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ドッグランから日本の多様性を考えちゃいました

こんにちは。上級心理カウンセラー&マインドフルネススペシャリスト、マインドフルネスカウンセラーのKIYOです。

今日は貴重な晴れの日でしたので、ドッグランに愛犬を連れていきました。

そこで、人間における多様性について考えてみました。

このところ、にわかラグビーファンも増え、ラグビー日本代表に対する、日本国民の熱いエールそして感謝が送られましたよね。まさに日本を揺さぶる感動を与えてくれました。

でも、ふと考えると、相撲にしても、陸上にしても、テニスにしても、野球にしても、日本人つまり日本国籍じゃない人、もしくは日本人らしくないといったら過言になるとは思いますが、いわゆる黒髪に黒目でないと、色々な事を言われていたのは、本当につい最近(今年ですら)までありましたよね。

良く思うのが、お偉い人たちが言う「国民の為に」と言うのは、「日本国籍の人の為に」という意味なのではないか、ということです。

日本に住んでいる、色々な国の人を指してはいない、と思うのです。

日本は歴史的背景から、単一民族と考える人も多いですが、実はそうとは言い切れないと私は思っています。


しかし、今回のラグビー日本代表は多くを外国籍、もしくは日本人に帰化した人で構成され、それに違和感を抱いた方もいるとは思いますが、多くの人が彼らを「日本代表」と認めて、応援していたのではないでしょうか?

リーチ・マイケルがボールを持てば、「リーーチ!!」とコールが沸き上がりましたよね。

私はこの多様性こそが、今の日本に欠けていることで、そしてこの多様性が日本を強く成長させる、最後の手段ではないかとまで考えています。


さて、ドッグランに話を戻しましょう。ドッグランには色々な犬種がいます。柴犬、チワワ、プードル、イタリアングレーハウンド(私の犬)、ミックス(かつては雑種と言われていました)、たくさんの犬種がそこにはいます。

そして、今はミックス犬の方が人気がある場合もあります。昔から掛け合わせによって色々な犬種が生まれたのですから、当然といえば、当然なのですが、あえて掛け合わせることで、長所と短所のバランスが取れるようで、人気が高まっています。

犬についてあまりご存知のない方の為に、犬はお互いのお尻のにおいなどを嗅ぎあうことが、「はじめまして」や「こんにちは」のご挨拶になります。まず、お互いの臭いを嗅ぎあい、気が合えば遊ぶ、気が合わなければ別の犬に挨拶に行く、そんな感じです。

ちっちゃな豆柴犬とうちの犬が本気で走りあって遊ぶこともあります。もちろん、同じ犬種同士で遊ぶこともありますが、犬においては、臭いから始まるコミュニケーションの方が大切なようです。


では、人間ではどうでしょう?

特に日本においては、まず見た目で色々な判断をしていませんでしょうか?

髪の色、目の色、肌の色、そんな外見の第一印象から、壁を無意識に作ってしまったり、最初の対処や挨拶の仕方を変えたり、態度を変えたりしていませんでしょうか?

犬のように、人間性という大切な部分を基準にコミュニケーションをしているでしょうか?

もちろん、犬とは違って、人間には言語の壁、というのもあります。しかし、ある研究においては、人間関係を築くのに、言葉の壁は理由にならないというものがありました。ボディーランゲージや色々な方法で十分に言語の壁は越えられるのです。

実際、私の友人は、ある有名人が外国籍の人と結婚する際、結婚式中の花嫁と花婿の通訳をした人がいます。あなたは信じられるでしょうか?これから夫婦になるという二人は通訳を介してではないと、迅速なコミュニケーションが取れないのです。しかしながら、その有名人はもう20年以上、幸せな結婚を続けています。

あなたが都市部に住んでいるならば、たくさんの外国籍の人を見かけるでしょう。また、観光地に住んでいれば、外国からの観光客も、またその人たちの為に働く外国籍の人も多いでしょう。

あの人は○○人だから、あの人は肌の色が〇色だから、そんな概念は忘れて、その人の本質を見て、人間関係が築けたなら、きっとあなたの世界も、そして世の中も、もっと良くなると思いませんか?

「多様性」は本質だけをきちんと観察するマインドフルな精神が不可欠かと思います。

そして、これからの日本、そしてあなたが「多様性」のベネフィットを感じた時、時代も世の中も、より良いものになると、私は信じています。


それでは、皆さんの日々が幸せと感謝の感じられるものであることを願って。

KIYOでした。


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