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八戸学院光星 VS 関東一 開幕戦の激闘を振り返ります LEO主催アマチュア会議(3月4週目)

お疲れ様ですm(_ _)m LEOと申します。

センバツ大会が今週から開幕し、慌ただしく試合を追っております。
そのなかで開幕戦、
八戸学院光星 VS 関東一
の試合が個人的には今大会を象徴するような試合になる予感がしたので記事に書かせていただこうと思いました。

試合展開はいろんな所でメディアに出ていますので、私は個々の目立った選手に感じたことをお伝えし最後に試合の総括を話していこうと思います。

◇目立った選手に持った感想

・洗平 比呂投手(八戸学院光星)
球場表示では最速142㎞を計測。プロのスカウトのガンでは最速146㎞を計測しており、140㎞台をコンスタントに計測していたそうです。緩いカーブでカウントを稼ぎ、右打者には冬に習得したチェンジアップを投げていました。カウント球の変化球には苦労しなかったですが、決め球の変化球に困っている印象を受けました。クイックは1.2秒前後(自分計り)と高校生の中では早い方です。明らかなワンバンボールを投げた時に捕手に対して帽子を取って謝っていたのを見た時に「優しい性格なのかな」とホッコリしました。

・砂子田 陽士選手(八戸学院光星)
打席に立った時の雰囲気が良いのを感じました。第一印象から良い打者なんだなと。3打席目は肩口から入ってくるボールを押し込んでセンター前ヒット。4打席目はライトライナーと足腰の粘りがある印象を受けました。

・岡本 琉奨投手(八戸学院光星)
球場表示では最速140㎞を計測。フォームはショートアームが特徴的な投手です。踏み出した足を滑らせることが多くあり、11回は制球が乱れワイルドピッチで1点を失いましたが、タイブレークの2回を1失点でまとめ勝利に貢献しました。

・高橋 徹平選手(関東一)
新基準バットになり上手くミートしないと強い打球がいかないためスラッガータイプのバッターにもこれまで以上に芯に当てるミート力が必要になると感じました。
変化球になかなかタイミングが合わない打席が多い印象を受けました。

・坂井 遼投手(関東一)
神宮大会では背番号1でしたが、今大会は背番号10で挑みました。球場表示では最速146㎞を計測しており、低めの真っ直ぐがいくとボールが垂れなかったのが印象的でした。
カウント球のスライダーは少し高い印象がありました。

・熊谷 俊之助選手(関東一)
捕手として周りが良く見えている印象でした。坂井投手がテンポ良くなってくると早く返球をして投手を後押ししたりと献身的なプレーが光りました。

◇試合の総括

新基準バットの影響力がわかった試合になりました。四死球で試合展開がガラッと変わるため、今大会は速いボールを投げる投手よりもストライクゾーンに投げて打たせて取る投手が活躍するのではと感じました。
新基準バットで強い打球を飛ばそうという気持ちが強いのか、両チームとも体の開きが早くファールになるケースが多くありました。
この試合では17本のヒットのうち打者が引っ張ったヒットは2本しかありませんでした。
打力のあるチームは引っ張った打球が多くなるのではという考察が立ったので今大会、注目してみようと感じました。


今大会の投手と野手どちらの傾向も読み取れる試合になったと感じたので記事にさせていただきました。
今大会を見る上で少しでも参考になれば幸いです。
ではでは(*´∇`)ノシ

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