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でたらめ音楽教室・課外授業《ボカロ》2の覚え書き



2017年11月23日(木・祝)、三鷹市。

スッパマイクロパンチョップさんヒッキーP(大高丈宙)さんが主催する

でたらめ音楽教室・課外授業《ボカロ》2

に参加してきました。

三鷹おんがくのじかん。会場は、こじんまりした緑色の建物、地下へ続く階段の先にありました。14時半ぐらいに着きましたが、私が一番乗りだった模様。ちなみに2番手はFAIOさんでした。お洒落な会場に20人以上の観客が詰めてあっという間に満杯に。PCトラブルにもめげず、教室が始まりました。

時間割という名のお品書きは、次の通り。


1時間目:ニュースが伝えないボカロシーン史(でたらめ)

2時間目:ボカロ半透明講座(でたらめ)

3時間目:お客さんの曲を聴きたい! もしくはひたすらオススメコーナー(でたらめ)


以下、長尺になりますが、記憶の限り書き留めておきましょう。


1時間目:ニュースが伝えないボカロシーン史(でたらめ)


初音ミク登場前後の情勢について、ヒッキーPさんによる解説が始まります。

初音ミク登場以前は、事務所等に所属していない素人がオリジナル曲を発表する場所が無く、またごく近い間柄以外の人にはまともに評価してもらえなかったそうです。スッパさんはレーベルに所属していたそうですが、親しい友人に電話越しにテレコで曲を聴いてもらって感想をもらったりしてたとか。

さて、初音ミクという合成音声歌唱ソフトですが、前情報が流布しており、2007年8月末に発表されればある程度のムーブメントを起こすとは予測されていました。しかし、当時は一過性のブームで終わるだろうとみなされていたのも確かです。

2007年9月、真面目なカバー作品などを横目に、ちょっとしゃべらせてみただけの簡単な動画も多数アップされました。おもちゃのように扱われたため新たに参入するハードルは低く、例として卑近な話ですが、うんちとかえっちとか言わせた動画があったと……しかし検索で探すも見つからず……極初期の釣り動画に引っ掛かったりしていましたw VOCALOID雪隠入りタグで探してみたりしたのですが曲的にまともな作品しかなく、もっとどうしようもない代物をヒッキーPさんは例示したかったようです。今では消えてるのかな。あと、ドラクエのメロディーに君が代をのっけたやつとか。卑猥な言葉を初音ミクにしゃべらせてる動画も取り上げ、でもメロの部分は格好良いよね、など真面目に分析しているお二人が面白かったですw

閑話休題。こうして様々な人がVOCALOIDに流入して才能を呼び込む素地となり、今まで無名だったアマチュアによる高品質なオリジナル曲が発表され、初期の初音ミクブームを牽引する原動力となっていきました(例:みくみくハジメテノオト)。こうした最初のボカロシーン創出を指して、キャプテンミライさんは、ボカロを通して日本にかつてないほどのパンクシーンが訪れた、といった意味の事を仰ってたそうです。

オリジナル曲の内容も、最初は初音ミクのキャラクター性を前面に出した曲が多く、もちろんこれは初音ミクムーブメントを盛り上げていこうとする動きなのですが。裏の意味としては、初音ミクが1ヶ月程度のブームとして過ぎ去るだろうと見込んで、自分のオリジナル曲を聴いてもらえる最後のチャンスと考えてキャラソンの流れに乗った面もあるのではないか、というのがヒッキーPさんの解説でした。いわば、毎日が最終回的な雰囲気であったと。

さて、初音ミクムーブメントが盛り上がった理由として、ボカロ曲を聴く場としてのニコニコ動画が重要だったことは否定できません。動画上のコメントを通じた交流、タグを用いての検索は、ボカロユーザー(作曲者)とボカロリスナー(聴き手)を繋げていきます。また、今は無きハツネギにゃっぽん2chの本スレ・底辺スレといった、SNS・掲示板での交流も重要でした。
ニコニコ動画の音楽カテゴリーランキングも忘れてはいけません。初期のニコ動ランキングは毎日朝5時にリセットされる仕様になっており、朝に投稿された動画がランキングに滑り込めばリスナー獲得を期待できたため、作品の新陳代謝のサイクルが早く、これも多くのボカロユーザーを呼び込む動機となりました。週刊VOCALOIDランキング(通称ボカラン)日刊VOCALOIDランキング等も、ボカロ動画の再生数に大きな影響を与えました。週刊ボカランの30位以内に紹介されれば、週のメジャー作品としてリスナーに評価されたのです。一方、週刊ボカラン作者のsippotanさんは、毎週のエンディングでピックアップした良曲を紹介し、BGMに載せて31位以下の作品も100位ぐらいまで(タイトル・サムネ程度ですが)紹介するなどマイナー作品への配慮も忘れませんでした。(このEDピックアップ方式については、スッパさんからザ・ベストテンでのピックアップ紹介に似た方式ですね、とのコメントがありました)

