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ねがい


逢いたい
と思うのは
ぼくだけだろうか


持てる時間の全てを
きみと過ごしたい

なんて
思うのは
ぼくだけだろうか


これからきっと
今までより
もっと

二人
すれ違うのに



まるで
消えるみたいに
ひとりになるのは
厭だ


何をするでもなく
きみの傍で
漂っていたいだけ

それを

無益なこと 

なんて
言わないで欲しい

本当に
ぼくだけ

ひとりきり
みたいだから



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