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野良リスナー会@上野に行ってきたよ


※トップ画像は、カラオケパセラ上野公園前HPのスクリーンショットです。問題があればご指摘ください。


utakikiさん主催の、野良リスナー会 in 上野に参加してきました。

平日木曜昼からのためか、参加者は主催のutakikiさん他、演者のすみとさんと左馬の3人だけでした。関東圏の方がもう少し来られるかな、と思ってたのですが、平日は厳しかったかなあ……

最初は、utakikiさんの「イノセンス」講義。気合の入った講義プリントを頂きました。凄いや。Puhyunecoさんの「アイドル」をはじめ、数々のイノセンス楽曲を例に挙げながら、イノセンスの傾向や印象についてのお話……約30曲を3時間ほどかけて、じっくりと解説されながら音楽の波間に揺蕩う心地よい時間でした……(*´▽`*)

個人的に感じるところでは。イノセンス楽曲とは、典型的なボカロックやミクノポップからは外れており、メインストリームから外れたマージナル(周縁)・アングラ側に寄りながらも完全なアングラとも言い切れず、不協和音やノイズやミニマルやポエムロイドなどを取り入れながら諸要素をまとめている特色のある作品、という印象を受けました。(今後、この印象も変わっていくかもですが)

イノセンスかどうかの判別は主観による割合も大きいとのことで、たとえばメジャーな楽曲でイノセンスと呼べそうな作品はあるでしょうか……と私が聞いたところ。すみとさんから、じんさんの「日本橋高架下R計画」はどうか、という意見が。

言われてみるとイノセンス味もあるかな? と思ったんですが、utakikiさんによればイノセンスとは呼べない(ただし、人によってはイノセンスと判定しうるかもしれない)とのことでした。

実際の講義内容については、今後utakikiさんがnoteにまとめる予定があるとのことで、楽しみに待つことにします。


後半は、すみとさんによる「千本桜からテルユアまで」。2011年から2012年というボカロ全盛期においてどんな曲が聴かれてきたか、そして当時のボカロシーンで、また作者にとってどんな意味があったのか……文脈的な読み解きを中心に、約20曲弱の楽曲を聴いてきました。

再生数10万以上の殿堂入りどころか、100万以上の伝説入りに限ってもボカロ史的に重要な作品が数多く生み出された時期であり、短い時間ではそのすべてを網羅することはできなかったものの……様々な名作を聴き直すだけでも高揚する時間でしたね。ボカロP関連の小ネタ・裏話もちょこちょこ聞けましたし、満足(*´▽`*)

すみとさんから詳しいお話があるかもしれないので、私としてはこの程度にとどめておきます。


気が付けば19時を回り、私は一足お先に失礼しましたが、utakikiさんとすみとさんは二次会へ行かれてましたね。iNatさんへのイノセンス紹介、上手くいったでしょうか。

上手く参加できる機会があれば、また行ってみたいな……utakikiさん、すみとさん、楽しい時間をありがとうございました!ヾ(*´∀`*)ノ

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