最近話題の『PFAS』と『安全な水』について
ちょっと前から『PFAS(ピーファス)』と呼ばれる化学物質が話題になっています。ニュース等で既にご存知の方が多いかもしれません。
ニュースでは地域的な偏り(沖縄、多摩地方)がありそうな印象でしたが、発生源や摂取経路は特定されていません。
どこに住んでいても飲料水の安全性に気をつけて損はないかと思います。
今回の記事ではそのあたりをまとめてみます。
◆PFAS(ピーファス)について
『PFAS』についての参考情報を以下に引用します。
◆PFASの検出相次ぐ 米軍基地周辺や都内各地など
最近のニュースについては以下。
『NHK NEWS WEB』から関連情報を抜粋します。
◆所感
NHKの記事で『アメリカ軍基地周辺』と書かれているあたり、そのような方向性での影響が了承されているものかと思います。
なお、日本国内のみではなく世界的にも『PFAS』への懸念は強いようで、今月のニュースでもEUでの規制強化の動きが見られました。
私の認識では、フッ素系原料(蛍石)の世界的シェアは中国が強く、ある意味、中国依存からの脱却を前提とした規制強化と見えなくもないです。
しかし、フッ素系素材のユニークな特性は代替品が無いかもしれず、強い規制は産業全体、つまり私たちの生活に大きく影響を及ぼすものになるかもしれません。
『PFAS』自体が体に良いものとは思えませんが、なんとなく胡散臭い流れを感じないでもないです。
とはいえ、楽に避けられるなら避けるに越したことはないでしょう。
◆安全な水について
ということで、飲料水において『PFAS』を避ける(減らす)ことが出来るのか。調べたところ、以下の3つに可能性がありそうです。
蒸留水
家庭用浄水器(ULeAU/ウルオ)
RO(逆浸透膜)浄水器
個々に簡単に説明します。
◆蒸留水
いわゆる『蒸留水器』により蒸留水を作ります。
こんなやつ。
作られた水の安全性は最も高そうですが、スペースが必要なことと時間がかかることがネックです。
私は『楽が出来なきゃ続かない』という駄目人間なのでスルーしました。
◆家庭用浄水器(ULeAU/ウルオ)
世の中様々な家庭用浄水器がありますが『PFAS』への効果について謳われたものは私が探した限り『ウルオ』のみでした。
こんなやつ。
これはかなり良さそうなんですが、容量が少ない(1L)というのがネックになりました。料理用なども含めると1日2.5Lくらいは使いたい。
運用次第では問題なさそうな気がしましたがスルーしました。
◆RO(逆浸透膜)浄水器
濾過系浄水器の原理としては『RO(逆浸透膜)浄水器』が最強っぽいです。とはいえ、規模は家庭で使えるようなものではなく業務用。
いわゆる『スーパーの水サービス』はこの方式を採用したものの可能性があり、私の近所のスーパーはこれでした。
ということで、私はこれを利用しています。
デメリットは以下ですかね。
ちゃんとメンテナンスされているのか怪しい。
運用時に雑菌混入などのリスクがある。
面倒くさい。
私はスーパーが徒歩5分以内にあるので手間ではないですが、人によってはかなりの手間でしょう。その他のデメリットは許容してます。
◆おわりに
ということで、気になる方はご自身の利用方法を考慮のうえ、色々と調べてみてはいかがでしょうか。
今回、ウォーターサーバーや市販のペットボトル水は対象外にしましたので、そういうので良いやつがあるかもしれません。
もしこの記事を読んだ方で詳しい人がいましたら、良いやつを教えて下さい!お願いしまーす!
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