ひしだゆうや

チッツというバンドで歌を担当しています。働いていません。妻と娘、飼い猫と力を合わせて生…

ひしだゆうや

チッツというバンドで歌を担当しています。働いていません。妻と娘、飼い猫と力を合わせて生活中です。

最近の記事

生きよう

11月に書いた日記をやっぱりまた公開する。理由は何となくだ。深いことを言いたいし書きたいが、そもそも人間も人生も浅くてペラペラだと思う。誰もが主人公じゃないし、壮大じゃないことをまず自覚することで、楽になることもあるのではないだろうか。 生きることはドラマじゃない。ぬるくないし、理不尽だし、救いはない。真面目さは自分の首を締めるだけだ。突き詰めたら自殺しかなくなると思う。ぼくは40才間近になり、ダメな奴なりに色々気付いたりしているので、運が良いんじゃないかとも思う。 実は

    • ズタボロな旅人

      お久しぶりのひしだです。このnoteもあまりオープンにしたくないので、こっそりと書いていきます。ツイッターでも読めるようにするのもやめました。 そういえば、最近の大きな出来事はというと、9月に都内から引っ越しをしました。都心から少し離れていますが、神奈川県の西部のあたりにです。海も山も近くにあり、食べ物も美味しいしすごく良い場所です。 なぜ、そんな田舎に?なぜその場所に?などと聞かれるのですが、初めて訪れてみた時にしっくりいったところがあり、気がついたら移住を決めていまし

      • お葬式

        自分自身のお葬式はいつになるのだろう。どこで行われて何人くらいの人が来てくれるのだろう。50年以上先のことなのか、はたまたすぐ先の未来のことなのかは分からないけれど、とにかくイメージができない。 もしかしたらこれから天変地異でもあり、日本に住めなくなってしまい、海外に移住してそこでお葬式を挙げるかもしれないし、コロナや他の伝染病で亡くなったとして、誰も立ち会わず完全なリモートかもしれないし、未来のことは分からない。 個人的には死んだと見せかけて、棺桶から出てきて驚かせたい

        • 桜が咲いた。他の花もピンク、赤、黄色などと咲き狂っている。もう春になった。今日もいい天気だ。最近は早寝早起きをしていて(夜は8時台には寝ている)、朝は家族で散歩している。やはり陽の光を浴びると元気になる気がする。自律神経が整ってくるのかよく眠れるし、日中は身体も怠くない。気持ちいい日々だ。 そういえば、おとといは近所の中学校で卒業式のようだった。式を終え花を手にして帰宅している学生を目撃した。なんだかグッときた。 学生時代を終えると、こういう出会いと別れが一気に訪れる時期

          ラブレター

          妻と初めてコンタクトを取ったのはミクシィだ。今では廃れてしまったが、当時は若者たちのコミュニケーションツールとして盛り上がっていた。招待制だったのもすごく良かったし、コミュニティというのもあって、同じ趣味の人同士が出会いやすかったのも良かったと思う。全盛期は2007から10年くらいなのかな?懐かしい日々である。 2006年に大学を卒業し、夜勤のコンビニのバイトをしていた07年の夏頃のことだ。マイミク申請が知らない女性から来た。これが後の妻だ。もともと東京に住んでいる人で、大

          コスパわるしくん

          唐突に言うがアルバイトが決まった。週3でスーパーで品出しの仕事だ。社会復帰の足がかりである。期待しすぎても、ダメなときはダメなんで期待せずに、「無」で行こうと思う。 派手めに染めた髪の毛は、アルバイト先に面接の段階でNGと言われた。そのため金髪も黒染めしたが、時間が経ったら中途半端な茶髪になってしまった。対応策で12ミリの坊主にして、脱色した部分は全て剃った。今はただの坊主である。髪の毛はストレスなので、やはり清々しい気分だ。坊主の方が解脱できる気がする。 まあそんなこん

          コスパわるしくん

          我が子

          [遊び] もうご存知かと思うが、僕には娘がいる。ほぼ生活の中心には娘がいて、毎日バタバタ生活している。僕も一応というか、がっつりパパをしているのだ。いくつか娘と僕との遊びもあったりする。 僕が娘を肩車して「ラッセラーラッセラッ」と言いながら、僕がおみこしみたいに動く、娘曰く「ラッセラ」と呼ばれるもの。 僕がドラえもんの歌を歌いながら、途中でいないいないばあを入れる、娘曰く「こんなこといいなのいないいないばあ」と呼ばれるもの。 保育園の帰りしな、坂を下るところがあるので

