お茶が10秒以内に新型コロナウイルスを99.9%減少させることが研究により判明。
新型コロナに対するお茶(緑茶、紅茶等)の効果は結構前から言われていたと思います。
これまでなんとなくその効果は曖昧な印象でしたが、具体的な接触時間と減少率まで示された関連記事を見かけましたので今回取り上げておきます。
といっても、これまで同様『まだいろいろと研究が必要』という感じみたい。もう2024年なんですけどね…。
◆記事紹介
Medical Xpress というサイトの記事から一部引用します。リンクは以下。
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研究の論文は以下です。
(無料だとAbstractのみ)
◆所感
これまでの研究もそうだったと思いますが『ある条件によっては効果がある』ということで、じゃあ実際に普段の生活でどのような運用をすれば良いのかというのは不明。研究の条件と実環境は大きく異なると思いますので、示された数値はあまりあてにならない気がします。
一般人が知りたいのは『お~いお茶』『午後の紅茶』を何秒口に含めば効くのか?とかだったりしますが、当然わかりません。
ただ、個人的にこの手の研究は結構重要だと思っていて、感染者の治療というよりは感染リスク軽減に使えるんじゃないかと期待してたりします。
まあつまり『一時的でも口内のウイルス量を激減させるなら使いどころはあるんじゃね?』ということ。排出するエアロゾルのウイルス濃度を下げるかもしれないので。
◇◇◇
たとえば、会食前とか各種式典とか合唱祭とか。感染リスクの高いとき事前に誰でも手軽に出来る方法があれば結構メリットは大きいように思います。自分が感染しているかもしれないという前提で。
コロナ初期に話題になったイソジンはちょっと難易度高いですが『お茶を10秒口に含む』くらいならハードルは低い気がします。まあ効果とその集団でのリスク認識によりますけど。
理想的にはフリスク的なタブレットで『それを舐めてる間は99.9%減少、舐め終わってから90%以上の減少効果が2時間持続』みたいなのがあると便利。どっか作ってくれないですかね。
◆おわりに
引用した記事では『単独の治療法としてお茶を勧めるつもりはない』と書いていますが、療養中の飲料を濃いめのお茶に切り替えることで良いことがあるかもしれません。口腔環境って結構大事だと思うので。
ただ、ウイルス99.9%減ほどの効果だとすると、他(常在細菌)への影響はどうなのかとか気になります。お茶くらいなら大丈夫な気がしますけどね。
ちなみに私は『お~いお茶 濃い茶』『伊右衛門 濃い味』『午後の紅茶 おいしい無糖』を消費しつつローリングストックしています。ここ4年くらいコロナどころかマトモに風邪ひいてないですが、マスクをガチでしちゃってるしニゲラ・サティバなんかも飲んでるので一体何の効果やらわかりません。
ということで、やるとしたら自己責任でお願いしまーす。
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