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他人の目を気にして生きていってもよい。けど。

二つの自己紹介記事を見ればわかると思いますが、自分、ばりばりの現役学生です。なんなら中3生でございます。たがが15年しか生きていない小童ですが、少し拙い文章で語ってみようと思います。

この14、15年間、自分は……

気づいたら、いつの間にかこんな年になっていました。少し自分語りにはなりますが、この9年間の小中学校生活の中で、友達もしっかり作り適度に遊び、自分のやりたいことをしながら、ある程度充実した学生生活を送ってきました。

当然その長い学校生活の中では、様々なタイプの人に出会ってきました。ほんとうに、たくさんの。
全然会話を受け付けてくれない人(ほかの人とも話していなかったので、自分が嫌われていたのではないと信じている)や、人の気持ちを考えられない人、穏やかで何をしても絶対に怒らない人などなど。
その中で自分は、他人の目、視線を気にしてたくさんの人との関係を築いてきました。かなり仲良くなり、一々「この話をこの人にして大丈夫か」と考えて配慮する必要のない、冗談を言い合える友達はたくさん作ることができました。
ですが当然、ほとんどしゃべらずあまり仲良くない人なんて生まれます。そりゃあね。
そして自分とはカーストが違いすぎる、いわゆる陽キャラ、という人ともある程度仲良くなるということもあるわけです。

9年間も過ごしていれば、あまり仲良くない人、陽キャラと席替えで隣になることがあるわけですよ。そして僕は周りの目をとっても気にする人。
実際に周りに僕の行動を見られているかなんてわからないし、今考えればただ自意識過剰なだけだったんですけど、「こいつは仲良くない人と仲良くなるほどのコミュニケーションスキルがないんだな」や、「こいつ会話下手だからかかわらんとこ」みたいな印象をとにかく周りの人とか隣の人には絶対に持たれたくないわけなんですよ。自分から話題を出して会話をしようとして、空回りしたら終わり。会話を自分から広げようとせず、基本的な業務連絡のみ、そっちはそっちで悪い印象を持たれる。そこで勇気を出して一度話しかけてみるという行動ができればよかったんですが、残念ながらそんな簡単に一歩は踏み出せない性格です。休み時間になれば友達のところへ会話から逃げるように向かっていく、というのを繰り返しているうちに、席替えの時期になり、その人とは離れるわけです。

もちろん、その期間で僕から仲良くなろうという試みはしなかったので、その人の中での僕への印象は最悪、そしてまたその人のグループの中で僕に対する印象を共有され、その印象は広がっていき、最終的にはもともと仲の良かった友達と話すしかなくなり、仲良くなれるチャンスのあった人たちと触れ合う機会は完全に消滅します。
僕の臆病な性格的にも、クラスのグループの関係的にも、僕はほとんど詰んでいたわけです。まあ自分から詰みに行ったと言っても差支えないのですがね。

この席替えのエピソードを聞いて、やっぱり「他人の目を気にしながら生きるというのはよくない」と思われる方はいると思います。
僕もそう思います。可能ならば他人の目を気にせず自由に生きていったほうがいいのです。
じゃあなぜタイトルをこうしたかって?
それは簡単。自分が「周りの目を気にする」ような性格、人間性になった以上「周りの目を気にしない」ようにするのは、とっても難しいことだって知っているから。

でも、勇気を出して周りにどう思われてもいいから、あまり仲良くない人に対して「会話をしよう」という姿勢を見せるのは大事だってことも、胸を張って言える。
僕は中2の後半までは、前々から仲のいい人だけとつるんでても十分楽しいからいいやというスタンスだったけど、中2の終わりくらいにあんま仲良くなかった人と席が隣になって勇気を出して自分から話しかけてみたら、意外にも話が合って、簡単に仲良くなることができたし、仲良くない人と仲良くなるためには何が必要かもわかった。

周りの目を気にしすぎて新しい友達を作れず、人間関係に困っているって小中学生には一度勇気を出して話しかけてみてほしい。交友関係が広がれば、なんでも絶対楽しくなります。





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