          散歩

          僕はそういえば、やたら散歩(自転車での徘徊も含め)をしていたなと思った。学生時代のほとんどを散歩に費やしている気がする。なぜしていたのか?簡単な理由だ。暇だったからだ。 恋人などいない。将来も不安。金もない。心の中では狂気くんが笑っていた。必要な自己との対話であった。地元の田園風景はゆっくりと、特段変化もなく、そのままいてくれたのが救いでもあった。 恋人ができその後結婚し、子育てや老後を過ごす妄想や、バンドで人気者になり、酒や精神病などで堕ちていくまでの妄想、いろいろした

          愛猫

          僕の家にはかわいいメス猫がいる。白が多めの三毛だ。名前は「眠眠(ミンミン)」だ。ずっと寝ているからだ。僕たちは彼女をミンちゃんと呼んでいる。何歳かは不明だ。江戸川区で保護されたらしい。シティガールだ。 5年前、動物の保護団体から譲渡してもらった。僕は彼女を写真を見た段階で「この娘だ!!」となった。子猫でもないし、ずっと風邪(猫は風邪が治らないらしい)で目やにもひどいし、一般的な基準でいうとあまりかわいくないのかもしれない。でもかわいい。不思議な魅力がある。 あと、そんなに

          金髪

          憑き物「ぐへへ。暗い気持ちになって、気分転換できずに線路に飛び込んで死ねい。そういう気持ちで四六時中いやがれ。俺はずっとお前のすぐ側にいるからな。げへへへへ。」 なんだか嫌な感じがずっと続いていた。こういう憑き物がいた感じだった。気分転換しようと思った。今年入ってすぐのことだ。人生で初めて金髪にしたのだ。こんなことで何か変わるのかとも思うけれど、気持ちは明るくなった。 1月の7か8日くらいだと思う。なんだかしょぼくれていた僕に妻が「髪の毛を染めてみたら?」と勧めてきた。二

          人生

          [仕事] 僕のアルバイトのデビューは遅い。正社員にはまだなったことがない。生きるスピードが他の同年代の人とは10年くらい遅れている気がする。 生まれて初めて働いたのは、大学一年の頃のはずだ。日雇いの派遣のアルバイトだったと思う。軽作業で京都市内ということだけははじめに知らされていた。阪急桂駅の駅前に集合し、何も説明されずそのまま車に乗れと指示された。(電波少年みたいだった) そして山の上にある倉庫に連れていかれ、そこで延々と内職みたいな仕事をして5000円くらいもらった

          引越し

          引っ越しを考えている。明らかに部屋が狭い。あと、物件の立地が駅前で飲屋街なので、深夜も明るくて酔っ払いのケンカもありうるさい。 そんな中、くたびれた顔した30代半ばの夫婦2人と、ドタバタして、恐竜みたいな声を出す2歳の娘1人、年齢不詳でいつもゴロゴロしてているメス猫1匹で構成される僕たち一家は、1DKの部屋で生活を続けている。 子育てには部屋が狭いこと自体は別に悪くないのかもしれない。触れ合う機会もその分多いし、娘との時間もプラスで取れているのではないかと思う。周りがうる

          娘が生まれた

          2017年7月15日9時22分、東京、四谷三丁目の病院で、2220グラムの小さい身体で娘は産まれた。澄んだ青空が広がっていて、気持ちいい日だった。 産まれる前日の夜は金曜日で、土日休みのサラリーマンの僕は、翌日が休みだということもあり、遅くまで飲みに行っていた。そのため帰ってきたのが夜の12時過ぎだった。部屋は暗くて妻はベッドの中。僕は気楽に風呂に入るか、もう寝るのか考えていた。その時妻が「お腹痛いかも」と急に言い出した。陣痛だと思って病院に行っても、それでなければ追い返さ

          娘が生まれた

          梅雨

          梅雨の時期が最近終わった。今の逃げ場のない暑さもたいがいだが、嫌な時期だった。しんどいし、頭も痛いし、体もだるくなりやる気がなくなる。ボーっとしていたいが、毎日慌ただしいので、全然余裕はない。 大阪市の住吉区(住吉大社や長居競技場などがある)というところで、大学卒業後は8年間くらいフリーターをしていた。バンドをガッツリするためだったが、マイペースなので時間は沢山あった。家で映画を見たり、CDを聴いたりするだけの一日もあったが、今はない。 その時の休みの日の流れは、コンビニ