他には、独自方式での良曲ピックアップサイトのぼかさるや、個人でボカロ曲を発掘・紹介するブログ・サイトも一定の役割を果たしていました。(※GissyさんによるVOCALONOBISも紹介されていましたが、こちらが始動したのは2011年からですね。ツッコミ入れ損ねて流してしまいました)

2007年9月のお祭り騒ぎ、2007年9~10月の初期名曲登場により初音ミクブームが巻き起こると、例にもれず毀誉褒貶が起きます。2007年11月には「アッコにおまかせ!」でアキバオタクのオモチャ扱いで紹介されて炎上したり、Googleで「初音ミク」が検索除外されたように見えた問題が騒動になりました。亞北ネル弱音ハクなど亜種(派生キャラクター)が登場したのも、この頃のことです。

2007年12月にはメルトショック・ハトショック。「メルト」は言わずと知れたryoさん、「ハト」は(原曲削除済みですが)秦野Pさん作品です。

初音ミクのキャラ性を重視したキャラクターソング・イメージソングが主流だったところに、初音ミクを(キャラクターとは直接関係ない)声の出る楽器として扱った「ある意味で普通の、クオリティの高いオリジナル曲」が大ヒットしたのです。初音ミクのキャラクター性喪失や、上がってしまったハードル。2007年12月には"「メルト」の敷居の高さが、いつかニコニコ動画を衰退させる?"という、ボカロ衰退論に連なるような記事が早くも書かれたりしています(この記事はどちらかというとシーン内部からではなく外野からの観測記事で、しかも作り手と言うより受け手のハードルを問題にしているので、述べている流れと文脈がずれるところはありますが)。

また、2007年12月末には鏡音リン・レンも登場してボカロシーンを再び盛り上げました。(初音ミク登場時の、坩堝の様な熱狂を再現するまでには至りませんでしたが……)

この辺りまでも、駆け足で動画引用しながらの説明で、内容が濃いこともあり相当時間を使っていましたが、とりあえず1時間目はここまで。


幕間:ジャガボンゴ(コンペイトウP)とtanasinnなど


休憩時間に曲でもかけようということになり、ヒッキーPさんが「ジャガボンゴ」(コンペイトウPさん)を紹介。タグにあったtanasinnは説明しにくいものの、2004年頃に2chで登場した言葉のようです。

【閲覧注意】インターネットミームのtanasinnとは? - NAVER まとめ

tanasinnとは (タナシンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

Tanasinn - アンサイクロペディア

漠然とした意味不明な対象に感じる虚無や狂気を指してtanasinn、と仮に名付けているのだと私は思うのですが、詳細は皆さんで調べてみてください。ヒッキーPさん的には、tanasinn感があると言われてしっくりくるのは、同じコンペイトウPさんだと「あるぺぞ」の方だそうです。

一方、イノセンス(innocence)タグは2017年になってからの登場で、ボカロリスナー界隈発祥のタグと考えて良いと思います。

その他、ボカロは今いくつぐらいあるの? という質問。私からは、海外組を含めて約60~70程度ではと回答しました。(帰ってからWikipediaでキャラクター別に数えてみると70以上はありました)
ボカロネイティブとは何を指す言葉か、という質問。はっきりグループ分けされた言葉ではないものの、音楽に触れた時に既にボカロが自然にある世代、と考えて良いと思います。FAIOさんから、リバースユニバースを聴くとナユタン星人さんがそうではないかと思える、と提議がありましたが、ヒッキーPさんは、ナユタン星人さんはボカロをある程度研究した後に計算して出てきた印象がある、あるいは既作家の別名義とも考えられる、という回答でした。リバースユニバースには、冨田勲さんがホルスト『惑星』をシンセ編集した際にロケット発射音としてピポパポピと入れた音に似ている、リスペクトがあるか、でなくともシンセ音楽の流れを汲むのでは、との指摘も観客からありました。


