先日クルマのディーラーに行ったとき、店舗裏に見慣れぬ鉄塔を発見。
アンテナっぽい。
店舗内に入り営業担当と話をすると、

『１，２年くらい前からですかね。5Gかもしれませんね。』

とのこと。

『こんな辺鄙なところに5Gがあってたまるかよ。』

と思いつつ、そういや対応エリアって今どうなってんだろうなという疑問を残し、用を済ませ帰宅。

帰宅後、ディーラー裏のアンテナをネットで調べ、5Gと無関係な謎アンテナだと知る。
ついでに5Gについて色々と調べたので、記事でまとめておく。

今回の記事は5Gの対応エリアに関する内容です。
（あまり結論とかはありません。）

◆5Gについて

5Gは今現在、ざっくり分けて『ミリ波5G』と『その他5G（sub6とか）』にわけられ、いわゆる『ガチの5G』は『ミリ波』のようである。

仕組みについて私はあまり詳しくないが、簡単に調べた限りでは『その他5G』では『ミリ波』ほど通信速度が出ない。

『ミリ波』はカバーできる範囲が狭いため、大量にアンテナを設置する必要がある。

各キャリアのサイトで『5G対応エリア』について調べると広範囲が5Gエリアになってたりするが、実は『ミリ波』の対応エリアはまだかなり少ない。

私の住む埼玉県川越市はそれなりに栄えているが、それでも『ミリ波』は２箇所のようだ。（ドコモの場合です。）
ほぼ無いに等しい。

『やはり埼玉県民は虐げられているのか。。草でも食うか。』とか思いながら東京都を見ると、結構『ミリ波』が設置されていた。

◆東京都の5Gエリア

以下に連続してドコモ、au、ソフトバンクの順で5G対応エリアを示す。
それぞれ地図の中心あたりに『国会議事堂』を配置した。縮尺は多少異なるので注意。

濃い赤がいわゆる『その他5G』だが、着目したいのはピンポイントで設置されている『ミリ波5G』。

◆所感

やっぱ東京は多いですなあ。
そして、なんとなくauのミリ波がかなり多い印象。
全体的に山手線沿線に多く設置してんのかね、という感じもある。

しかし、私のような虐げられた埼玉県民なら以下のことにも気付くのだ。

・金持ち居住区、5G弱くない？
・ソフトバンク、国会議事堂をピンポイントで5Gから除外してない？

皇居はともかく、なんか優遇されてそうな国会議事堂とかガチの金持ちが住んでそうな麻布、広尾あたりで5Gが弱いっぽい。

これは埼玉県民バイアスなのだろうか。
金持ちとか権力者が優遇されていないのが怪しく見えるのだ。

まあ今現在、なんとなくそこまでの偏りは無いように見えるが、今後注意してみたほうが良いかもしれない。

◆でもなんか怪しくない？

もともとの5G利用として『遠隔医療』とか『IoT』なんて目にしていた。
そういう意味で、病院、大学、工場等で優先して『ミリ波』が設置されてるのかと思いきや、マップで確認した限りそうでもなさそうだ。

そして、全国の信号機を利用し5Gネットワークを構築する方向でも動いているようである。2025年を目処に全国で。

ドライブ中でも高画質の動画を見れるようにしてくれるのか！すごい！

◆おわりに

個人的に5Gはいらない。

周りの人に聞いても出先でわざわざ高速データ通信がしたいという人はいない。動画なんて自宅でwifiが使えりゃ十分だし、スマホは4Gでも問題無い。
なんならガラケーでもいい。

陰謀論的な文脈で考えると『監視カメラ』が関係するのだろうか。

様々な場所に容易にカメラを設置でき、高精度なデータ送信が行えるようになる。

よく映画なんかで個人の特定にあらゆる所の監視カメラデータが用いられているが、それを目指しているということか。
それなら信号機に5Gというのも理解できる。

まあ陰謀論は抜きにしても、5Gによる健康被害の可能性なんて考えると、なおさらそんなことに金かけてる場合じゃないと思うんですけどね。

何がしたいのでしょうか。本当に。
困ったものです。