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あなたの人生を幸せにする「マインドフルネス」とは

こんにちは。上級心理カウンセラー&マインドフルネススペシャリスト、マインドフルネスカウンセラー(自己造語)のKIYOです。

今回は私が投稿している「マインドフルネス」について、簡単に、そして興味を持っていただけるように、ご紹介したいと思っています。どうぞ、ご拝読ください。

日本で「マインドフルネス」という言葉や概念がよく知られるようになったのは、この3年ぐらいかと思います。まずはビジネス書で「グーグルのマインドフルネス革命」「サーチ・インサイド・ユアセルフ」がベストセラーになり、グーグルにおける「マインドフルネス」を取り入れた社員教育の効果について、多くの人が興味を持ちました。

実際のところ、グーグルで考案された「マインドフルネス」の社員教育の効果が高かったことで、その教育はゴールドマンやP&G、Apple、そして日本でもYahooやメルカリでも導入されるようになりました。

さて、その効果というものは、どういうものなのでしょう?

まずは、皆さんを含め、多くの人の頭や心の中についてお話しましょう。

人間の集中出来る時間はどれぐらいだと思いますか?

2000年には12秒!だった集中出来る時間が2015年には8秒になってしまったそうです(マイクロソフト調査)。この8秒というのは、なんと金魚の9秒よりも短いのです。

驚きと衝撃が隠せないですよね。では、なぜこのように15年で3分の2までに短くなってしまったのでしょう。そこには「スクリーン中毒」というものが原因だと考えられています。パソコンのスクリーンを見てれば、メールが届くたびに通知が来ますし、「スマホ中毒」ではSNSやメールの通知が絶えません。こうしたもので、集中が途切れさせられるというものありますし(受動的)、いつもスマホを持っていないと不安、チェックしないとというものもあります(能動的)。こうして集中力は様々な形で短くなってしまうのです。

また、あなたの頭のなか、心の中を覗いてみましょう。今、私のこの文を読んでいる時も、テレビがついていたり、何か食べていたり、スマホに通知が来たり、と色々な事を同時に処理していませんか?

いわゆる、マルチタスクというものは、出来る人!と思われたり、そのものが効率が良いように思えたりしますが、実はこれはある意味間違いで、一つの事に集中をした方が、効率は良く、脳への疲労も圧倒的に少なく済みます。

例えば、スポーツ選手が競技中に他の事を考えていたら、良い成果は出せませんよね?

また、スマホやパソコンにおいて、色々なアプリやソフトを立ち上げている方が、処理速度は遅く、電気(電池)消費量も多いと思いませんか?

それと同じことで、一つの事にクリアな状態で取り組む方が、ストレスも少なく、脳疲労も少なく、また脳機能をフルに使えるためにクリエイティブになったり、作業効率も上がるのです。

高い成果が求められるグーグルの社員は常にクリエイティブに多くの仕事をこなさなければなりません。グーグルの社員はもちろん世界的に考えても超優秀な人材ばかりです。しかしながら、そうした環境で仕事をしているうちに、彼らはストレスを抱えるようになり、残業が多くなり、ワークライフバランスが崩れ、家族との時間が過ごせなくなり、家族仲も悪くなるという状態になっていました。そして、社員はメンタルを病んだり、家族が崩壊したりして、グーグルを去るという最悪のケースにまで陥りました。

グーグルとしても人材の流出というのは大きな損失です。そこで取り入れられたのが「マインドフルネス」なのです。

スティーブ・ジョブズが禅に傾倒していたことは有名な話ですよね。彼は禅を行うことで、心を落ち着け、超クリエイティブな状態を維持できました。

しかしながら、ご存知のように「禅」は「仏教」です。ベトナム出身でフランスにいたテイク・ナット・ハンという禅僧は、「瞑想」という心を落ち着ける行為が欧米の多くの宗教にはないと感じ、より多くの人に「瞑想」を普及しようと考え、「禅」から宗教色を排除した「マインドフルネス」というものを提唱しました。

そこで、グーグルは宗教色がなく、誰でも受け入れられる「マインドフルネス」をベースにSIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)という人材育成プログラムを開発しました。

「マインドフルネス」の主たるものは「瞑想」「呼吸」と私は考えています。また「今、ここで、自分と周りに起こっていることに気づいている」状態を「マインドフルネス状態」と考えています。

つまり「瞑想」「呼吸瞑想法」などを行うことで、脳がリフレッシュされ、やらなければいけない、考えなければいけない、明日の事、過去の事、色々なことから解き放たれ、「今」「ここ」の一つの事だけに集中することが出来るようになるのです。

「マインドフルネス」において「呼吸瞑想法」と言うものがありますが、これは毎日、たった2分行うことで、効果が出ることが実証されています。

また、「マインドフルネス」は「禅」をベースにしていますので、禅僧が起床から就寝まで、すべての行為が修行であるのと同じように、一日中、どの様な場面でも使える様々な方法があります。

さて、話をグーグルに戻しましょう。このSIYというプログラムを導入したところ、社員のストレスは軽減され、そして仕事の効率は上がり、残業は少なくなり、また「マインドフルネス」のスキルを家庭でも用いたことで、家庭でも幸せを感じることが出来るようになりました。まさに幸せなグッド・ワークライフバランスを得ることが出来たのです。もちろん会社の功績も上がり、社員の流出も少なくなりました。ですから、多くの会社、多くの人が「マインドフルネス」のスキルを身に着けよう、という流行が生まれたのです。

しかしながら、「マインドフルネス」はビジネスマンだけのものではありません。言葉の分かるお子さんから、大人、老人、そして病人、どのような人にも簡単に取り組めるものです。先述しましたが、たった2分間の「呼吸瞑想法」で生活がかわるのです。

私は「マインドフルネス」を「人生を幸せに生きる一生もののスキル」と考えて、皆さんにお教えしています。

これからもこの「note」では私のマインドフルネスに関する投稿を1レッスンと考えていただき、同時に動画をご覧いただけましたら、皆さんもこのスキルを身に着けて頂けると思っています。

また、質問や意見なども忌憚なく仰っていただけましたら、それを活かして皆さんと良いレッスンを作っていきたいと思います。

「マインドフルネス」の効果はこれまでお話したもの以外にもたくさんあります。治癒力を高めたり、心を落ち着けたり、集中力を高めたり、疲労を軽くしたり、良質な睡眠が取れるようになったり、書ききれない程の効果があります。

是非、少しでも興味を持たれた方は「マインドフルネス」の扉を開けてみませんか?

少しでも多くの方に興味を持っていただけるよう、私も頑張りたいと思います。

それでは、皆さんにとって、幸せと感謝の感じられる日々が続くことを願っております。

KIYO



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