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【段位別】次のステップに進むためのおすすめの練習曲【十段合格編】

はじめに

こんにちは、さとうと申します。
 今回の記事も、前回の記事に引き続いて、現在九段の方が、次のステップに進むためのおすすめの練習曲、練習方法を紹介していければと思います。
 この記事は、「現在九段で、十段を目指している方」に向けたものとなっています。ご了承ください。

1.目標の把握

まず、IIDX30の十段の課題曲を確認しましょう

  1. Rampage (another 12) 195bpm

  2. Level2 (another 12) 150bpm

  3. GENE (another 12) 163bpm

  4. BEAT PRISONER (another 12) 155bpm

 この段位は、すべてlevel12の曲で構成されています。とうとう来るところまで来たという感じですね。
 1~4曲目、どれをとっても、それぞれの曲に相応の対応力が必要となる、非常に達成しごたえのある段位となっています。

 十段合格は、level11までのほとんどの曲を楽しく遊ぶことができ、level12の入門曲ならば余裕をもって遊べるようになったということを意味するものだと思っています。
 私は、十段取ってしばらくはカードを通して自分の段位を見るのを楽しむくらいには舞い上がってました。字面がもうかっこいい

2.現状の把握

 九段に合格できた方は、ある程度の皿複合や、そこまで長くない16分以上の間隔で配置された連皿、そこまで速くない2~5個の縦連打、2~4つの同時押しを多く含んだ16分乱打などに関しては問題なく捌けると思います。   
 Todestirebを乗り越えた方なら込み入った乱打譜面もだいぶ捌けるようになってきたはずです。

 ここで、十段の課題曲を再度確認してみると、1曲目は高速曲、2曲目は皿曲、3、4曲目は中速の物量曲となっています。1曲あたり平均1836notesと、地力はもちろん、4曲を通して押し切る体力も必要になってきそうですね。腕なくなるよ

 1曲目は195bpmのRampage。序盤から終盤までは同時押しがメインですが、最後の数小節で16分乱打がメインの密度が高い譜面が襲い掛かってきます。終盤まではゲージを80~100%残しつつ、最後の高密度譜面で50%以上は残す、次の曲に余裕をもって臨めるようなゲージ推移が理想的です。
 bpm200前後の同時押し主体の高速曲での練習がカギになりそうですね。

ここからが本番

 2曲目のLevel 2ですが、見ての通りがっつり皿曲です。中盤から最後まで、16分間隔で配置されたスクラッチ譜面を捌くことができるかどうかが、この曲を乗り切るための最大のポイントになります。特に、16分間隔で2枚ずつ配置されている部分は、リズムはもちろんですが、押し引きの変化も激しく、BADハマりを誘発しやすい配置となっているので、ある程度譜面を頭に入れて処理する必要がありそうです。
 もしBADハマりをしてしまった場合は、一度皿を回す手を止めて、再度落ち着いて皿を回し始めると、ゲージの減少をそこでストップさせることができることが多いです。

腕とれる

 3曲目のGENEですが、こちらは純粋な中速の物量曲といったところでしょうか。2,000ノーツを超える譜面を捌き切るには、相応の認識力と体力が必要になりそうです。曲を通して、目立って忙しくなるようなパートはありませんが、中盤の16分間隔で配置された鍵盤のノーツに皿が絡む部分は他とは違う対応力が求められそうです。

千手観音になるしかない

 4曲目のBEAT PRISONERは、3曲目のGENEと同じような中速の曲ですが、譜面傾向は全くと言っていいほど異なります。
 前半は、GENEの中盤ほどのスクラッチの絡みではないにしろ、16分間隔で配置された、平均3~4個のノーツを立て続けに捌く必要がある譜面(=横に広い譜面)となっています。
 後半に関しても、前半のような横に広い譜面はもちろん配置されていますが、そこに少々変則的なリズムのチャージノーツや、16分間隔で配置されたスクラッチノーツが加わってきます。訳わからないよ

特有のチャージはこの曲でしか練習できなさそう…

 以上4曲の特徴をざっと確認してみましたが、どの曲も攻略するにはそれなりの対策や、レベル12での本格的な練習が必要になってきそうです。

3.課題設定

 さて、十段の課題曲とその譜面傾向を確認したわけですが、必要な項目を整理すると

  1. bpm200前後の高速曲に慣れる

  2. 16分間隔で配置されたスクラッチがメインの譜面(=皿曲)に慣れる

  3. 鍵盤に皿が絡んだ譜面(=皿複合)を捌けるようにする

  4. 16分間隔で配置された、平均3~4個のノーツを立て続けに捌く必要がある譜面(=横に広い譜面)に慣れる

といった課題が挙がります。この3つの課題を達成するために、練習に使うと効果的な曲の例は

  • Snow Goose (another 11) 200bpm (1)

  • apo:llioth (another 11) 200bpm (1,2)

  • Cookie Bouquets (another 11) 205bpm (1,3)

  • Fervidex (another 11) 191bpm (1,3)

  • THE CANNONBALLER (another 11) 170bpm (3,4)

  • invoker (another 12) 195bpm (1,3)

  • DOMINION (another 12) 196bpm (1,3)

  • NNRT (another 12) 101~202bpm (1)

  • 恋する☆宇宙戦争っ!! (another 12) 200bpm (1)

  • Beat Radience (leggendaria 12) 192bpm (1)

  • bass 2 bass (another 10) 140bpm (2)

  • naughty girl@Queen's Palace (another 11) 145bpm (2)

  • Level2 (another 12) 150bpm (2)

  • AA (another 12) 154bpm (4)

  • snow storm (leggendaria 12) 145bpm (4)

  • Broken (another 12) 148bpm (4)

  • GOLDEN CROSS (another 12) 150bpm (4)

  • F (another 12) 154bpm (4)

  • SOLID STATE SQUAD (another 12) 155bpm (3,4)

  • TIEFSEE (another 12) 165bpm (4)

などが挙げられます。
 手を速く動かすことができるようにするには、まずlevel11の高速曲で練習をしてから、level12の高速曲にチャレンジするという流れがいいかもしれません。
 各要素を練習できる曲は他にもたくさんあると思いますので、ぜひ探してみてください。

 ちなみに、段位の対策とは無関係ですが、3曲目のGENEは約6分の曲で、それを3パートに分け、冒頭から順にnomal、hyper、anotherという形で楽しむことができます。nomalやhyperもぜひ遊んでみてください。

 九段の皆さんが無事十段に合格して、本格的なlevel12にチャレンジする面白さを味わうことができるよう、応援しています。

おわりに

 今回の記事で、十段を目指すにあたって、少しでも参考になった部分があれば幸いです。十段に合格したら、次は今作で明らかに様子がおかしくなってしまった中伝ですね。
 また次回以降の記事でお会いしましょう。またね


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