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【鉄拳7 / レイ】韓ステ #3 ~よくないやり方~

今回から韓ステの入力方法について解説していきます。
ちゃんとしたやり方とよくないやり方の二種類を解説していきますが、ほとんどの方がよくないやり方になっているようなので、まずはそちらを解説します。

コマンド解説

下記のようなコマンドになります。

4 ☆ 4  ☆  4WK ☆ 4  ☆  4WK ☆ 4  ☆  4WK ☆ 4  ☆  ・・・

最初のバックダッシュは普通にレバーを後ろに2回入力します。
その後、「4WK ☆ 4 ☆」を繰り返しますが、4の後のニュートラルがポイントです。
本来、ここでニュートラルに戻す必要は全くありませんが、多くの方が戻してしまっているようです。
このコマンドには後述の欠点があるので、ここでは「よくないやり方」としています。

背向けキャンセルについて補足

「4WK ☆ 4」はある程度早く入力する必要があります。
4WKの入力から8F以内に4を入力しないとバックダッシュになりません。
9F以上かかると背向けから正面に振り向く動作になります。
これは背向けからの技を出す場合も同じで、4WKを入力後、RKを8F目に入力するとハイキックになり、9F目だと背身腿になります。

手元動画で確認

実際にやってみるとこんな感じです。
前半は1P側でWKはRKホールド、後半は2P側でWKは普通に同時押しでやっています。
再生速度を落とすと分かりやすいかと思います。
なお、私はこの入力方法はド下手なのでかなり雑です、あしからず。

このやり方の欠点

この方法では、レバーをニュートラルに戻し、また後ろに入れると言う2つの余計な入力が発生しています。
それによって、下記のようなデメリットがあります。

疲れやすい

適切な入力方法と比べてレバー操作が2倍程度かかるため、とにかく疲れます。
疲れてなおやり続けると痛みも出てくるので注意しましょう。
上の動画だと10秒を過ぎたくらいでへばってペースが遅くなっています。

ミスしやすい

コマンドが多い分だけ、ミスが発生し得るポイントが増えます。
特に、レバー操作が増えるためにWKとタイミングが合いにくくなり、形意五門が暴発しやすくなります。
また、疲れや痛みによってもミスしやすくなり、例えば背向けキャンセルが遅れて、バックダッシュではなく正面に振り向く動作になってしまう等のミスが発生します。

操作に意識を取られる

かなり忙しい操作になるので、操作に意識を取られてしまいます。
そのため相手の動きを見る、次に取るべき行動を考えると言った、本来するべきプレイに集中できなくなり、反応も遅れがちになります。

行動の切り替えが難しい

とっさに他の行動を取ろうと思っても、レバー操作に精いっぱいですぐに切り替えることが難しいです。
かなり慣れていないと、手がひたすら後ろ入力を繰り返すモードに入ってしまい、すぐに止められなくなります。
そのため、相手の空振りは認識できたのに1回多くバックダッシュしてしまい、反撃が間に合わないと言ったことが起きやすくなります。

どの欠点も練度によってある程度は軽減できると思いますが、やはり限界はあります。

自分のやり方を確認

自分が背向けの前にニュートラルに戻してしまっているか、確認してみましょう。
普段の操作を思い返せば分かるとは思いますが、どっちだろうと言う方はプラクティスモードでコマンド入力履歴を確認ください。
ニュートラルに戻している場合は下図のような履歴になります。

これは今回のやり方で韓ステを5回行った時の履歴です。
赤いカッコで囲った部分がバックダッシュ1回分、つまり「4WK ☆ 4 ☆」に相当します。
このように、4WK直後のニュートラルだけでなく、赤い矢印で指し示したように4WK直前に2回目のニュートラルがある場合は、よくないやり方になっています。

なお、ボタンや左矢印のアイコンが連続で2回表示されている箇所がありますが、これは2回入力しているわけではなく、レバーとボタンが同時でないと言うことです。
今回の本題ではないですが、これも少ない方が無駄のない操作になります。

おわりに

今回は韓ステのよくないやり方を解説しました。
よくないやり方とは言っても、恐らくこれが一般的なんだろうと思います。
ネットに上がっている韓ステおよびhaha stepの動画を一通り見てみましたが、コマンド履歴や手元映像を見る限り、例外なくこのやり方になっていました。
使用率が少ないレイ独自のテクニックのため教えられる人が少ないと言うことが、このやり方が広まってしまった一因なのかなと思います。

次回はちゃんとしたやり方を解説します。
その次にはコツとか練習方法とかも書こうと思うので、韓ステを練習してみようかなと言う奇特な方がいましたら、そちらを見てください。
今回のやり方では練習しないようにしましょう。

今回の手元動画は正直見るのも恥ずかしいレベルですが、次回はもっとマシになると思います、多分。
それではまた。

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