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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

女性の身だしなみ お化粧して出勤します。

昭和でも、平成でも、令和でも仕事に行くときはお化粧しますよね。今でこそメイクとか言いますが、私は「お化粧」と言っていました。

化粧の手順は昭和と令和では、かなり異なると思います。

基礎化粧品:化粧水、乳液

ベース作り:化粧下地(青いクリームでした)、ファンデーション、お粉

色系のメイク:眉墨、アイシャドウ、チーク、口紅 リップペンシル

クレンジング系化粧品:化粧落とし、アイメーク落とし、洗顔石鹸

毎日、上記の化粧品を駆使してメイクをしていました。メイクにかける時間は30分です。私はメイク時間は短いほうでした。そのころの流行として朝シャンがあり、出かける2時間前に、起床して身支度をする女性はたくさんいました。お弁当や朝食を作るというわけでなく、自分の身支度だけで2時間です。

事務員として働くようになり、おこずかいに余裕ができるとさらに化粧品は増えていきます。

美容液、パック、入浴剤、アイシャドウもたくさんの色を揃えていました。ノーズシャドウという鼻筋のわきに、暗めのアイシャドウを入れて影を作り、鼻を高く見せる化粧もしていました。

現在のように「つけまつげ」や「マスカラ」が重要視されるのは、もう少し後です。ひたすら目の周りに色を入れて、大きく見せていました。

眉毛も重要ですが、薄い部分の色を足すくらいのメイクでした。

口紅も重要です。そのころ買った口紅の色は「オレンジ」系統でした。「紫」の口紅も持っていました。モノトーンの服には、はっきり眉毛と「紫」の口紅というメイクが流行っていました。DCブランド全盛期のメイクですね。

令和の現在は、化粧の道具もぐっと減っています。基礎化粧品は、メイクと洗顔が落とせる洗顔料、化粧水と乳液と美容液が一つになったオールインワンジェル、ファンデーションは、BBクリームに、パウダーの2種類、アイシャドウは、プチプラで2色のみ、チークと口紅が一つになった「多機能コスメ」と化粧がめんどくさくなった中高年には、ありがたいアイテムです。

時々、無性に厚化粧したくなります。そんなときは、プチプラ化粧品で対応しています。1回か2回使えれば良いので、安い化粧品で満足しています。


サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。