2時間目:ボカロ半透明講座(でたらめ)


VOCALOIDが「半透明」というのは、どういうことでしょうか。

ヒッキーPさんが話した2時間目の内容は、なっとくPさんがヒッキーPさんについて言及したブログ記事に多くを負っており、講義中でも読み上げられていました。なお、最後に紹介されてやっと気付いたのですが、なっとくPさん、実はその場にいて前の方に座っておられました。(後から考えると、なっとくPさんの文章を著者の目前で朗読していたことになりますね。)

元のブログはこちらです。

ヒッキーPを一言で表す nattoku~なっとくP's Blog~

わかりやすく、読み手をうなずかせる文章だと思いますので、ぜひ一度読んでみてください。なっとくPさん自身が、記事後半の大意をまとめておられますので、そこを引用します。

「歌声の透明性(半透明性)」という概念について、確認とともに整理します。
 我々は人間の歌声に感情を意識します。その感情のリアリティは100%ボーカリストが有するものと我々はとらえます。作詞者の意図は流れてきません。
 一転して、VOCALOIDが透明な歌声で歌うと、感情のリアリティをボーカリストが有する率は0%となります。そしてその分、作者が100%負うこととなります。
 その中間が半透明性をもつ歌声です。VOCALOIDの歌声から感情を意識してしまうと、その感情のリアリティを有する率が、VOCALOIDと作者ともに、0か1かで測れなくなり、ぼやけてしまいます。この中間のぼやけこそが、誰も言語化・理論化・体系化に至っていない分野であるため、今、とってもおもしろい。(強調は引用者)

作詞者が歌詞を書いた時に意図した内容を、ボーカリスト(声楽担当者)が解釈し、実際に歌うことで、歌に込めた感情を表現する……これまで「歌モノ」はそのように作られてきました。聴き手の心を打つ歌声と歌詞については、ボーカリストの表現に負うところが極めて大で、聴き手は作詞者よりもボーカリストこそ「歌に感情を込める表現者」だと受け取ってきました。
ここで、無感情なソフトであるVOCALOIDが登場します。VOCALOIDは、感情を表現する主体としての意図は持ちえません。「透明」なわけです。すると、今まで隠れていた作詞者が前面に出てきます。VOCALOIDは非人間的であるがゆえにクリエイターの意図を"代弁"できて、プロのミュージシャンと異なる独自の来歴を出して勝負したいアマチュアにとって、大いなる利点となった。これが、なっとくPさんの記事に書かれている「透明性」です。

VOCALOIDが「透明」なのは分かった。じゃあ「半透明」って?

今後、VOCALOIDは進歩して人間と聴き間違えるようなクオリティへと進化していくでしょう。合成音声が向かう一つの到達点です。しかし、そうなる前の「今」こそが面白いのだと、yukiwoさんのミク曲「だいじょうぶ」を提示して、なっとくPさんは主張します。

【初音ミク】だいじょうぶ【オリジナル】(yukiwo)

 VOCALOIDの歌です。本当ならば感情のない歌声です。それでも我々は、このピアノの音をやさしいと感じます(奇妙な話ですね)。また、「だいじょうぶ」という言葉のやわからさ、あたたかさを知っています。だからなのでしょうか、VOCALOIDの感情のない音が、そういった要素に染められて、あたたかく、やさしく聞こえるようです。そしてそうした気持ちで歌を聴いていると‥、突然、2:45-に仕掛けられた、本来ギミックと呼ぶべき合成音声の変調に、明確な"人間的な感情"を意識せずにはいられません。感情など生まれようのない合成音声から、やさしさ、せつなさ、かなしさ、そういった感情を想起せずにはいられません。

yukiwoさん作、ききいる名曲です。2分45秒からは人間がしゃくりあげるような絶妙に歪む調声を聴くことができ、まるで初音ミクが人間のボーカリストとして存在するかのような錯覚すら感じてしまいます。

