本当に本番に強い人がいたら、うらやましい

のですが、練習で失敗していたのに本番で成

功するなんてことは、なかなか個人的な経験

からは少ないように思います。

その反対に練習ではできていたのに、本番で

ミスする経験は数えきれないほどで

それはザイアンスによれば

社会的な抑制

といわれます。

先日、子供がピアノの発表会でめずらしく

いつもの練習以上に良いパフォーマンスをみ

せたのですが、それはピアノの先生の追い込

み、猛練習がどうも関係しているようです。

これは社会的促進といい、

ザイアンスによれば人は人前やプレッシャー

などで緊張した場合、それまでにいつも反復

していた行動をとる傾向があるらしく、それ

をドミナント反応といい、その反応にもとづ

いて社会的な促進であったり、抑制がはたら

くことをドライブ理論としました。

普段失敗する行動が、本番に成功することは

まれで、普段成功している行動も、本番に社

会的な抑制がおこらないように

繰り返し繰り返し反復すること

これが、当たり前のようですが、

しっかりと根拠のある、

成功を確実にする鍵であるといえますね。