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いつか


満たされることがあるのだろうか?

乾いた砂に
いくら注いでも消える雫


木菟が飛んでいく

朝が貴女を
奪ってしまう




まるで

埋まった灰皿の中
灰屑にうずくまって
あなたが
すくい上げてくれるのを
ずっと待っている

そんな
さみしさ



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