夏の食べ物はいろいろあるけれど、暑さを吹き飛ばしてくれるもの、といえばかき氷！ひんやり、しゃりしゃり、ふわふわ、この美味しさは夏だけの特別ですよね。今ドキのかき氷は、味はもちろん、見た目も可愛いので、終始ハッピーな気分になれます。今回は、おいしくて可愛いおすすめのかき氷が食べれられるお店を3つピックアップしました。

1.可憐でかわいいかき氷「べつばら」

心斎橋駅のお隣、西大橋にお店を構える「べつばら」は、珍しいパンとお菓子のセレクトショップです。店主さんの目利きで選ばれた絶品パンと同じくらいくらい有名なのが、旬の果物や自家製シロップを使ったかき氷。味もさることながら、佇まいも可愛らしく、夏にはお客さんが途切れない人気者なのです。

メニューはその時々で変わるので、どんな子に会えるのかも楽しみ。この時は桃とレモンをオーダーしました。桃氷は、桃のピューレに果肉がゴロゴロの贅沢仕様。まるで桃そのものを食べているかのような満足感があって、かき氷の概念を覆してくれます。レモンミルクかき氷は、ミルキーな甘味とレモンのきゅんとくる甘酸っぱさがたまりません。中にもソースが入っているので、最後まで飽きずに食べられるのも素敵な計らいでした。

現在は来店日の前日に店頭で記帳して予約を受け付けているそう。残席がある時のみ当日も予約できるそうなので、ぜひチェックしてみてください。

2.絶対的安心感「枚方凍氷」

「枚方凍氷」は、創業71年を迎える老舗の氷屋さん。48時間以上もかけてゆっくりゆっくり作られる純氷を使ったかき氷が有名で、かき氷を食べた時の「キーン」という不快感が一切ないのが特徴です。値段もリーズナブルで食べやすいので、老若男女がひっきりなしにお店を訪れる枚方の名物店になっています。

我が家の子供たちも、こちらのかき氷が大好き！シーズンが始まると「いつ行こうか？」とソワソワする、夏の定番のスポットでもあります。

シロップは、イチゴやマンゴー、レモンなど定番の11種類に加えて、期間限定のフレーバーが登場します。練乳をトッピングすることも可能で、息子は抹茶練乳がお気に入り。伺った時は限定のぶどうがあったのでお願いしたのですが、間違いないおいしさでした。期待を裏切らない絶対的エースのようなかき氷を食べに、枚方まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

3.フレンチテイストが味わえる「A table！」

フランス語で「ごはんができたよ！さあ、テーブルについて」という意味の「A table！」は、京都の郊外、京田辺市にあるフレンチキュイジーヌのカフェです。グリーンが溢れるお店は、テラス席もあって開放感抜群。インテリアのセンスも良く、居心地が良いのでゆったり過ごせます。

かき氷は毎年夏が近づくと登場する人気メニューで、お店の前に氷ののぼりが出るのがそのサイン。フレンチのお店らしく、シンプルながらもひとひねりあるラインナップになっていて、この時は桃とすもものレアチーズ氷にピピっと来ました。

甘酸っぱくてジューシーな桃のコンポート、甘すぎないクリーミーなソース、キャラメルのパリパリが最高のハーモニー！かき氷なんですが、ケーキを食べているような充実感がありました。今年は珍しい柿のかき氷も登場しているので、また訪れてみたいと思います。

たかがかき氷、されどかき氷。お店によっていろんな工夫が凝らされていて、シンプルゆえにバリエーションが豊富なのが魅力ですよね。まだまだ残暑が続くので、ひんやり冷たいかき氷で涼を楽しんでみてはいかがでしょうか。ここまでお読みいただきありがとうございました。