 今の今まで、VOCALOIDは透明であり、作詞者の心を投影していたにも関わらず、一転してVOCALOIDの歌声に感情の種を認めてしまうと、透明性が薄れ、歌詞の意図や責任が分散し、まだ言語化されていない感情が刺激され整理が追いつかないような心持ちがしたのではないでしょうか。もはや若い世代の少なくない割合は、一切の他意なく堂々と言ってしまうかもしれませんね。「VOCALOIDにも感情はある」と。(強調は引用者)

ここで、VOCALOIDをまるで人のように感情があるボーカリストとして受け取ってしまうと、前述の「ボーカリストこそ感情の表現者」という常識が戻ってきます。透明だったVOCALOIDは色付いて「半透明」になっていきます。

では、他の感情だとどうなる? もっと強烈な感情は? いったいどんな感情を持つ歌声があるの? もっとサンプルが欲しい! ここで出てくるのがヒッキーPです。

【鏡音リン】レインコート/憧憬/嫌悪/理解【オリジナル】(ヒッキーP)

ヒッキーPがVOCALOIDに叫ばせるアプローチは特殊です。(中略)強い感情を表すアプローチが、従来の『人間なら感情が高ぶれば喉がつぶれるので、その音に似せる』ではなく、『機械なら強烈なアウトプットに耐えられなければ故障するので、出力帯域を限定する』となっているのです。そうなっているように僕には聞こえます(予防線)。注目すべきは、VOCALOIDをVOCALOIDとして、あくまで非人間として扱っていることです。その上で、鏡音リンに感情を与えて、故障させている。(中略)
‥あれ? 待ってください。確認しないと忘れそうになりますね。合成音声に感情なんてものはないんです!  もう一度、先ほどの問いに戻りましょう。VOCALOIDの歌声に感情のようなものを感じたとき、その感情の本当の持ち主は、作詞者でしたか、鏡音リンさんでしたか?  いったい、どういう聴き方をしましたか?  僕が今この曲を提示したのは、これが"半透明な歌声"の強烈なサンプルであるからです。半透明のサンプルになり得る条件は、VOCALOIDの歌声に感情を意識してしまうことでした。(強調は引用者)

そう、VOCALOIDには感情が無いのですよね。だから、作詞者が前に出てくるほど「透明」になった。しかしながら、VOCALOIDの歌声に感情移入してしまう程の調声を行うことで、VOCALOIDは「半透明」になります。こうして、非人間であるはずのVOCALOIDに「人間のような感情」「機械としての感情」を感じてしまい、その感情の源泉がどこにあるのか、幾つも複層的な捉え方ができる。これが、「半透明」のVOCALOIDを用いることで生まれる興味深さ、面白さなのでしょう。


色々な視点から解釈できる話だと思いますし、様々な意見が出ました。

私は、「意図」と「表現」を分けるべきではないか、と発言しました。作詞家が歌詞にどのような感情を込めるか「意図」し、ボーカリストがそれを解釈して実際の歌声として「表現」する。VOCALOID曲でも、マニピュレーター(調声担当者)が歌詞の「意図」を考えて、ボカロの歌声に感情を感じ取れるように音声データをデザインし「表現」する。手法として肉声をコントロールするか、コンピュータ上でデータをいじるかの違いはありますが、概念として大きな差は無いはずです。ただ、そこでVOCALOIDを感情を持つ仮想的人格とみなすことで、まるで歌っているVOCALOIDが歌に感情を込めているかのような錯覚が生じるのだと、私は捉えます。

※参考資料として、Togetter - 演奏に「感情」は込めるもの?→「それを表現して伝わるかどうかが大事」を提示しておきます。

他にも会場からは、「泣きのギターというように音色自体にも感情を感じる。合成音声に感じる感情も似ているのではないか」「人間に似せるのではなく、感情を表現する手法として『音』を選ぶ。合成音声を『楽器』として扱う」など広げて聞いてみたい意見がありました。FAIOさんから「音以外に『言語』を乗せられる楽器、それが合成音声の大きな特徴」という指摘があり、これにはヒッキーPさんもうなずいていました。

大きな括りで言うと、作者の人生(来歴)と、VOCALOIDキャラクター性は、作品上で互いに絡み合っています。ボカロとやり取りしているような寸劇を、投稿者コメント欄に書く作者さんもいます。

