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勢い上昇中のアイドルユニット「高嶺のなでしこ」に心を打たれたお話

今回の記事は、僕が最近好きなモノ・コトについて語る記事です。

僕はもともと音楽やエンタメにかなり疎いのですが、そんな僕が最近ふとしたきっかけで目にして、一気に魅了されてしまったアイドルユニットについて紹介します。

HoneyWorksサウンドプロデュースアイドル「高嶺のなでしこ」

「高嶺のなでしこ」(通称、たかねこ)は、2022年8月に結成された10人組の女性アイドルグループです。つい先月に1周年記念公演を終えて、今年2023年冬にはメジャーデビューが決定しています。

アイドルファンの間では、惜しまれながらも解散したアイドルグループ「ラストアイドル」に在籍していた3名が所属してることでも話題になっているようですね。

高嶺のなでしこのサウンドプロデュースとして、クリエイターユニットの「HoneyWorks」がついており、幅広いジャンルでストーリー性の強い楽曲を展開しているのが特徴です。

興味を持った経緯

中毒性の高い「可愛くてごめん」

僕が突然このアイドルに興味を持つことになった経緯をお話しします。

出会いは1ヶ月ほど前、YouTubeで流れてくるものをぼーっと眺めていた時に、ふと「可愛くてごめん」のパロディ動画が流れてきました。この曲は昨年TikTokを中心にバズった曲なのですが、僕は本当に流行りに疎く、今回初めて耳にしたんです。

なんとなく頭に残るので気になって調べてみると、この曲がHoneyWorksの楽曲で、それをカバーしているMVがあることを知ります。ここで、高嶺のなでしこの存在を知ることになりました。最初に動画を見たときは、あまりにキラキラした雰囲気に、なんとも言えない気恥ずかしさを感じたものです。

動画を見ていると「可愛らしさ」「あざとさ」が前面に出ていて、一見すると上から目線のプライド高めな女の子を想起してしまいます。

ですがその裏側には「周囲の視線に負けずに自身の好きなことを貫き通そうとしている」力強い姿勢が、シンプルだけどトゲのあるフレーズで繰り返し語られています

一目惚れから「推し」へ

HoneyWorks公式のアニメーションもストーリー性があり面白いですが、高嶺のなでしこがカバーしたMVもなかなか破壊力があります。気恥ずかしくてあまり直視できないけど気になって横目で見てしまう、そんな青春時代の「一目惚れ」のような、懐かしい感覚を抱きました。

そこからはYouTubeで公開されている音楽を一通り辿り、オーディションからデビューまでの様子を映したドキュメンタリーを追っかけ、メンバーが個々でやっている配信やラジオ番組を聞いたりしているうちにメンバー10人の顔と名前も覚え、とうとうライブの配信チケットを購入、そして人生初の公式ファンクラブにも入るという体験をします。

はい、すっかり「推し」になってしまったんです。出会ってから一ヶ月足らずで完全に心を奪われてしまいました。

魅力的なポイント

どうしてこんなにも興味を惹かれるのか。おそらくこのようなところを魅力に感じているからだと思います。

可愛らしさとカッコ良さのギャップ

先ほど「一目惚れ」と表現したように、僕が直感的に惹かれたのがこのギャップです。

高嶺のなでしこのMVやダンスパフォーマンスムービーは、歌割りも含めてメンバー一人ひとりの個性的な可愛らしさが際立っている、と感じます。

それでいて可愛さだけでなく、彼女たち自身が非常にカッコ良く見えるんですよね。「強く生きる裏にある乙女心」「弱さを抱えながらも自分の好きなことを貫く力強さ」が存分に表現されているように思います。

ここで、「高嶺のなでしこ」というグループ名も上手いなと思ってしまいます。ちょっと手が届かない高嶺の花をイメージする一方で、略称が「たかねこ」という愛嬌のある呼び名なのがなかなかキャッチーですよね。

