見出し画像

アクセサリー作家からアロマ小売業者の道へ。【私の起業20年のあゆみ】

こんにちは、香妃(@leiala)です。
あっという間に平成から令和になり1ヶ月が経ちました。

のんびりペースで更新している「私の企業20年のあゆみ」。
気がつけば5月で21年目を迎えました。


前回のお話はこちら。


天然石アクセサリーを製作してWEBで販売する
アクセサリー作家や講師として活動をしている中、
ビジネスでは必須な「数字」に
意識が拘束されるようになってから、
なかなか作品が思うように作れなくなっていきました。


これまで作品を作るペースは1日に10点ほどでした。
1点ものアクセサリーだったので、量産しない分、
オリジナルを作れる時にとにかく作っていました。



それを週に4日は作り、
残りの日数は写真撮影や
WEBへの掲載作業などに費やしていました。


新作を出せば、すぐ完売。


メルマガ読者も多く、
ファンやリピーターも多くなってきていたので、
新作予告をすると、
お客様がスタンバイしてくれてる状態だったので、
とにかく出来るだけ複数作って
アップするように心掛けていました。



ただ、
身内だったり外部から
「数字」とか「お客様のニーズ」とか
あれこれ言われると、やっぱりダメ。。。



ひとりでのんびり自由に
デザインが浮かんだら書き留めて、
それを実際の形にしていく。



その作業をするのには、
「数字」とか「お客様のニーズ」という
期待がかかると目に見えないプレッシャーになり、
純粋な「好き」ではなくなっていきました。



そんなとき、重なるように
子供のアレルギーや気管支肺炎などで、
体調が優れないこともあり、
私の作業時間や出せるエネルギーは
どんどん幅を狭めていきました。



追い詰めていくきっかけは
他者からの言葉だったかもしれません。



けれど、徐々に私自身で
精神的にも追い詰めていったのか、
感情の一喜一憂が
自分でコントロールできなくなってきていました。



過去に精神的にダメージを受けて辛く悲しい経験をしていたので、
なんとかこれ以上にならないように回避したい想いと、
あとは一番に子供の服用する薬の量を減らしてあげたい!
その想いが強く、自然と導かれるまま
デパートのアロマコーナーへ通うようになっていました。



しばらくは独学で使っていたアロマセラピーでしたが、
仕事と家事、育児、看病、
あとは幼稚園などのママ友とのストレスの
疲れがピークだったのか、
私自身がインフルエンザB型にかかってしまったのです。



そのときに強く思いました。
独学じゃダメだ!って。
ちゃんとアロマの使い方を教わりに行かなければ!



ここからアクセサリーの製作・販売・講師もしながらの、
私のアロマとハーブ人生が始まりました。



子供の喘息の薬は毎食後3種類飲んでいました。
小さいのに、体臭も口臭も薬品の匂いがするようになり、
夜も寝るときに咳が出て眠れないこともあったり。



大学病院だったからか、
予約していても待ち時間は1〜3時間は当たり前で、
それが週1回・幼稚園を休ませて通院していました。



とにかくその生活から、少しでも変われるのならば・・・。
そんな気持ちで、
とにかくアロマセラピーを学びに学校に通うようになり、
夜中に検定の受験勉強をして合格しました。
(平均睡眠時間3時間で日中はフル稼働してました。)



アロマのアドバイザー資格を取り、
生活に取り入れるのはもちろんのこと、
私の仕事の中に取り入れるようにして、

Lei*ala Accessoriesという名前から
『Lei*ala』という名前に替えて、
『天然石アクセサリーとアロマセラピーのお店』
にリニューアルスタートし始めたのでした。



◾️アロマセラピー小売業という道へ。

資格を取ることで、元々香り自体は大好きだった私は、
香りの仕事をすることができ、
勢いがますますついて活動をするようになっていきました。


アロマセラピーをするようになったきっかけの
アロマメーカーに無謀にも小売契約希望の電話をしました。


当時の担当さんはとても良心的な方で、
右も左もわからない私はとてもお世話になりました。


そのあとも1社にとどまらず、
大手アロマメーカーとも小売販売契約を
することができるにようになりました。

(さらに勢いでずっとやりたかった
大手配送業社の代引きもできるようにと、
いろいろ電話などをして取引できるようにしました。)


WEB上とはいえ、お店をするのならばいろいろ準備する。
準備するにはとにかく前に出なくてはいけない。


アクセサリーの製作販売はすでにしていたので、
そこに一緒にすることで、一緒に販売できるといいな♪
いろいろビジョンを思い浮かべ、そのビジョンは、
どんどん加速して叶っていきます。


最初は、子供の薬を減らすため・
自分のメンタルをサポートするために
必死になって始めたアロマセラピーやハーブでしたが、
仕事に取り入れ、加速して叶っていくごとに、
どんどん私のビジョンは上を目指すようになっていきました。


(子供の喘息は薬などに影響しない程度に
サポート的にアロマなどを使い、
徐々に回復してきていました。)


通っていたアロマスクールの認定講師になりたい!
そんな気持ちが大きくなり、
再び通いインストラクター資格も取得しました。



私は家でできる仕事をする!と決めていました。
そこには
「子供が帰宅してきての"ただいま"と
"おかえり"が言えることが条件」だったんです。


自宅でアクセサリー教室はしていたけれど、
アロマ教室もしていく、そんな気持ちで


とにかく「頑張って努力していた」自分が常にいました。


そう、頑張って努力して、
いつもアクティブで、アグレッシブと言われるようになり、
勢いがついて、つき過ぎて、



誰か止めて!!!!!



たぶん・・・・
心の叫びはずっとあったのかもしれません。



本当は自分を癒したくて、誰かを癒したくて、
役に立てることが嬉しくてしていた仕事だったのに・・・。




加速すればするほど、活動量もエネルギーも
自分の思っている以上が出せることも証明するかのように、
人との付き合いも活動拠点も広がっていきました。



おそらく仕事的には「成功」してたんだと思います。



けれど、自分自身を超えてしまった先にあるものは、
私なのに私でない人間になっていました。



人間にはバイオリズムがあります。
その頂点に達してたのかな。。。って今思います。
(ホメオスタシス(恒常性)ってやつですね。)



大好きな香りの世界は、ビジネス色へと変わり、
またもや「数字」や「お客様のニーズ」という
呪縛がつきまとってきたのでした。。。。



続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?