※会場では指摘しませんでしたが、ジミーサムPさんが思い浮かびました。

ボカロとの距離感、ボカロに対するスタンス、各作者さんによって異なる関係性がボカロシーンの中には隠れている。この指摘をもって、2時間目が終わりました。


幕間:ヨナPと初音ミク


ヨナPさんという初期ボカロPさんが紹介されました。私にとってはすごく懐かしい。2007年時点で、体験版の初音ミクを使っていたPさんです。

初音ミクのテレビ鑑賞

初音ミクの新宿探訪

初音ミクからのLast Letter

各々2分半程度なので、視聴してみてください。レトロなアニメ・ゲームのネタを下敷きにしており、どこか郷愁を感じさせる作品です。


3時間目:お客さんの曲を聴きたい! もしくはひたすらオススメコーナー(でたらめ)


この時点で予定の19時を回りかけ、オーナーさんから巻きの合図が入っているのですがw 集まった聴衆にはボカロPさんも何人かおられ、せっかくですので、自作を聴いてほしい方を挙手で募り、作品紹介していただきました。

1番手:まるこさん。Chiptuneをsoundcloudに上げておられます。

marukosan

上から5番目ぐらいの「Nostalgia」が、音楽理論を学ぶ前の作品。一番上の「Dream」が学んだ後の作品ということで、聴き比べを行いました。音楽理論を知った後のDreamの方が整っているのですが、Nostalgiaの不協和音の味も捨てがたく、感性を大事にしていってほしいなあ、と。難しいかもですが……

関連して、ヒッキーPさんはひつじPさんの事例を上げておられました。初期作品がコメントで叩かれて整った作風に変わっていきましたが注目もされなくなり、才能を惜しんだ山本ニューさんに、外野はほうっておいていいから自分のやり方でやるべき、と何度も応援されたそうです。その後、持ち味を生かした作風に戻って評価されています。(ユニット「音楽性の違いにより解散しました。」の殿堂作品:【初音ミク】 News of the World 【オリジナル】にも関わっているPさんです)

※脈絡は無いのですが、このとき、【鏡音レン】パラジクロロベンゼン【破壊系洗脳ソング】でめっちゃ喜ぶお子さんが場を和ませていましたw

2番手:まよ(鴨川せりか)さん。ニコ動に投稿あり。

【UTAUオリジナル曲】ポッキポキポキ☆ポキポッキー

苔音けぽちゃんの声は初聴きでしたが、可愛い歌で良かったですよ!(*´▽`*)

3番手:ふろぽん(furopon)さん。soundcloudにエレクトロニックを。

Furopon

上から2番目の「NORD6」を聴かせて頂きました。歪みうねる音のリズムと反響が心地よいですね。歌ってる声は御友人とのこと。ミクさんもメロディーに絡むように入っており、格好良い作品に仕上がってました。

4番手:川端(healing cream lucky wax;hclw)さん。ニコ動への投稿。

常識的活躍として (しゃっきりバージョン) - healing cream lucky wax

ゆったり波に揺られるようなリズム、掠れるノイズ、心地よくて聴き入ってしまいます。なお、ねむねむバージョンもあるとのこと(スッパさんは「あまり変わらない」と仰ってましたがw)。

この時点で19時半を回っており、時間の都合で閉会となりました。ひたすらボカロの話に終始して、隅から隅まで興味深い話題が山盛りと言う、とても充実した一日でした。時間も迫っていたので御挨拶もそこそこに帰りましたが、いやあ楽しかった!

らーめん せい家 三鷹店 のチャーシュー麺と餃子は美味かった。


次回宣伝:

でたらめ音楽教室のボカロ編、次回は、2017年12月10日(日)!

でたらめ音楽教室・課外授業《ボカロ》3(講師:レコード水越・ヒッキーP)

日時:12月10日(日) Open/Start 14:00〜18:00 / 出入自由
料金:予約・当日:2000円(別途ドリンクの御注文)
ご予約/ご入場について:
おんがくのじかんは、25席+立見スペースの小さな会場です。イベント当日はご来店順にご入場頂けます。また、ご予約頂けますと、万が一、満席の場合でも補助椅子・立見にて、確実にご入場頂けます。

ボカロ好きな方や興味がある方は、気が向いたら遊びに来てね!


以上、長々と書き連ねましたが、覚書でした。(了)


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