「高嶺」のように手に入れることのできない
多くの人から憧れられる、「大和“撫子“」のように
日本女性の清楚な美しさとかわいらしさを持った、
誇り高きアイドルグループになってほしい
という願いを込めて名付けていただきました✿

公式ページ「グループ名の由来について」より引用

HoneyWorksが作る世界観とのマッチ

HoneyWorksの楽曲の大きな特徴として、曲や楽曲シリーズの後ろに独自の世界観が広がっていること、があると思います。

これは個人的な嗜好の話になってしまいますが、僕がこれまでハマってきた数少ないものとして、音楽ではSoundHorizon、お笑いではラーメンズのコントのような、世界観が創られた作品に強く惹かれる傾向にあります。

HoneyWorks作品は曲調が可愛らしいものから力強くカッコいいもの、甘酸っぱい青春ものからコメディタッチのものまで幅広いのですが、そこにはひとつの世界感が構築されています。その世界の中で奔走し成長するキャラクター達がいて、魅力的なストーリーが創られているんだなと感じます。

高嶺のなでしこのメンバーの皆さんはとても表現力が高く、この世界観とキャラクターを捉えて上手く表現してくれているように見ていて感じます。

生き生きとしたメンバーの個性

そうやって楽曲の世界観に浸っているうちに、次第にメンバー一人ひとりの個性も見えてきます。最初に挙げた「可愛らしさとカッコ良さのギャップ」にも繋がってきますが、皆さん芯がはっきりしていてそのキャラクター性がまた見ていて楽しい。

この個性ってどこから出てくるんだろうと考えてみると、おそらく夢や好きなことにひたむきに努力する姿勢、自分を偽らずにありのままを自己表現する姿勢にあるのかなと、僕は思いました。

これはもちろん、彼女たちの魅力と努力によるところが大きいと思います。一方で、楽曲の力も少なくないと感じるんです。もともとオーディション段階からHoneyWorksがサウンドプロデュースを担当しているということで、そこに飛び込んだ彼女たちが、今は心から好きな音楽に携われていることが想像できます。

好きなものをステージで披露できるって、本人たちにとってとてもモチベーションが高まることだと思うんです。そういった環境も、彼女たちが生き生きと頑張ることを後押ししているのかなと思います。

オススメ動画

最後に、初めての方にもオススメしたいMVやダンスパフォーマンス動画を3つだけ紹介します。

アンチファン

高嶺のなでしこのデビュー曲で、オーディションの課題にもなっていた曲のひとつ。ダークな雰囲気の曲調の中に、周囲の評価にさらされる現代の葛藤を乗り越えて生きていく想い力強く歌われています。

僕は君になれない

次に挙げる曲は、客席から憧れて見ている過去の彼女たちと、アイドルとしてステージに立つ今の彼女たちとの対比が描かれた曲。今まさに夢に向かって邁進している彼女たちが、次の世代の夢を後押ししてくれるような素直なメッセージに勇気づけられます。

ヒロインは平均以下。

最後に、コメディタッチが楽しいHoneyWorksのカバー曲。メンバーの皆がアニメの世界から飛び出してきた感じで、個々の表情やキャラクター性が際立っていて個人的に一番好きな動画です。

おわりに

さて、今回は僕が最近グッと惹かれてしまった推しのアイドルについて、ひたすら語るだけの記事となりました。だいぶ、熱がこもってしまいましたね。

長らく忘れていた青春の感覚を思い出し、少しノスタルジックながらもワクワクするような気持ちになれました。

映像やライブを追いかけてみると、きっと彼女たちの魅力が存分に楽しめると思います。そしてその背景にはおそらく、オーディション企画の段階から周囲の強力なサポート体制があり、関係者の皆さん全体で一つの素敵なチームが作られているのだと見て取れます。そのあたりも安心して応援ができますね。

今後のメジャーデビューも控えており、彼女たちの活躍を追いかけるのがとても楽しみです。

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