど、知っている曲、好きな曲をあそべるようになり、選曲の幅が一気に広がって、より一層このゲームを楽しく遊べるようになったと感じた記憶があります。冥のハイパー無限にやってた

2.現状の把握

 六段に合格できた方なら、160や170などといった、ある程度のbpm帯までの、同時押しを含まない16分乱打2~4個の8分の同時押しに関してはある程度処理することができると思います。2つ目の項目に関してはFly aboveとか、Hurry Hurryとか。

 ここで、七段の課題曲を再度確認してみると、1,2曲目はhyperということもあって単純な配置が多いにしても、bpmが高い曲が揃っており、譜面の認識自体に問題がなくとも、手が追い付いてこない、といった問題が発生してしまう恐れがあります。私も速い曲めっちゃ苦手です。速くなりたい
 そして、3曲目のflash back 90'sは、スクラッチと鍵盤が絡んだ配置や、同時押しを含む16分乱打などが見受けられる、another譜面特有の配置となっています。特に、この手の譜面は八段を取得して以降遊ぶ、大半の曲で捌ける必要があるので、今の段階から練習をしておいて損はないでしょう。

Flash back 90'sの譜面の一部
皿がらみ、16分乱打がむずかしい

 4曲目に関しては、特筆すべき点がないと言えば噓になってしまいますが、段位におけるサファリの攻略法と銘打った記事や動画が結構あるので、この記事ではどちらかというと、今後にも役に立つであろう、「まず地力を上げて受かるべくして受かる」ための練習曲を3つ目のパートで紹介できればと思います。ただ、THE SAFARIに関しては、正規譜面であろうが、鏡譜面であろうが、片手でトリル配置を捌かなくてはいけなかったり、縦連打を捌く力を必要とする配置があるので、そういった譜面を練習できる曲を紹介したいと思います。
 「地力とはなんなのか」という主に自己整理を目的とした、少々哲学的な内容の記事もありますので、気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。

3.課題設定

 さて、七段の課題曲とその譜面傾向を確認したわけですが、必要な項目を整理すると

  1. ハンドスピードの向上(8分譜面であれば200bpm~、16分譜面であれば170bpm~200bpm)

  2. スクラッチと鍵盤が絡んだ譜面を適切に処理できるようにする

  3. 同時押しを含んだ16分乱打を認識、処理できるようにする

  4. 様々なトリル、縦連打などが配置された譜面を捌けるようにする

といった課題が挙がります。この4つの課題を達成するために、練習に使うと効果的な曲の例しては

  • NINJA IS DEAD IIDX ver. (hyper 9) 222bpm (1)

  • 255 (hyper 9) 255bpm (1)

  • Vulkan (hyper 9) 205bpm (1)

  • Daily Lunch Special (hyper 9) 205bpm (1)

  • Visterhv (hyper 10) 191bpm (1)

  • EXUSIA (hyper 10) 188bpm (1,2)

  • STARLIGHT JUNCTION (another 10) 160bpm (2,3)

  • 冬椿 ft. Kanae Asaba (another 10)  155bpm (3)

  • BOOM BOOM DISCO NIGHT (another 10) 155bpm (3)

  • Cyber Force (another 10) 146bpm (3,4)

  • alla turca con passione (another 10) 140bpm (4)

  • Hydrogen Blueback (another 10) 143bpm (2,3,4)

などが挙げられます。曲の情報のあとに、その曲で練習できる要素の番号を付け加えました。上の12曲以外にも、各要素を練習できる曲はたくさんあると思いますので、ぜひ探してみてください。
 強制ではありませんが、ランダムオプションを使用すると、様々なパターンの譜面が練習できるので、おすすめです。ハズレ譜面は超練習になる
 また、ゲージに関しては、ハードゲージなどのような途中で遊べなくなってしまうことのない、イージーノーマルのゲージがおすすめです。私は地力上げの時はアシストイージーでしか遊んでませんでした。

 六段の皆さんが無事七段に合格して、選曲の幅が更に広がって、より一層このゲームを楽しめるようになることを祈ってます。

おわりに

 今回は、本シリーズ最初の記事ということもあり、少し文章量が増えてしまいましたが、少しでも参考になった部分があれば幸いです。
 また次回以降(八段~)の記事でお会いしましょう。またね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?