職場でフェムテックアイテムの取り扱いがスタートしました。

取り扱いが始まる前から
興味はあり、自分でも調べていたので
デリケートゾーンのケアの大切さや
日本がどれだけ遅れているのかと言うのはなんとなく知っていたのですが

取り扱いが始まったことで、お客様との会話でこういうお話をするようになり
改めて、日本人女性の意識の低さに気付かされました。

興味はあるけれど、友達とこんな話しないとか
誰に聞いたらいいのかわからないとか
まだまだ会話にするのはタブーな印象。

普段カウンセリングをしていても
生理のお悩みがある方はとても多いです。

でも解決しようとしていない印象がとてもありました。

PMS、生理痛、生理不順。
「あるのが当たり前」と言う空気感

確かにホルモンバランスの流れで
女性は1ヶ月のうちに1週間しか元気な時がないとも言われています。
（なんじゃそら。女性って大変）

でも、使用するアイテムを変えてみたり
日頃からしっかりケアをしていくことで、改善していくことも可能なんです。

色々お話したいことはあるけれど
今回はようやく使ってみた「月経カップ」の事についてお話したいと思います。

去年から吸水ショーツは使用していたのですが
月経カップは少し抵抗があって（なんか怖いなーと思っていて）
興味はあったのですが始めるには至らず・・・

そんな時に職場での取り扱いがスタートして
販売するからには使ってみないとなーと思ったのが使用し始めた理由でした。

使用したのは「フルムーンガール」のレギュラーサイズ
（スモール・レギュラー・ラージとありました）

使用した感想

最初はとにかく入れるのも出すのも難しい！
もう諦めようかと思ったぐらい　笑

色々調べてみて折り畳み方、挿入の仕方を見ながら
苦戦しつつもとりあえず入ったので、その状態で1日過ごしてみました（継続時間は最大で12時間とのこと）

初めてだったので、漏れることを想定して吸水ショーツを履いておきました。

1日経ってみて・・・

とにかく楽！
経血が流れ出てこないってこんなに快適なんだと思いました。

吸水ショーツでも楽だなと思ってたんですが、量が多い日はやっぱり少し
湿った感じが残ることも。

それに流れ出る感じ（女性ならわかるよね？ツーッとつたってきたり、どっと出る時があったり）はあるんですよね。

それでもナプキンに比べると全然快適やなーと思っていたんですが

その吸水ショーツのデメリットを見事に解消してくれるのが
月経カップでした。

自分が今日生理だって事を忘れるぐらい。
ナプキンを変える手間も
ショーツの湿ってしまう感じも
流れ出てくる感じも

なーんにもない。

えっ？めっちゃいいやんってなった。

めっちゃいいやん！ってなったのも束の間

お風呂場でいざ取り出そうと試みた時・・・

「月経カップ・・・どこ？！」となりました　笑

自分が思っている以上に奥にいた笑
取り出すのにも少しコツがいるみたいで
少し腹圧をかける（いきむと言った方がわかりやすいかな？）と下に降りてきてくれます。

少し降りてきたら指を引っ掛けるリングがついているので
それを引っ張ってみたんですが、痛い・・・そして出てこない。
後から知ったのですが、リングを引っ張るというよりは
カップの下の方を摘んで膣壁へのくっつきを弱めてあげると
取り出しやすかったみたいです。

タンポンの感覚でさっと引っ張り出そうと思ったら
痛くてだめでした。

この取り出す工程が、個人的には入れるよりも大変で
これをするんか〜と思うとちょっと断念しそうになりました。

でもまだ初日で、きっと回数をこなせば慣れるだろうと思い
毎日頑張って使ってみると、やっぱりコツを掴めるようになってきました♪

ちょっと難しいけれど、あの楽さを知ってしまったら
もう戻れない！と思えるぐらい
使用し始めてよかったなと思います。

吸水ショーツと合わせて使うことで
生理用ナプキンを一枚も使用せず生理期間を過ごす事ができました。

もう買わんでいいやん。

生理用ナプキンって一応プラスチックが使用されているし
経血を固める吸水ポリマーは保冷剤のような成分。
それを1週間ずっと使用していると体を冷やす原因にもなります

それが生理痛を引き起こしたり、かぶれてしまう原因になったり。
生理の時の不快感を引き起こしてしまう。

生理痛がひどい方は生理用品を変えるだけでも改善される場合もあります。
（全てではないと思いますが）

ゴミも出ない。体にも優しい。
これって最高に良くないか？

もちろん、月経カップが合わない方もいると思うので
全員にお薦めします！とは言いません。

でも生理の期間を見直す事は自分を大切にすることに繋がると思うんです。

ちょっと始めるのに勇気がいる月経カップ
興味がある人はぜひ試してみてほしいなと思います。